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Noter support Anniversary, 4th entry,Mr.The pedestrianb used to be called light house

こんにちは!
いつもフォロースキありがとうございます!
4月の企画といたしましてNoter support Anniversaryを開催していました。
最後に参加いただいたnoterさんは歩行者bさんです!
ご参加ありがとうございます!

歩行者bさんの作品はこちらです!

弊記事の中からコンフェスコの記事全体に対する紹介記事を書いてくださいました! ありがとうございます!
 わたしの作品としては、noterの皆様から多くの反響を頂いたはじめて書いた、書いている小説でわたしもとても愛着を持っています。
 数人の方にはコメント等でお話していますが、次に触れる内容はすでに決まっています。 
 表現のイメージを自分なりにもっと鮮明にして、しっかりと気持ちの入ったものになるように準備しておりますので、もう少しお時間を頂きたいと思っています。

 洋の東西を問わず、表現の手法のひとつに見立てという方法があります。
 ポイントは、実際のそれとは異なるがそのように見ることもできるということです。
 茶道の世界では、この見立てがよく使われます。
 端的に言えば、客人に伝えたいことを伝えるために、その限られたひと時の中で、客人のわかりやすいような工夫を全体に施すということです。
 部屋を思い浮かべれば、家屋の造りやしつらえ、床の間の掛け軸、花、花を挿す器、障子の紙の色など工夫を凝らすことが出来る部分がたくさんあります。
 そして、部屋の外を思い浮かべれば、庭があり、庭にある木々や石、塀や堀、少し先の街並み、遠くに見える山や海、空。
 工夫を凝らす中で、特にどの部分を客人に見てほしいのかを考え、そこにどのような意味を持たせることが出来るかを考えます。
 例えば客人との間に、自由な空気を感じることが出来ると日々感じているなら、あえて庭に色々なものを置かずに、青々と茂る芝だけがただただ見えるその中に、ひとつふたつと石を置いて互いの関係性を表現してみる。
 そして、目線をぐっと近くに寄せれば、お点前で用いる茶道具や茶器の一つ一つに工夫の余地があり、ひとつのハイライトとして茶碗の持つ色彩や風合いから、春の風のような空気や、秋に眺める月のような雰囲気などを想起することを意識して、その思いを込めることが出来る。
 茶会を開く一番大切な本意は、客人への気持ちをどれほど適切に表現できるかですが、お点前の作法などがまず重視されるのは、よどみなく適切に自然にその気持ちを表現する上で、そこにある準備された部屋や外の風景に比べて、お茶を振る舞うという人の行う部分が最も不安定なものであるからです。
  客人との時間や空気を大切にしたいと思えばこそ、それまでの準備や自身の立ち居振る舞いをいつも見返し、より大切なひとときをこれからも繋げていけるようにという願いが込められているように思います。
 もう少し普段の感覚に落とし込んでお話しをすれば、一緒に食事をするひとと記憶に残る時間を過ごすなら、きれいな風景が見える場所で、海の近くなら美味しい魚が食べられるお店で、涼しい風を一緒に感じるなら初夏くらいがあのひとも喜ぶかな、というように考えて日々実行することなのかなと思います。
 翻って、即興性に魅力を感じるのは日々準備を続けてきたひとがある瞬間を迎えたときに、そのひとの魅力が大きくたくましく表現されることにあると思います。
 歩行者bさんの好きなJazzの楽しみのひとつは、ジャムなどの即興性のある、しかしながらJazz音楽としてのおまじないがある中で多様な表現が感じられることかなと思っています。
 即興でひとを楽しませることが出来るひとが日々していることは、これまで見てきたイメージを見立てによって再現し、さらにその見立てからイメージをつかみ、また他の方法によって表現する。そのような循環が出来上がっているように思います。
 実際のものやことを日々少しずつ観察して、見立てによって多様な連想につなげる、その幅がすこしずつ広がっていくと大切なひとのこころに届くことばや感覚の表現もまた広がっていくのではないでしょうか。

歩行者bさんから今回はミモザさんをご紹介いただきました!
わたしもすこしずつ作品を拝見、拝聴させていただいております。
以下に、リンクを置いておきます。



せっかくJazzに触れたのでJazz音楽を置いておきましょう。


歩行者bさん、参加頂きまして重ねて感謝申し上げます。

よいお時間をお過ごしください。

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