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森羅万象への感想。読書感想文含む。
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2020年8月の記事一覧

読書感想:パウル・クレー 造形思考(上)

「やばい…。何言ってるか全然わからない…」 それも感想ですよね。 パウル・クレーの絵画理論書いつまでも「アート」って何かしら?って言ってないで勉強しようシリーズ、今回はこの本です。 パウル・クレーの造形についての考え方を収録した本で、上下巻合わせて 820 ページの大ボリューム! バウハウスでの講義ノートをもとに、説明用に描かれたスケッチや関連する作品などの図説も豊富に収録されています。 これを読めば「アート」のなんたるかを少しは理解できるのでは?感性では無理でも理屈な

読書感想:もっと知りたいカンディンスキー 生涯と作品

さっぱりわからないけど何故か惹かれる抽象絵画。 それが理解できるようになるんじゃないかと手に取ったこの本「もっと知りたいカンディンスキー 生涯と作品」。 果たして私は抽象絵画がわかるようになったのでしょうか?🤨 どんな本か抽象絵画の創始者といわれるワシリー・カンディンスキーの生涯を追いながら、その時々の代表的な作品、他の作家との関わりなどを解説していく本です。 作品が生まれた時代背景や個人的事情、作品同士の繋がりなどの説明もあり、作品をいろいろな視点から見せてくれます。