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2024シーズンセレッソを考える

どうも、でーさんです。2024シーズンが開幕しましたが、我らがセレッソは4試合を戦い2勝2分の3位となっています。スタートダッシュ成功とまではいかなくても昨シーズン終盤の虚無感を考えれば上々の成績ではないでしょうか。

そこで今回はこの4試合経過時点のセレッソを振り返って今シーズンの展望なり個人的な見解を書いていきたいと思います。では、早速行きましょう。

433(4123)の取り組み

皆さんもご存知の通り昨シーズンのセレッソには442⇆433の試行錯誤が見られました。シーズン終盤になるとほぼ433の布陣を固定してきたことから、これは来シーズンへの布石としての意義も兼ねて取り組んでいるのかなと感じていました。

で、僕が当時セレッソの433を観ていて感じた課題は以下の3つです。

①前進の仕組みの構築
②優位性のあるサイド攻撃の強化
③相手ボックス内崩しのデザイン

もちろんこれは433に限らず442時代にも感じていたことですが、共通の課題であるわけでどのフォーメーションを採用するにしても避けては通れない課題であるわけです。この辺は昨シーズン振り返りnote記事でも触れており、2024シーズン開幕までにどう着手されているかを期待を込めて待ち望んでいました。そして、ここまで4試合を観た印象を上気3点と絡めながら書いていきたいと思います。

前進の課題

まずこのテーマですが、昨シーズン終盤は紆余曲折経て433を選択したものの、前進所謂ボールを自陣から相手陣内まで効果的に運ぶということに苦労していたという印象が拭えませんでした。そこで昨シーズン最終節の新潟戦のデータを具体的に掘り下げていきたいと思います。

football-labより引用

上記はfootball-labより引用させていただいた新潟戦前半の互いのデータですが、新潟は4231でセレッソ は433のフォーメーションを採用しています。

データを見ていくと前半序盤〜中盤にかけては保持率で言えばやや五分五分かなという印象ですが、次第に新潟が支配。セレッソはカウンター式にシフトしていく流れだったかなと感覚的には言えそうです。そこで次のデータを。

football-labより引用

これは互いのプレーエリアの割合になりますが、セレッソに注目していくと専ら右サイドでの割合が高くなっています。セレッソの右サイドと言えば日本代表にも選出された毎熊がSBを務めていますので、ここがセレッソ攻守のポイントであることは間違いありません。これを見る限り右サイドでは相手陣地深くまで進入できているのでそこまで悪くはないかもしれませんが、右に比べて左サイドでの割合は低く、また左右問わず相手ボックス内への進入も物足りない印象もあるかと思います。次は後半を見ていきましょう。

football-labより引用
football-labより引用

これを見ていくと、セレッソは後半通して自陣での保持割合は高いものの、相手陣内での保持割合は前半よりも低い位置に甘んじています。要するに、相手守備ラインの1列目を超えるか超えないかのラインにまでは持っていけても、そこからより深くへは前進に苦労していたと言えそうです。結果的にこの試合で放ったシュートは新潟の18本に対し、セレッソはわずか4本。チャンス構築率も17.1%vs4.3%と大きく差をつけられることになりました。

なぜこうなってしまうかと言うと、当時のセレッソの優位性はビルドアップよりもWGやSHなどのサイド攻撃に特化していたような構成でしたが、これは次第に頭打ちに。その一方でセレッソが取り組んでいたのが最終ラインから繋ぐ時に433のアンカー及びIHが引いてくることで、人数をかけて保持をして前進していくというスタイルでしたが、ビルドアップ時に前線と最終ラインを上手くリンクさせることができる仕組みが手探り状態であったため運べたり運べなかったりと安定せず歪なバランスであったことは否めませんでした。そうしてビルドアップが上手くいかないようであれば、シンプルにサイドを使う手法も試みましたが、上述した通りシンプル故にうまく対策もされ個人技頼みに陥っていたということです。

前進の改善

昨シーズン最終節の新潟戦では全体を通して不本意なパフォーマンスに終始していたセレッソ。ここをシーズン開幕までにどう課題に着手し、改善していくのかを注目していましたが、前項と同じように今シーズン開幕戦であるFC東京戦のデータを見ていきたいと思います。

football-labより引用

このタイムラインデータを見ていくと、前半はセレッソがかなりの時間帯でボールを保持していたことがわかります。また攻撃パターンもカウンター及び両サイドや中央レーンも使うなどバランスが良さそうな印象を受けます。実際にFC東京よりもシュートを撃てていました。

football-labより引用

続いて互いのプレーエリアの割合。セレッソは左サイドでのプレー割合が高い傾向にありますが、右サイドもそれなりに使えています。また昨シーズンの新潟戦に比べればより高い位置を取れているような印象を受けます。

そして注目すべきはセレッソ陣内での保持の際にどのエリアでの割合が高いかと言うと、セレッソミドルサードのやや低い位置、それも中央〜左に偏っているようにも見えます。この場所はセレッソビルドアップ時にポジションを変える舩木-登里-田中のエリア。昨シーズンはこのエリアで何をしていたかと言うとアンカーと引いてきたIHが中心となりビルドアップを図っていたのが、今シーズンは3バック2ボランチになる可変形でビルドアップを試みる方式により、IHが低い位置より高い位置を取りやすくなることになります。ここが安定してきたのが昨シーズンとの明確な違いでしょうか。

football-labより引用
football-labより引用

続いて後半。前半に比べてセレッソはプレーエリアの割合で言うと両サイドを制圧しており、また相手ボックス内も使えていてシュート数、他にもゴール期待値、チャンス構築率でも相手を上回ることができていました。小菊監督も昨シーズンからラスト1/3での崩しのデザインに拘っていた節もあり、その着手にも効果が出てきたのでしょうか。

大まかなイメージ

これが今シーズンのセレッソ陣地でのビルドアップ時に可変するポジショニングのイメージ図になります。左SBの登里とアンカーの田中が並ぶ形でGKのキムジンヒョンも加わる形。見ての通りですが、個人的にはトライアングルを形成しやすい位置取りかなと思いますし、この陣形に毎熊が絡みに行くこともあります。展開やボールの位置にもよるので配置は必ずしもこの限りではありませんが、パスコースの複数確保による保持の安定で前進。それによりロストを減らすことで下手な奪われ方でショートカウンターを喰らう場面を極力減らすという攻防一体で有効活用できそうな可変とも言えそうです。昨シーズンの433ではパスをインターセプトされてからのカウンターに滅法弱い印象もあったので、前進を改善することで構造の脆さをもある程度カバーできているのかなとも思います。

サイド攻撃とPA攻略のデザイン

次はこの話。ビルドアップ前進の課題に着手できたセレッソが次の段階に進むことになるということで、そこでのテーマは優位性のあるサイドの使い方と、相手ボックス内の攻略という話です。前進ができてきたので、ようやく先の課題にも手をつけられるようになった印象です。

まずはサイド攻撃について。セレッソには毎熊、カピシャーバ、為田、クルークス、新加入のルーカス・フェルナンデス、といった其々独特の強みを持つサイドアタッカーが揃っています。クロスが得意、突破が得意、IHやFWとの絡みが得意、抉るアイデアがある等挙げれば色々出てきますが、昨シーズンのセレッソは良くも悪くもサイドアタッカーのキャラクター任せのイメージが個人的には強かった印象です。もう少しフォローしてあげないとなー、と感じた試合も少なくなかった程です。

で、今シーズンにおいてはより昨シーズンとの差別化を図ろうとする取り組みを感じつつあります。まず真っ先に思い浮かぶのは右SB毎熊の中寄りのポジショニング及びボックス内進入のクオリティーです。個人的には日本代表でこういったプレーに果敢にチャレンジしてきた経験がセレッソでも活きていると思っています。

具体的には毎熊は右SBであるものの、終始大外に張っているわけではなく、相手陣内への進入時には適宜ハーフスペースに位置取りながらインナーラップでボックス内に入ってくるなど、ラスト1/3の崩しの起点となる様な動きで実際開幕戦の得点もアシストしています。

また毎熊が中寄りのポジションを取ることにより、コンビを組むWGは大外のレーンに位置取ることになりますが、相手のプレスが間に合わない時はクルークスにしてもルーカスにしても、自分の得意のプレーに持っていける猶予が作れる時もある他、レーンも被りにくいため、動きすぎて毎熊が使うスペースを誤って消してしまうことも少なくなります。カピシャーバの場合は突破に使う縦のスペースを確保してあげることと後方でのバックアップ、為田はカットインも使えるのでSBとのコミュニケーションでの連携で崩しを図るなど、あらゆる場面で整理されてきた印象はあるかなと感じています。

そして、小菊監督が常々拘っていたラスト1/3の攻略のデザイン。ここでも毎熊の攻撃参加が活きてくる場面で、例えば毎熊がポケットを取った時にCBが釣り出されば相手はスライドでカバーしようとするので大外が狙い目。ボランチが釣られるようならマイナスのクロスが狙い目。というように毎熊の進入に伴い相手のリアクション次第でカバーし切れないポイントを狙えば限りなく得点の気運が高まると個人的には見ています。

鳥栖戦をどう捉えるか

という話で、先日の鳥栖戦は2-0で勝ちはしたものの、試合後の選手及び監督は上手くいかなかった場面について口々に話していましたが、確かにセカンドボールの回収然りハイプレス然りスタッツ然り凡ゆる点で後手を踏んでいた印象は否めません。では、その試合をデータ面で考えていきたいと思います。まず前半。

football-labより引用
football-labより引用

前半は終始鳥栖がボールを保持する時間帯が殆どでしたが、セレッソはいつもの様にマイボールで自分達のペースを作りたかったものの、ハイプレスやセカンドボール回収など鳥栖からボールを取り上げられる形で、なかなか思うような展開にはなりませんでした。また奪う位置もそれほど高くはないためセーフティーに徹したのか陣地回復のフィードが増え、クルークスがそれを狙うことで右サイドでのプレーの割合に繋がりましたが、肝心の毎熊による攻撃参加は限定的でボックス内攻略については物足りなさを感じる内容でした。では、後半を見ていきます。

football-labより引用
football-labより引用

後半序盤はセレッソが保持するような形でしたが、早い時間からブエノのスーパーゴールが飛び出し先制。前半に比べて次第に毎熊も高い位置を取れるようになり、ここから柴山投入まではある程度試合をコントロールした状態で、彼が入った以降はカウンター型にシフトし、中央突破から追加点。退場で1人少なくなった際には手早く鳥海投入を決断し、明確に守り切るメッセージを打ち出し無事クリーンシートで勝ち切りました。確かにスタッツ面では苦しい試合でしたが、踏ん張りどころで凌ぎ切れたのは大きな収穫ではないでしょうか。

鳥栖戦はここまでの3試合とは違い明確に相手が準備してきたことに対し、これまでのベースの下に振る舞おうとしたことで、やや受けに回ってしまったかなという印象です。ただ、自分達のベースをそのまま披露しただけという話で、別にスタイルの限界だとか他のやり方がとかいう次元ではないわけで、こういったことはセレッソに限らず殆どのチームでも見られる傾向なので、この試合で上手くいかなかったポイントは修正材料として認識しておいて、日々のトレーニングでベースの上に積み上げていけば良いわけです。そういった上手くいったこといかなかったことを研究し積み上げて引き出しにしていくことでチームの戦術がより強固なものになっていきます。なので、これに関しては大抵のチームが通る道で必要なプロセスであるわけです。と考えれば鳥栖戦も研究の余地が多分にあるので、これを次以降に活かしていけば良いわけです。スタッフの陣営も分析に特化しているわけですから、ここを活かさない手はありません。

懸念点

ここまでセレッソの変化というか進化というかポジティブな面に触れてきましたが、今の時点で僕が「強いて言う」抱いている懸念点を書いていきたいと思います。

単刀直入に言えば「結果が出なくなった時のベースの転換」という話で、今のビルドアップのベースを沈めて全く新しいスタイルへと舵を大きく変えてしまうということです。

どういうことかと言うと、今シーズンのセレッソはビルドアップ改善という名目の下監督の意に沿った補強並びにスタッフ陣の編成を始めとするバックアップの体制等現場強化部クラブが一体となって強化を図ってきました。そしてキャンプでの試行錯誤の末に辿り着いた答えが今のセレッソのビルドアップだと思っています。これが今後今シーズンセレッソのスタイルのベースになっていくでしょう。

ただ、今後仮になかなか結果に繋がらないという状況に陥るもしくはもう1段階スタイルをブラッシュアップしたいとなった場合に、今あるベースを根本から覆して全く新しいベースに転換することをシーズン中に敢行するとなると少し話が変わってくるかなと。

もちろん開幕から一切形や振る舞いを変えずシーズン丸々戦い抜くのは現実的ではなく、試合を重ねる毎に浮き彫りになっていく課題や対戦相手の研究を積み重ねていくことによって、チーム戦術の質も高まってくるでしょうし、様々なパターンにも対応できるようになり、組織としてのスタイルにも幅が齎されることにもなりそうです。

ちなみに補足をしておくと、上述した論理はあくまでも今ベースにあるスタイルから派生するような形で積み上がっていくものであって、根本を完全に変えてしまうことではありません。根本を安易に変えてしまうと最悪これまで積み上げてきたものが瓦解しかねませんし、昨シーズンはベース構築に時間がかかったというよりかは結果が安定しにくかったことに伴い選手の移籍、相次ぐ怪我人の発生で腰を据えて継続性のある土台作りが極めて難しかったというエクスキューズがありました。 

ただ、今シーズンはキャンプでの落とし込みが明確に形となってきたので、これをベースにできたわけですから、極端な話仮に多少怪我人が出たとしてもこのスタイルは崩すべきではないと思います。ベースの上にエッセンスを加えブラッシュアップを図るのは全く問題はありませんが、根本を変えるということはこれまでのスタイルを否定することになるので、そうなると選手も迷いかねません。こういった盛大なちゃぶ台返しには、個人的には明確なNOを突き付けます。戦い方が定まらないまま試合をこなしていく難しさはこれまでのシーズンを振り返れば容易に想像がつくのではないでしょうか。

Q&A編

ここからは皆さんが感じておられるであろうちょっとした疑問を想定して個人的な見解を書いていきたいと思います。あくまでも個人的ですので、参考程度にご覧ください。

Q.新加入選手のパフォーマンスについてどう見ていますか?

A.登里のビルドアップ時のコンビネーション、コーチング能力の高さについては納得のパフォーマンスですが、個人的にはアンカー田中駿太の適応力の高さ・早さは良い意味で予想を裏切ってくれました。視野も広いし、かなり器用な選手ですね。一見目立たない様に見えても走行距離はかなりのものですし、ビルドアップの安定にも起因してるかなと。

Q.小菊監督の引き出しは増えてますか?

A.今の時点で明言はしませんが、高橋コーチ、小杉コーチ、分析担当の才野コーチ、ピッチ内登里のバックアップ等の支援体制が整っているのでやりやすさはあると思います。ここから成功体験を積み重ねていけば、それが引き出しになるでしょう。

Q.レオセアラに何かあった時のブエノ1トップはありですか?

A.なくはないですけど、今のシステムだとIH時より相手を背負ったりサイドに流れたり引き出す動きが求められるので、前向きでプレーして彼の良さが出るのはIHだと思います。鳥栖戦見てたらわかりそうなものですが。前線に身長を求めるなら山田起用もありですし。

Q.今のセレッソ好調ですけど個人的な要望があるとしたら何ですか?

A.要望というよりビハインドになった展開の振る舞いは見てみたいです。今のセレッソは試合をコントロールする方式がありますが、時間が残り少なくどうしても点が欲しい時にそこからオープンにしていくのか保持を長くしながら押し込み続けるのか、その辺の対応次第だと思います。あと毎熊が高い位置をどれだけ取れるのかはあると思います。

Q.新加入のジャスティン・ハブナーは活躍できそうですか?

A.まずセレッソのサッカーというか日本のサッカーに慣れてもらいましょう。ポジション的には今CBを担当している舩木と争う形になるかなと思いますが、舩木もパフォーマンスが安定していますので、今すぐどちらがレギュラーか?みたいな話にならなくても大丈夫です。長い目で見ていきましょう。

Q.開幕戦ではCKから得点できましたが、今年はセットプレーも期待できそうですか?

A.高さが補完されたのでデザインに集中して注力できるでしょうから期待してもいいと思います。もっとも、昨年もデータ上ではセットプレー絡みの得点もそこそこあったので、セットプレーが期待できないって見方は個人的には懐疑的ではあったんですけどね。

Q.セレッソのスタイルはクリーンであるというのがデータから肯定されていることについてはどうですか?

A.良いことかなと思う一方で、拘ってほしいのは失点の少なさですね。1番良いのは警告累積出場停止や退場等無く失点も少ないディフェンスなんでしょうけど、結果に直結する数字よりクリーンさを語られるのはちょっと違うかなと思います。

Q.鳥栖戦のように相手がガツガツ来る展開ではどう振る舞えば良いですか?

A.90分同じペース同じ強度を継続するのは流石に不可能なので、相手がブロックを組む時などボールを持てる際には別に慌てなくても大丈夫です。ガツガツ来ることで試合展開がオープンになってしまうこともありますが、それに付き合う必要もありません。運ぶ仕組みがなかったら無理に縦に縦に急いでしまい回収されるパターンが続くことにも繋がりかねませんが、仕組みがほぼ形になっているのであれば割り切ってセーフティーはセーフティー、繋ぐ時は繋ぐとメリハリをつけていけば良いかなあって気はします。

Q.でーさんイチ推しの奥埜ですが、ほぼ何でもこなしてくれるのにここまで90分フル出場がないのは何故ですか?

A.小菊さんに聞いてくださいw。ただ、前線に飛び出したりボックス内でシュートに絡んだりプレスバックやリンク役もこなしてくれるなど凡ゆることをやってくれますが、その分消耗も早いかなという気はします。ベンチにはIHをこなせるブエノ柴山上門も控えているので、IHの交代というのは常に監督のプランにはあるのでしょう。相手を押し込むorカウンターで追加点を狙いにいくとなった時に様々な攻撃センスを持つ選手でアクセントを付けたくなるのはあるかなと。

Q.ところで、でーさんは元気ですか

A.おかげさまでわりと元気です。ただ異常な眠気とか眩暈も完全には治ってないので、そこは気になります。

最後に

ここまでお読みいただきありがとうございました。今シーズンここまで試合を見てきて、個人的には結果内容共に納得性が高い試合で上々の滑り出しだと思っています。

もちろん、ここからセレッソ対策が進み徐々にできることできないことも明確になっていくかと思いますが、100%負けないサッカーなんてのはないので、あまり深刻に考えず、上手くいかないならいかないで着手して上述したようにベースの上に積み上げていけば良いわけで、そこも楽しめると尚良いかなあと見ています。

小菊セレッソ体制も長くなって来たので、そろそろタイトルという形に残る実績が欲しいところです。今シーズンはそれが十分可能な構成になっていると思いますし、鳥栖戦のように苦しい試合展開でも最終的には勝つという結果を追求していけば次第にタイトルというところもハッキリ見えてくるでしょうから今はあまり他所を気にすることなく、自分達が目の前の試合を堅実に戦い一戦一戦勝ち点を積み上げていくことに集中すれば良いのではないでしょうか。かといって過度に謙虚になるのもそれはそれで卑屈にも見えかねないのでバランスは重要だと思いますw

今シーズンはクラブ30周年ということで、上層部の意気込みや現場の覚悟を見てもわかるように「今年こそは」の期待は大きくなっています。我々サポーターもあらゆる形でそれぞれのやり方で支援しつつ、クラブの悲願達成を願って応援していければいいかなと思います。頑張りましょう。

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