転職活動を始めてみて(SIerからWeb系)
現在勤めている会社は7年になる。
もうすぐ8年か。
私の所属している会社はいわゆる外資ITコンサルと呼ばれているが、実際はSIerだ。
今まで私のエンジニアの職歴は
社内SE→SES→外資ITコンサル(現職)
というわけで、Web系、自社サービス企業に勤めたことはない。
転職活動を始めた理由
・顧客との会議が苦痛
・設計書を厳密に書くのが苦痛
・システム開発に関係ない作業が苦痛
・次の役職がマネージャーで金の管理とか人の管理とか増える
・てか要件定義とかより開発したい
上記はみんなSIer特有の文化というか業務というか。
というわけで、次の転職先のターゲットを自社サと絞ってみた。
書類選考落ちまくる
転職活動はGreenで行なっている。
以前はDodaやリクルートやビズリーチなど登録していたが、それよりも自社サービス企業の登録が多い気がしたからだ。
実際フィルターでひっかかってくる企業も狙い通りのことが多い。
というわけで、4社くらい自社サービス企業に適当に応募してみたのだが、全部書類選考で落ちた。
一応、IT業界経験は10年以上あるし、年収も1000万弱あるし、今の所属企業も社員数は数万人規模なので、それなりに自信もなくなはなかったのだが面接すらもいけなかった。
あれ、てか言い忘れてたけど、私が中卒だから?
まあ、一旦それは忘れることにする。
自社サービスエンジニアの技術力にコンプレックスがある
事実として、私の普段やってる業務は開発より、設計や要件定義など、ドキュメントを書いている時間のが多い。
毎日8時間コードを書いている人材とのこの毎日の積み重ねの差はでかい。
あと私は以下のことを仕事でやってきたりしたが、全部付け焼き刃だ。
・プログラミング言語
・Python
・Objective-C
・Typescript
・javascript
・C#
・AI
・画像分類(学習・推論)
・ChatGPT
・フロントエンド
・Angular
・React
・バックエンド
・Django
・Flask
・Node.js
・.NET MVC
・モバイルアプリ
・IOS
・Flutter
・Ionic
・クラウド
・Azure
・AWS
※いずれもサーバーレスとDBとWebAppホスト系の経験あり
・マネージメント
・開発リード
・技術リード
・オフショア開発リード
私の技術力は付け焼き刃だ
SIerというか弊社のプロジェクトは長くて半年〜1年程度
大体は3ヶ月程度だ。
毎回触る技術は新しいことばかり。
そして付け焼き刃で基礎を身につけず乗り越えて、また新しいプロジェクトで新しい技術をキャッチアップする。
短いプロジェクトの期間でバリューを出すには基本的に、基礎から技術をみっちり勉強する時間、向き合う時間は少ない。
それに加えて要件定義や設計のタスクも入る。
意思決定が遅い、企業間の隔たりがあるコミュニケーションもある。
自社サのエンジニアと技術力に差がつくのは当たり前だ。
では自社サに転職するにはどうするのか?
・Github、技術ブログを書く(やってない)
・付け焼き刃の技術でも採用してくれる企業を探す(年収は恐らく下がる)
自分に強みなんぞあるか?
ない。
出された思考問題を決められた期限で最小限の労力でこなすのを機械的にできることくらいしかない。
そもそも自社サのエンジニアに向いてるのか?
向いてないと思う。
興味本位でやってみたいだけ。
自発性は皆無だし、顧客が何の思惑でビジネスをしてるとかも興味がない。
つまりシステムを組む、課題をシステムで解決すること以外興味がない。
他人の領域のタスクに首をつっこんで助言する気概もあまりない。
人それぞれ責任の領域を厳密に守るでしょの精神。
(そのくせわからなかったらすぐ聞くけどね。。。)
というわけで
単純にSIerとの違いを実感してみたいがために自社サへの転職活動はゆるく続けようと思う。
向いてなかったらまた転職するだけ。
でも開発はやっぱり好き。
その思いだけは認識して前に進もうと思う。
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