読書感想:「こじらせ美術館」
ゴッホに代表されるような「こじらせ」た人生を送った画家を取り上げ、「人はなぜ絵画を描くのか」「人はなぜ絵画を愛するのか」に迫ろうとする真面目な本です。
本文ではカラヴァッジョ、クリムト、モディリアーニなど12人の作品と、そのこじらせた人生を紹介しています。 簡潔に22人の画家のこじらせ具合を紹介したコラムや、奇妙なエピソードを持った 6作の絵画とその作者を紹介した「こじらせ名画館」というコーナーが掲載されていて、それぞれに読みごたえがありました。
ただ、タイトルを見て、も