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子供の字がうまくなるコツ~初歩~

自分は書道教室で子供から大人まで書道を教えています。書道教室で毛筆、硬筆を教えている経験から字がうまくなるコツをお話します。

当たり前だけど

字がうまくなるコツは丁寧に書く!まずはそれに尽きると思います。これは毛筆、硬筆共に言えます。

丁寧にゆっくりと書く

「丁寧にゆっくり書く」それは子供にとって難しいです。最初から出来る子もいますが、多くの子が最初は出来ないです。とにかく数をこなしたい子、もしくは数をこなしていく事になれている子は早く終わらせたいという気持ちが強く、丁寧に書く事が苦痛に感じるかもしれません。多く書けばいいわけではありません。やはり量より質ですね。

書道教室でも

うちの教室でも習字を始めたばかりの生徒でただたくさん練習する、とにかく何枚も書く、といった行為する子がいます。ご家庭でもそんな時はまずは誉めましょう。特に小さいお子さんに多いです。枚数を書いて凄く練習した気分になってますし、やる気はある!そんな時に水を差すのは止めましょう。書く事がイヤな子もいますので、多く書ける事はまず誉めましょう。日を改めてからゆっくり書く、時間をかける、そういった事を少しずつ教えましょう。

ゆっくり書けたら

ゆっくり、丁寧に書けたらめちゃくちゃ誉めましょう!ゆっくり書く、丁寧に書く、それがうまく書くコツなんだと子供に解ってもらいましょう。しかし子供は数日、数週間たつと面倒な気持ちもよみがえり、雑になったりもしますのでまた振り出し戻った気持ちになる親子さんも多かもしれません。どうしても波があるので気長に待ちましょう。

宿題もゆっくり書く

いつもゆっくり書く癖をつける事が一番いいですね。宿題もゆっくり書くとすごくいいですね。どうしても早く終わらせて遊びたい、YouTubeを見たい、ゲームをしたい気持ちになりますが「ゆっくり書いても大して宿題をやる時間は変わらない」と説明しましょう。

結局早書き

なんだかんだ説明しても結局は早書きをしてしまう子供が多いですし、教える側の根気がいります。何事もすぐに出来る人はいないです。ここも気長に子供に付き合いましょう!
わざと雑に書く事が続いたらそこは叱ります。書道教室でもそうしてます。

気長に

長いスパンでも波があります。うちの書道教室の生徒も良くなっなり雑になったりもしますが、しかし長い目でみると確実にうまくなってきます。

丁寧な文字

テストや提出物で丁寧な文字は読む相手も読みやすく、好感がもてるはずです。綺麗な文字も大切ですがまずは「丁寧な文字」だと思います! 

結論は

「誉める」です。子供の「やる気」と周りの「誉める」が重なる時にすごく上達します。
丁寧に書くを心がける。
当たり前の子育て論みたいな結論で申し訳ないてす。でも最初はこのように単純にゆっくり、丁寧に書くです!

次回からは具体的な上手な文字、美文字の書き方、コツを教えたいと思います🎵









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