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エスター ファースト・キル この子は昔から変だが、親はもっと変だった!

あらすじ

2007年、アメリカで暮らすオルブライト家は、4年前に6歳で行方不明となった愛娘エスターの失踪事件に今なお心を痛めていた。
そんなある日、エスターが保護されたという思いがけない知らせが夫妻に届く。
この奇跡のような出来事を手放しで喜ぶ一家。
驚くほど成長したエスター(イザベル・ファーマン)は聡明な上、才能も豊かで、画家の父親に昔以上にべったりだった。
また、あの幸せな時が帰ってくると思っていたが……。
2009年の公開以降、カルト的な人気を誇るホラー「エスター」の前日譚で、恐るべきサイコパス少女、エスターの誕生秘話を描く。

感想など

今回は、サイコパス少女(?)エスターが、どのように娘が事故死したコールマン家に養子縁組されたかの過去が描かれるが、ロリコンの看護師や芸術療法士のアナを利用しエストニアの施設から脱出したリーナが失踪した娘を物色してエスターになりすましアメリカのオルブライト家に入り込む前半から中盤は前作を凝縮したようなエスターもといリーナの狡猾さ冷酷さが描かれるが、リーナが入り込むオルブライト家に隠されたドス黒い秘密が明らかになってリーナとエスターの母トリシアと兄ガナーが利害が一致してエスターの父アレンやカウンセラーや警察を騙しつつ家族ごっこを続けつつお互いに背中を狙い合うサイコパス同士のバトルが描かれる中盤からは悪同士の駆け引きが描かれていて、異形であるがゆえに女として満たされない人間としての哀しみを含めてエスターもといリーナを演じたイザベル・ファーマンの演技も良かったけどエスターもといリーナを上回る家族を守るため手段を選ばないサイコ母トリシアを演じたジュリア・スタイルズの巧みな二面性を演じる演技に惹き込まれて、エスターがお気に入りの曲などの由来がわかる意味でも前作のファンは必見のサイコサスペンス映画。
「子供が死ぬより辛いのは、子供がいなくなることよ」
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