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Otodémie さんの Virtual-Orchestra Project とコラボ

Otodémie さんのフルリモートな吹奏楽演奏「Otodémie Virtual-Orchestra Project」とコラボさせていただき、"オーメンズ・オブ・ラブ"の演奏に合わせてクリエイティブ・コーディングの映像を制作しました。

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オトデミーさんの「Virtual-Orchestra Project」

Otodémie さんは、吹奏楽を起点とした音楽と多様なジャンルのアートとの化学反応により、新たな世界観を追求していく実験的な文化団体です。

昨年までは会場を借りて演奏会を行う活動をされていました。コロナ禍の中それが難しくなり、それぞれの演奏者が自宅などで演奏した音を持ち寄り、それをオンライン上で合奏として公開するという「Virtual-Orchestra Project」の立ち上げをされました。

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今回のコラボ動画

Otodémie さんの演奏に私の映像を合わせた動画がこちらです。(私の映像はともかく)皆さんの演奏が素晴らしいのでぜひ見てみてください
それぞれ別個に演奏しているのにこんなにピッタリ息が合うんですね!スゴイです!

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制作にあたって挑戦したこと

今回の映像制作では
1.「真ん中になにかポツン」からの脱却
2.Processing で音反応系を作る
の 2つに挑戦しました。

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1.「真ん中になにかポツン」からの脱却
コラボ直前に映像制作についてのこちらの記事を読んでいました。

この記事の中の下記部分、

ジェネる映像で良くあるのは、三角関数やノイズなどのアルゴリズムを用い、入力パラメータのランダマイズと繰り返しコピーを使って、何やらかっこいい物体を画面の真ん中に作る、という表現だ。ここに前回筆者が示したよう、一定方向に流れるパーティクルなどのベクトルを与えれば、一応は完成ということになる。しかし、こうして何とか使える表現に辿り着いた後、そこからどう映像を発展させれば良いか、というのがわからなくなることが良くある。

身に覚えが有りすぎる!!!

普段やっているのがまさに『何やらかっこいい物体を画面の真ん中に作る』で、これだけだと今回のコラボのようなものだと間が持たないんですよね。
なんとかこの「真ん中になにかをポツンと作る」から脱却したいと思いました。

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2.Processing で音反応系を作る
リアルタイムで音反応系の映像を作るなら openFrameworks を使うところですが、今回は敢えて Processing で音反応系を作ることにしました。
なぜなら! 私が openFrameworks 使えないからっ!!😖

結果として音反応系のアニメーションを Processing でノンリアルタイムで作る方法を思いつきました。これについてはまた別記事で書きたいと思います。

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謝辞

Otodémie さんとのコラボはこれで 2回めとなります。

今回もお声がけいただき、Virtual-Orchestra の演奏に合わせてクリエイティブ・コーディングで映像を付けるという貴重な機会をいただきました。Otodémie の皆さんに感謝申し上げます。

また、制作にあたり新しいことに挑戦したはいいものの、そのためにすごく時間がかかってしまいました。Otodémie さんにはその間暖かく見守っていただけて大変ありがたかったです。

本当にありがとうございました。
これに凝りず機会がありましたらまたぜひコラボさせていただけると嬉しいです。🙂


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