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「クリアソート」「術考」〔コイネージ【新造語の試み】15-2〕


「『なにをするか(行動)』および『どうするか(方法)』を考えること」。 

これを意味する

「クリアソート(clear thought)」

「術考」


という言葉を新たに考案してみる。

人間のあまたある思考の中で、「行動」と「方法」についての思考。これのみをピックアップして、これに造語を当ててみた。

「自分の目的・課題を"clear"するのに、最善の行動はなにかを考え(thought)、判断すること」ことから、

「クリアソート」。

「『次の一手』『術(すべ)』への思考」ということで

「術考」

である。



例えば、

「97+74=?」

を暗算で解くときの"その思考"。

例えば、東京から福岡へ行こうとするときの、"交通手段に対する思考。
目的や日程、予算、自分の気分や先方の都合に応じて、車、新幹線、飛行機などの"どの足がいいか"を考えるだろう。そのときの「考え」が

「クリアソート」「術考」である。

この「クリアソート」「術考」を概念化する意義は、「努力ないし人の営みの実質化」にある。

思うに、正しい努力とは「どうすればいいか」「どの行動が最善か」を十全に考えられた末の行動である。

とある目標を成した者は「ヒトイチバイノドリョクヲシタ」。

"それ以前に"「考えた」のだ。「どうすればいいか」について真剣に。

仮に失敗したとしても、「なにがダメだったのか、どうすればいいのか」について更に考え、それが少しでも功を奏せば、その分「成長」。その積み重ねが「成功」となる。

そして、その成功が起業やクリエイト活動といったものであれば、そのまま「価値創出」へと繋がる。

つまり、「何をするか」および「どうするか」を考えることは、

「努力の本質」であり、
「成長の原動力」であり、
「成功と創造の源泉」であり、
「人間の営みそのもの」である。

「行動」および「方法」に対する思考。

これに相当する言葉を、なぜ先人方は考案しなかったのか。筆者は心底不思議に思う。





(過去に投稿した記事の続編)

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