柴田 睦月

企業法務(海外モノ多め)をメインフィールドにする弁護士。 MFA取得後、京都芸術大学大…

柴田 睦月

企業法務(海外モノ多め)をメインフィールドにする弁護士。 MFA取得後、京都芸術大学大学院早川ラボに研究員として在籍し、Design × Business × Justiceをテーマに活動中。 研究テーマは、「わかりやすい企業法務」。 音楽と旅行とおいしいものが好き。

最近の記事

Google Bardに法律相談してみた。

 こんにちは。  東京で弁護士をやっています。取扱案件のほとんどが、企業法務案件でして、海外のクライアントや弁護士から相談を受けることも多くあります。  以前、ChatGPTが話題になった際に、法律相談をしてみたのですが、個人的はとてもワクワクしました。  この数日は、いろいろなAIが爆速で展開されている印象ですが、日本でもBardが使えるようになったと聞いたので、早速使ってみました。 登録して、いざスタート!  すでに、様々なウェブ記事やブログや動画投稿などで紹介さ

    • アジャイル開発をサポートするための法務部門のマインドセット

       こんにちは。  ここ数年、日常的にも、「DX」や、「SaaS」「MaaS」という言葉が聞かれるようになり、そうしたサービスが身近になったり、最近ではChatGPT等のツールも話題になっています。  私は、東京で弁護士をやっており、取り扱う案件のほとんどが、国内外の企業法務案件ですが、こうした話題にやや先行して、ソフトウェア開発等に関する相談もよく目につくようになりました。  私自身は、かつて担当した案件をきっかけに、情報処理学会のワーキンググループに参加し、開発手法毎

      • ChatGPTに法律相談してみた vol.2

        こんにちは。 この前ChatGPTに相談してみた時のことを書いたら、思った以上にいろいろな方に読んでいただけて、とても嬉しかったです。 前回は、英語でのChatGPTに相談した結果についてあれこれ検討してみましたが、今回は日本語で相談をしてみました。 日本語で労務の法律相談をしてみた。 前回「What reason is required for a Japanese company to fire an employee?」という質問をしたので、比較の意味も込めて、

        • ChatGPTに法律相談してみた。

          こんにちは。 東京で弁護士をやっており、ほとんどが企業法務案件を扱っていて、海外のクライアントや弁護士から相談を受けることも多くあります。 Noteを使って情報発信してみようかなと思っていたところ、少し前からChatGPTが気になっていて、使ってみましたので、感想をまとめてみます。 どんな質問にしようかな? テーマは、 ・Japanese Employee Termination Reasons(日本で企業が従業員を解雇するためにはどのような理由が必要か) ・Law

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