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片づけるということも執着

物がない時代から豊かになって物溢れに悩む時代になって半世紀ほどでしょうか

さまざまな片づけノウハウや自己啓発が出ています

それでも未だなお出来ていない人が多いのは「物を手放せない」

欲や思い出などある種のそれぞれが持つ執着

しかし、「片づけたい」と思うのも執着

部屋をこうしたい、インテリアをこうしたい、人を呼びたい、収納上手と言われたいーなどの想い

子どもの頃に祖母が賭け事について

「するも欲、しないも欲」と言っていた言葉がずっと残っています

つまり、賭け事をする人は「儲けたい」という欲

賭け事をしない人は「損したくない」という欲

捨てられない理由の多くは

「もったいない」「いつか使える」「何かに使える」「そんなに使っていない」「高かったから」など

手放すと、将来使うことがあって「捨てなきゃよかった」=「損した」と思うのではないか、という不安も

「あれば」安心

だから、家の中が物で溢れていく

家の居心地よりも「損をしたくない」気持ちが勝っているから

物が多く、散らかっていると真にリラックスができない

しかし、リラックスできないことに慣れているので、家とはこういうものと思っていることで、物を片づける効果があまり感じられない

だから、人を呼びたい、素敵なインテリアにしたいーという逆の欲=執着が必要になってくる

人は「こうしたい」欲(執着)がないと動かないですからね



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