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【どすアルヨ】京都市伏見区、中国残留孤児が寄り添う「向島ニュータウン」のチャイナ団地っぷりを見る

当記事は2019年1月から大阪DEEP案内で公開していた京都市伏見区「向島ニュータウン」に関する記事を諸事情により有料記事として再公開しているものです。ご了承下さい。

京都市の最南端、宇治市との境に広がる巨椋池(二の丸池)の広大な干拓地を開発して生まれた「向島ニュータウン」。1999年にあった「てるくはのる事件」の犯人が住んでいた事が話題になったこともあるが、京都市内でも外れの外れ、最果ての地にある大規模団地の存在は、対外的にはあまり知られているようではない。

京都のド外れ、向島ニュータウンを取り巻く移民問題…

約6,000戸、人口約13,500人というマンモス団地のうち、その3分の2を超える4,200戸以上が京都市の市営住宅として運営されている関係上、低所得者層や訳ありな方々が寄り集まりやすいせいか、すこぶる評判も悪いニュータウン…昭和52(1977)年の街開きから既に40年が経過しようとする中、元から居た住民の高齢化に加えて、別の問題が浮上しだしている。

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