福山3時のおやつ like a local in Fukuyama

福山のまちで、時々、美味しそうだなぁと見惚れてしまうおやつがある。

「あの店のプリンは私の青春の味よ」「あのソフトクリームは家族みんなのお気に入り」と嬉しそうにまちの人たちが教えてくれるおやつだ。

旅先で訪れたいのは、飾らないけど感じが良くて、ローカルが通う店。旅の予定に加えたい甘美な楽しみが詰まったお店を紹介。

① 純喫茶ルナのプリントップ(元町)

1956年5月11日にオープンした「純喫茶ルナ」。寿命30年とも言われるという喫茶業界で、62年の間続き、今も姉妹店を広げ続けている老舗だ。

純喫茶ルナが開店した当時、公務員の初任給は8,000円ほどだったそう。そんななか、ルナのメニューはコーヒー50円、ミルク20円、トースト30円、アイスクリーム50円だった。当時から朝の打ち合わせでルナを使うセールスマンが多かった。

そしてその後、「プリントップ」が登場することになる。若い子たちにも来て欲しい。会長の村上さんは「安くて、ボリュームがあって」、そう思って、ゼリーを敷き、ソフトクリームをのせ、さらにプリンをのせることにした。これが、今でも「福山でプリントップと言ったらルナ」と言われるヒット商品の誕生だった。

ルナのプリンは、お店で手づくり。上にのる果物も、季節ごとに変わる。純喫茶ルナのこだわりだ。

純喫茶ルナ:広島県福山市元町12-12-8
7時00分~22時00分(金土のみ23時まで) 第2水曜定休

② とうふや まん天の豆乳ソフトクリーム(明治町)

戦前から明治町で店を構える「とうふや まん天」。店舗奥は工場へと繋がっていて、毎朝出来立ての豆腐を求めてやって来るローカルの人たちで賑わう。

厚揚げ、豆腐、がんもどき。豆腐ドーナツやおからコロッケもある。迷っていたら、後ろのお客さんから「豆乳ソフトクリームちょうだい」の声が聞こえてきた。「このソフトクリームを目当てに来るお客さんも多いんですよ」とスタッフさん。福山市民の投票によって選ばれる「福山百選」にも認定されたそう。大豆はフクユタカを使用し、混ぜてある生クリームとのバランスも絶妙。暑い日のお供にぴったりだ。

とうふや まん天:広島県福山市明治町11-10
10時00分~18時30分 日曜定休

③ こまやの大判焼き(明治町)

明治町にある「こまや」。ここの大判焼きはちょっと違う。メニューを見ると、定番の餡やクリームに並んで、ハムエッグやウィンナー、カレーなどの惣菜系まである。

「うちのこだわり? この生地かな」と店主。朝からせっせと大判焼きの中身をこしらえ、生地に流し込み、手焼きでじっくり表面に型を付ける。ほんのりとした甘い生地はどの具とも相性が良い。どっしりボリュームがあるので、軽いランチにもいい。

こまや:広島県福山市明治町14-28
10時00分~17時00分 木曜定休

④ 富久屋の伏見最中(伏見町)

そして最後は、伏見町内にある和菓子屋「富久屋」。創業84年、ずっとつくり続けられているのが、福山城の伏見櫓(やぐら)の瓦を象った皮に挟まれた「伏見最中」。

毎朝店主が薪をくべ、鉄鍋で小豆をじっくり炊くという昔ながらの製法でつくる。添加物を使わずにつくる餡は、とてもピュアな味だ。「地道な作業だけど、うちはこれが自慢だから変えないの」と女将さん。続いてお隣の「今川茶舗」にお茶を選びに。今度はお茶を勧められて、思いがけず一服、となるのが楽しい。

富久屋:広島県福山市伏見町4-16
10時00分~17時00分 日曜定休

そのまちの人が愛するおやつでお腹を満たす。それも旅の醍醐味のひとつ。まち歩きで小腹が空いたら、3時と言わずに何度でも。

瀬戸内への旅の玄関口
福山駅前のまちやど「AREA INN FUSHIMICHO FUKUYAMA CASTLE SIDE」
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住所:伏見町4-33 FUJIMOTO BLDG. 1F(RECEPTION)

AREA INN FUSHIMICHOは、まち全体をひとつの「宿」と見立てた「まちやど」です。泊まる、食べる、くつろぐ、学ぶ、遊ぶ、さまざまな要素がまちのなかに散りばめられています。チェックインを済ませたら、伏見町、そして福山のまちから瀬戸内への旅へ。

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地元の人に混じって、食べたい、飲みたい、語りたい。そんな旅がしたい。
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