1か月に及ぶ激闘。ついに終了

ワールドカップ終了!

約1か月におよぶ戦いがついに終了。メッシ率いるアルゼンチンが悲願の優勝という形で幕を閉じた。最後の最後まで熱い戦いを繰り広げたアルゼンチンとフランス。意地と意地のぶつかり合い。決勝という名にふさわしい名勝負だったと思う。

感想という名の殴り書き

グループリーグはいろいろなところで波乱が起きていた。優勝したアルゼンチンは、サウジアラビアに黒星を付けられたところからスタートしているし、日本もドイツとスペインを倒すというジャイアントキリングを達成していた。ウルグアイはグループリーグ最後の試合で勝ち星を得たものの、韓国がポルトガルを倒したためグループリーグ敗退。スアレスは涙を流した。
大荒れのグループリーグだった。
日本に対しては期待値がかなり低かったので、正直驚きの連続だった。グループリーグを1位で突破するなんて、誰が想像できただろうか…。
クロアチア相手に先制点を奪うなど、もしかしたらベスト8まで行ってしまうのでは!と思ったほどだ。おそらく勝つための作戦を練ったのだろう。予選の戦いっぷりからは想像できない。
日本に関していえば、遠藤航、三苫薫の活躍無しでは語れない。そして個人的には谷口の献身性も評価したい。安定した守備ができたのは彼らの働きがあったからこそだと思っている。
攻撃では伊東純也や前田大然のスピードは試合の流れを引き寄せたし、三苫の攻撃は停滞していた日本のリズムを打ち砕く仕事をしてくれた。
予選ではさっぱりだった南野や堂安は、本戦ではしっかりと結果に結びつける働きをしてくれた。
かなり低い評価から始まったから相対的に評価は爆上がりだ。
ただ、個人的に残念な部分もある。あの柴崎岳がピッチに立つことなく終わってしまったことだ。柴崎を生かせるプランが作れなかったのだろうか。であれば、呼ばないでほしかったというのが正直なところだ。
自分の中ではコスタリカ戦で上田綺世とのホットラインを築いてほしかった。ドイツほどあたりが強くない相手だったので、彼のパスが活きるのではないかと思ったからだ。
結果として、2勝1敗で1位通過したこともあり、森保采配は間違いではなかったのだろうが納得はできていないという複雑な心境である。

日本以外に目を向ければ、モロッコの躍進にも驚いた。
強豪国をことごとく打ち破ってきたモロッコ。フランスに敗れはしたが、戦いぶりは人の胸を打ったのではないだろうか。
3位決定戦でクロアチアに敗れたものの、彼らの評価は落ちるものではないだろう。
そしてなんといっても決勝戦。メッシ悲願の優勝となるか、それともフランスが連覇するのかという注目の一戦。
まさに死闘。前半に2点リードを奪ったアルゼンチン。フランスもここまでかと思われたが、後半2点を奪い追い付いて延長戦突入。延長戦前半は両者失点を防ぎ、後半へ。
延長後半は再びアルゼンチンが突き放すも、終盤にキリアン・エムバペがハットトリックとなるゴールで振り出しに戻す!そして決着は運命のPK戦へ。
アルゼンチンが全て決め、フランスが失敗してしまい、4-2でアルゼンチンに軍配が上がった。
両者のぶつかり合いは、見ていて思わず息をのんでしまうような展開だった。

年齢的にも今回のワールドカップが最後だろうと言われている名手たち。
栄光と挫折。歓喜と落胆…。多くのドラマがあった。

サッカーの面白さを再認識させてくれたワールドカップ。本当にありがとう。

最後に

稚拙な文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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