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バースデイ切符を使って四国へ行った話。※アクシデントあり

どうもです。
実は私は6月が誕生月なので、JR四国が発売している「バースデイきっぷ」を使って6月に四国地方で撮影してきました。
先に言っておきます。今回けっこうなアクシデントがありました。鉄の人には痛さがわかってもらえると思います。

バースデイきっぷはフリーきっぷなんですが、誕生月にのみ買うことができて、通常の四国全体で使えるフリーきっぷよりも6000円以上安く回ることができるという破格の切符なんですね。詳しくはリンク先を参照ください。

まあそんなわけで、四国にも興味をひく車がたくさんいるんですね。個人的にはキハ185とかキハ32丸目とか2000系とか………そこらへん撮りたいよね〜とか思ってたので、今回は高松から乗り込んで徳島→愛媛という、今考えればちょっと非効率だったかもわからんね。

1日目 徳島

全部曇られたので無かったことにします。

なんかポカリっぽい写真

2日目徳島→愛媛
眠い目をこすりながら牟岐線の始発に乗り込む。
朝の徳島行き「むろと」を撮影。

曇られたので無かったことにします。

移動する列車ん中で撮影地決めればいいや…と思いながらとりあえず愛媛へ。
でも始発の時間に起きたため、眠気には逆らえず、ゆりかごのような心地よい揺れの振り子特急の中で眠ってしまう。

結局撮影地が決まらぬまま徳島→高松→多度津と乗り継ぎ愛媛に着いた。
でもとりあえず予讃線の方に行けば、特急は2000系だし、キハ32丸目もいるし、さらに奥まで行けばキハ0系(勝手に自分が呼んでるだけ)も…と思ったけど、いくらストリートビューを見ても撮れそうな場所が無い。光線状態もあんまり………悩みに悩んで2000系を撮ることに。

よくわかんないけど4灯で来てくれました

いや〜さすが振り子式車両、めっちゃ傾いて来るし、カーブでもものすごい速度でやってくるね。
実際に自分も特急宇和海に乗ったけど、ジェットコースターみたいな走り方しててすごく乗ってて興奮しました。四国2000系のファンが多い理由がちょっとわかった気がする。
とりあえず晴れカットを一枚撮れたので良かったけど、時期は6月。やっぱり暑さに負けて撤収……。

この日泊まるのは松山市内。松山市内といえば……そう。

路面電車があるッ!!!

ちょっとホテルで一休みして路面電車にスイッチしようということになりました。

伊予鉄道市内線。塗装が残念賞……。

かつて私はPCゲーム・電車でGO!旅情編をやりこんでいたので伊予鉄道の存在自体は幼少期から知っていました。
ただ、私が知っている伊予鉄道はクリームとオレンジと黄色の塗装なんだよなあ…なんでも伊予鉄道はここ数年の間に全部オレンジ一色にしてしまったんだとか。もったいないねえ…。

路面電車の撮影自体は函館で慣れていたので、土地勘はありませんでしたが楽しくこなせました。
ただ、伊予鉄電車、なかなか奥が深いものだとわかりました。

私が行ったときはまだ愛媛は疫病関連の宣言が出ていなかったためか、21時以降でもちらほらお店がやっていました。遅い時間にご飯が食べられるのがこんなにありがたいことだったとは……。

遠い場所の最終マークを見るのがなかなか好き。

…………しかしこのとき、翌日に予期せぬアクシデントが起こるとは思いもしなかった………。




3日目 愛媛→香川
疲れが蓄積していたためギリギリまで寝ていた。

荷物を軽くして、丸めて突っ込んでいた街歩き用のカバンで松山市内で路面電車を撮り歩く。

電車でGO!で見たやつだ!!

伊予鉄道市内線は路面電車だけでなくて実は専用軌道も存在する。宮田町〜本町六丁目〜平和通一丁目の区間はまさに箱庭のようで、建物の路地裏の小さなスペースを路面電車が駆け抜けて行く。
このへんを掘り下げて撮りに来るのもいいかもね、まだ今度来たときにでも。

さあ撮影もそこそこ出来たし、時間ももうそろそろだ。ホテルで荷物を受け取って、JR松山駅へ。
今日はなんと言っても高松から寝台特急・サンライズ瀬戸に乗るんだ…!

サンライズが出る1〜2時間前に高松入りしようと少し早めの特急しおかぜに乗ろうと駅に向かうと、なにやら駅がざわついている。

ふむ、折り返しの特急20分遅れか。飲み物でも買って並んでおこう。
すると駅の放送で続報が流れる

折り返し列車今治〜松山運休、
したがって今度の特急も同区間運休。

……え、まあいいや。
とりあえず向かい側の普通列車に慌てて乗り込む。

すると駅の放送がもう一報

今治〜松山で落下物のため運転見合わせ
運転再開見込み立たず。

そうこうしているうちに、ヘルメットを被った係の人が普通列車の運転士さんのところへ来て一言。

ウヤです!w

なんと普通列車も運休。やばいぞ。
でもまだ次の特急で行けばギリギリサンライズには間に合う……と思ったら。
次の放送でとどめを刺される。

次の特急高松行きも運休です。

まさに急転直下だ。
これは参った。どうしよう。
駅員さんに事情を説明すると”間に合うかどうかはわかりませんが高松まで高速バスがありますね…”と教えてくれた。

もうそれしかない。高松行き高速バスはサンライズ瀬戸発車15分前に到着するダイヤだ。
一筋の希望に賭けて高速バスの券売機に駆け込み爆速発券。

人身事故と落下物のダブルパンチでした

高速バス乗るの何年ぶりだろう……
通路側しか空いてなかったけど取れただけマシ。

頼むぞマジで、もうお前しかいないんだ…!
1羽のツバメに願いを託し、高松駅へ。

しかし松山市内をなかなか抜けられず、5分、10分、15分と遅れが発生。やはり道路事情は読めないものだね…。
デッドラインを越える20分遅れ。
最悪の展開を覚悟してホテルとか調べ始めたわけですよ。

てかサンライズに駆け込むなんて嫌だなあ、もっと余裕持ってお菓子とか飲み物とか買い込んでゆっくり乗りたいよ……。

で、結論を言うと、21:27に高松につきました。サンライズ瀬戸は21:26発。
そう。

「間に合いませんでした」

発車1分後着というのもなんか嫌味な結末だなあ…
と思いつつ、起こってしまったことは仕方ないので、みど窓で払い戻しをしてもらうことに。本来なら乗り遅れでは払い戻ししてもらえないが、今回は事情が事情なので、とりあえず駅員さんに事情を話すことに。

予讃線が死んでて高松にたどり着けなかったこと、なんとか苦肉の策として高速バスで迂回して、たった今到着したこと。

駅員さんから「もうじき出るマリンライナーに乗ってもらって、岡山から新幹線に乗れば姫路で追いつけるけどどうします?」とのこと。
ただもう私に残された体力もなく、サンライズの払い戻し&代わりの翌日の新幹線のお釣り(+じゃらんのポンタポイント)でホテルが工面出来そうだったので白旗を上げる旨を伝え、サンライズ瀬戸は払い戻し、高松で追加宿泊となりました。

しかし何もしないで終わるのも癪だな…
よし、うどん食べまくるか!!

というわけでうどん修行決行です。
翌日昼に高松を出るので目標3杯!!

ホテルにチェックインして片原町へ歩く。
1杯目!

かしわ天ぶっかけ

チョロいので割と満足して翌日へ。
も〜疲れきってたのでこの日もギリギリまで寝てました。

ことでんに乗車し2杯目へ…!!

あれ?

直系最高!w

これはうどんですか?🤪
もう一杯行こう!!

うどんといなりはセットで食えと聖書に書かれている。

満腹〜!

そんなわけで、マリンライナーで岡山へ出て新幹線で東京へ帰京しましたとさ。

やあ奇遇だね!w
昨日乗るはずだったサンライズくん!!

書くのめんどくさくなってきたので切り上げます。

おしまい。

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