#結城の音俺語り🔴音楽との出会い
■この項では
音俺語り(おとおれがたり)として、音楽にまつわる雑談を書きます。
音楽を意識しはじめた子供の頃の話です。
■いきなりまとめ3行
始まりはゲーム音楽です。
「歌」でなく「器楽演奏(インスト)」であったことが大きかったかも。
良い「音楽」への旅が始まる。
■始まりはゲーム音楽
ドラゴンクエストですね。「交響組曲ドラゴンクエストIII」。
ゲームにおけるBGMに楽曲としての価値観、世界観を世間に広く知らしめたのが「ロールプレイングゲーム(RPG)」というジャンルだと思うのですが、確立し、とどめを刺したのがファミコンRPGの王者「ドラゴンクエストIII」だと思います。
当時にしてもファミコンのピコピコ音にチープさも感じる部分があったところへ「アレンジ」、そしてドラクエの中世ファンタジーな世界観を盛り上げる「交響楽団」で持ってくる。衝撃であったわけです。広大な草原、迷宮、剣と魔法の世界!
■「歌」でなく「器楽演奏(インスト)」
ファイナルファンタジーIVのケルト音楽的アレンジアルバム。
音楽というものに対して「歌」でなく歌のない「器楽演奏」から接近したということが、現在までも大きく影響していると思う。
歌詞や歌唱、歌手でなく、曲や構成、展開といった音楽そのものに先に興味を持てた。イントロすっ飛ばして歌を聴きたい、ギターソロを飛ばしたい、とならなくて済んだのは有り難いことかもしれない。
■良い「音楽」への旅が始まる
ランキング、チャートに興味がなく(好きがかぶることはあったかも知れないが)、「良い音楽」が欲しくなっていった。
アレンジCDブームのようなものもあったが、ゲームハードもスーパーファミコンになり音質が向上、ゲームミュージックはそのままの音でもなかなか満足できる音源になっていった。そこに登場したのが発売前のゲームのBGMを多数収録したCDを付録に引っ提げ登場したゲーム雑誌「スーパーファミコンマガジン」であった。
その創刊第1号で発売前のファイナルファンタジーIVを持ってくるものだから…。他にも超魔界村、ダンジョンマスター、スーパーR-TYPE、グラディウスIIIの美麗音色劇的展開曲と失神モノ。サウンドノベル弟切草も入れてくる辺りも気が利いている。「ゲームミュージックが好きです」と言いたくなっていくわけです。
■おわりに
ここから新鮮さを求めてユーロビートに行こうとしたり、楽曲重視を誓ったままJ-POPにもやっと興味が向いていったり、MSXでMIDIなコードを打ち込んでみたりしていきます。
その後、ヘヴィメタルに出会うまではあと3年くらい、音楽ゲームまで5年くらい、ボーカロイドまであと…そしてなんか80年代歌謡曲へ?? その下地が出来上がっていくのでした。
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