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HTC VIVE XR Elite体験会

2/13(月)、東京渋谷のnote placeで開催された「HTC VIVE XR Elite体験会」に参加してきた。

HTC VIVE XR Eliteは、今年の1月に米国ラスベガスにて開催されたCES2023で発表され、大きな反響を呼んだVRシステムだ。

大きな特徴としては、フルHDカメラパススルーにより周りの映像がVR画面に表示されている点である。今までは、パススルーできても白黒画像だったり、解像度が低く見にくかったりして、MRとしては使えるものではなかった。
しかし、それがフルカラーHDとなり、視認性が大幅に改善している。パススルー用カメラは眉間部分に一つのみ。ステレオではないが、左右の目で若干ずらしており、何となく立体感を感じるように設定されている。
深度センサーもパススルーカメラのすぐ上に搭載されているので、深度合成も可能かと期待は膨らむが、まだその機能は解放されていない。近い将来、ファームウェア更新で解放されるらしい。期待は高まる。

そして、何よりも軽い。比較対象はMeta Quest2になるだろうが、それよりも軽い。重さは250g(だったかな)で、後頭部のバッテリー部分の重さとのバランスで装着感は非常に良い。
バッテリーパーツを外せば、メガネタイプにもなるので、使い勝手は大幅に向上するだろう。

手のトラッキングは、両端に2つずつ、計4つのカメラで行なっている。この精度も非常に良い。

今後、様々なコンテンツが出てくると思われるが、一番の期待はやはり深度センサー。
解放が待ち遠しいところである。

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