アヤナ|発達障害の「中」を描いて、繋ぐ

知的障害ありの自閉症スペクトラムを持つ特性満載の 小2、新1年生の年子BOYSを子育て…

アヤナ|発達障害の「中」を描いて、繋ぐ

知的障害ありの自閉症スペクトラムを持つ特性満載の 小2、新1年生の年子BOYSを子育て中。 発達障害の“中身”の部分を言語化。 親として、そして支援者として「伝わらない」想いを 可視化というツールで“描いて通訳”し、伝わる場を作っていくのがmission。

マガジン

  • ASD長男のキロク

    ASD気質が強めで知的の遅れの凸凹が目立つ長男くん。 年齢を重ねていく過程や不登校、日常の中や 療育の選び方、親としてのアプローチの仕方、 変化、変動の度に現れる特性の言語化など。

  • ロジカルシンキングの型がカチっと音を立てたとき。

    生きること全般に向き合う日々親として・1人の人間として 感じたものを噛み砕いて解体する「場所」であり ロジカルな思考のパズルが音を立てた瞬間を【⠀言語化 】という ツールで表現しています。 私の頭の中を覗いてみたい人のみどうぞ。

  • ADHD×ASD次男のキロク

    ADHD気質が強めのASD混合型凸凹くん。 年齢を重ねていく過程、日常の中や療育の選び方、 親としてのアプローチの仕方、 変化、変動の度に現れる特性の言語化など。

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noteを一部有料化にする理由

年々、SNSの使い方も多様になり世の中でも デメリット部分(意見と称した誹謗中傷など)が 大いにピックアップされ続けていますよね。 私も個人的に様々なツールを利用していますが、 色もあるし、知覚的に合う・合わないが 顕著にでるのがSNSだと感じます。 なので、「感情の言語化」マガジンに関しては 一部有料化していくことにしました。 どうして私はこのnoteで こうして発信していくのか?を深堀しながら noteの目的、想い、goal(目標)までを 言語化していき「読みたい人

    • 私が私に、大事にしたいものが息子へと伝染したっていう話。

      新学期が始まり、日常の忙しなさが より一層を増して、1日という時間が 猛スピードで流れていますが 皆様、いかがお過ごしでしょうか? 個々に特性が違い、知的の濃淡も違う 長男と次男の支援内容レポートとして このnoteを作り始めたのですが 私が親として・母として・1人の人間として 受け取り、味わった感情をもそっと 記録していきたいなと思い、こうして細々と キーボードをたたき始めました。 3年生になった長男と、2年生になった次男は それぞれ違う学校へ通っています。 その理由

      • 小2|長男不登校からの脱却log Vo.3

        気温が下がり始め、金木犀の香りが風を辿って 鼻の奥に通り抜けていく頃ー。 私も長男も1年のうちで 1番エネルギッシュになれる季節が やってきて、また1つ長男のステップアップを目に 焼き付ける季節となりました。 安心・安全な人と環境が分かり始めた9月 夏休み期間が終わり、学校が始まり お友達と会う機会が「当たり前」の 日常がスタートし始めた頃。 長男も「この先生なら大丈夫」 「ここの場所なら勉強ができる」 ということを自分の心の中で、 着地点を掴んだ様子がありました。

        • 私の作りたい未来の原点

          20代の頃、手話を学ぼうと思い立って 本や動画を見漁った時期があった。 理由はシンプル。 聴覚に障害がある友人と話をしたかったから。 友人、として話を交わしたい、 コミュニケーションをとりたいと思ったからー。 そんな気持ちもつかの間、出産という ライフスタイルの変化もあって 「手話を学ぶ」姿勢も機会も忙しない 日常に埋もれていったのを覚えている。 子供が生まれ、発達障害という名を知り、 障害にうちひしがれ、受容にたどり着いて 今はこの子供たちが持つ《発達障害》という

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        • ASD長男のキロク
          3本
        • ロジカルシンキングの型がカチっと音を立てたとき。
          17本
        • ADHD×ASD次男のキロク
          3本

        記事

          小2|長男の不登校log Vo.2

          小学校2年に上がり、早3ヶ月が経過した。 親も子もとてつもなく心身に疲労が溜まる 長期休暇も無事に終え、 心も体も『学校』という方向へ ベクトルは向いている。 次男が小学校に上がったことが 1番の『相乗』かもしれない。 相変わらず家では一切課題に 向き合わない日の方が大半ではあるけれど、 私は今はそれでもいいとさえ思える。 心ほど、壊れた後の 修復が難しいものはないと思うから。 不登校になってから1年の半分、 学校という場所との繋がりは“家庭訪問。” 壊れた信頼関係

          次男|支援級入学への壁打破と1学期振り返り

          さて、いよいよ夏休みというものが 開始されました。 我が家は夏風邪にさらされて2日早い、 夏休みの開始になります。 4月の入学式から3ヶ月。 数回【休む】という選択を自分でする日も ありましたが、心のペースを保ちつつ、 学校という場所を1つの環境と捉えながら 生活することができたなぁと感深い思いです。 個人的に、『学校』は楽しいよ!!と、 元気よくお返事してくれる次男に、 毎日救われている自分がいました。 この入学してからの4ヶ月間を 振り返りながらできたことと 課題を記

          次男|支援級入学への壁打破と1学期振り返り

          人間の欲求は三大じゃなくて四大だと思うはなし。

          久しぶりにいわゆる、 【心が底辺状態】が1ヶ月程続いている。 荒波が来たり、覆い被さるような波が 来ては疲れ果ててにっちもさっちも行かなく なってしまったもんだから いよいよ漢方という緩和治療から開始した。 2つ目の漢方を試しはじめて やっとこさ、荒波や覆い被さるような波が 急に押し寄せてくるのは落ち着いて、 底辺を並行する波を保っているところ。 その代わり眠気という副作用は強い。 微調整は必要だなあと思う今日この頃です。 さて、タイトルにある 人間の欲求は三大じゃな

          人間の欲求は三大じゃなくて四大だと思うはなし。

          今の時代に本当に必要なスキル

          昨日の朝。 ほんのわずかな時間、 おもむろにTwitterを開いた。 朝から嗚咽を堪えながら泣いたのは、 初めてかもしれない。 心が枯渇しているタイミングで 一番見てはいけないものに触れてしまった。 と後々後悔したけれど 自分が1番どうにかならないかと 血反吐を吐くぐらい毎日考える事の 1部だったから触れられずには居られなかった。 あるツイートが賛否両論を生んでいて 物議を醸し出していた。 それは発達障害の子と親の駅でのツイート。 当事者の親としての気持ちと、 この

          私の中の私と会話する

          ここ2週間前から本格的に体調不良。 昔からこの「梅雨時期前」は心の波が 激しいモードに突入するから いわゆる【こいつ】とも 長い付き合いなんだけど。 相変わらずにっちもさっちも コントロールが聞かない。 まあ、そういう時に限って色んなものが 負の物事がこぞって集まってくる。 これほんと不思議。 漢方薬試したり、時間しか薬がないことも 理解してるから波のように身を委ねてる。 毎日色んな感情が溢れてきて、 頭の中も心の中も大忙し。 自分の中の【自分】と会話して なだめる

          自分整えには独自の無限ループを確証すること

          頭の中で感情の文字起こしが急に始まったので おもむろにPCを開いてコーヒーを嗜みながら 感情のままに打っている。 相変らず目まぐるしい日々が 風のように過ぎ去っていき、 気が付くとついつい「心」が置いてけぼりに。 特に今日は雨。 気圧が助長して胸の圧が増していく。 最近、感じたこと。 それは世の中にあふれかえっている言葉たちが “時と場合によっては”裏目に出る「瞬間」が あり、それを正か悪かで無意識に判断している人も 溢れかえっているんじゃないかということ。 「自分を整

          自分整えには独自の無限ループを確証すること

          障害児育児と心の枯渇

          ここ最近、心身疲労からから体調が思わしくなく そのくせにタスクとスケジュールが 溢れかえっていてすっかりしっかり、 心が枯渇中な私。 仕事関連や療育関連で、日常的に 交通機関を使うことが増えたことも 枯渇の原因の1つ。 長男とはニコイチ生活をして丸1年が 経とうとしています。 もちろん不便の一言に限るけど 心と体も回復期を迎えていて 小さくとも1歩ずつ前進している息子の 姿に涙無しでは語れないぐらい 壮絶な1年でした。 4月から環境がガラリと変わり 電車とバスを乗り継

          「ありのまま」の真意

          最近、自分自身を認める、癒すという タイトルやメッセージに触れる機会が増えました。 「ととのう」 「ジャーナリング」 「瞑想」 人は「自分自身」と一言で言っても 言い表せきれない様々な「自分」を 感じながら日々生きているものです。 大人になるにつれて穢れていく感覚は きっと「これ」なんじゃないでしょうかーー。 そんな私は、私が「大嫌い」でした。 取り繕うことも、黒を白だという縦社会も、 何もかもが嫌悪感でいっぱいの「社会」に 17歳から入り込んだ日から。 人の顔色を

          世間とルールと本当の「配慮」

          最近、息子たちと電車に乗る機会が 一気に増えました。 旦那さんの転職や就学という大きな節目 長男のリスタートなど、様々なものが 移り変わっていったこともありますが 長男の心身不調も回復期を迎え、 信頼している先生の所へ「不登校へのケア」目的で 通い始めたことが交通機関を良く使うようになった 主な理由です。 45分間の母子分離をするために バスと電車を乗り継いで片道約1時間かけて 向かうのです。 幸い、今のところ不安定さは出ず 癇癪や荒れることもありません。 でも、交

          世間とルールと本当の「配慮」

          新一年生を1ヶ月間終えて

          あっという間に5月突入。 1年生になって初めてのGWが始まりました。 学校生活が始まったことにより、 様々なものがガラリと変わりました。 個人的に携わらせていただいてる事業も 本格的に始動し始めて、 子供達個々の関わり方に加え、 療育の送迎、学校関連、不登校ケアetc... 頭も心も私が1番 あたふたしています。なぜか。苦笑 次男はというと、着替えや準備、 帰ってきてからのルーティンがとてつもなく 苦手で、環境の変化もあいまって やる気スイッチはoff状態が当たり前。

          過去を記録することは今と比較すること

          いつぶりかっていうぐらいに早朝に目が覚めて アイスコーヒー片手にキーボードを叩き始めました。 基本夜型人間で、変えようと努力した時期も ありましたが今はもうやめました。(笑) 自分分析したり、“気持ち”にフォーカスする癖が ついた分、諦めも早くなりました。 それについても近々まとめたいなと 思っています。 さて、今日はいよいよ次男の入学式です。 事前打ちあわせも予行練習も 昨日全て終えました。 担任の先生とも事前顔合わせの時間を 設けていただき、特性の中を改めて 直接

          過去を記録することは今と比較すること

          就学準備で行ったこと4選

          いよいよ入学式も目前になりました。 親としての気持ちは正直 「不安の二文字」でいっぱいです。 この一年、長男の不登校と全面に向き合ってきた分 通っている療育の先生方の助言やサポートもあり、 次男の就学準備に力を入れてきました。 そんなわが家の就学前準備に行ったことを キロクとして残したいと思います。 あくまでもわが家独自で行ったことであり、 地域差や自治体によっても さまざまだと思うので、ご参考までに。 1つ目:信頼できる事業所へ相談する まず1番初めに行ったことー