見出し画像

独立後の生々しい体験を届けたい。独立したいサラリーマンへのtips

これまで、断片的な情報を身内に届けることはしてきたものの、
経験を他人へ繋ぐことはできてませんでした。

正直、あまり必要ないかなと思っていましたが、
振り返った際に先人たちの綴る文章から
得られる経験は時に励ましてくれたり、学ばせてくれるシーンがとても多く、自分も自分の経験で、誰かに影響を与えられたら、それは嬉しいなと思っているので生々しいUXと共に、現状を伝えられれば思いました。

【想定読者】
・独立を考えている人
・独立するか迷っている人
・副業としてまずはWワークしていみたい人

▪️自己紹介

【経歴】
新卒でレバレジーズへ入社し、若年層領域のtoC営業、toB営業を経験し
プレイングからマネジメントまでがっつり3年間で鍛えていただきました。残り2年間は、新規事業検討室で市場調査や営業組織の立ち上げを中心に経験し、各大学へのスポンサー活動を立ち上げました。

2019年4月:レバレジーズ株式会社へ新卒入社 
2021年4月:若年層領域法人営業部リーダー
2022年4月:新規事業検討室&スポーツ推進室&人事中途採用領域
2023年9月:独立

現在は東京から出身地の京都へ戻り、行き来しながら仕事してます。
顧客は関東が10割です笑

独立してから現在までのスケジュールは以下になります。
何かの参考にしてもらえたら嬉しいです・・・
目標までは程遠いのでまだまだ頑張りたいと思ってます。

【スケジュール】
5月:情報収集
6月:情報収集&営業体制整備
7月:営業開始
8月:案件選定
9月:稼働開始

0.独立するまでの感情を支えてくれたもの

独立の準備期間は本当に、天気によって不安さが変わるような意味の分からない感情でした。雨の日は極端に不安になったり、晴れの日は、『あれ行けんちゃうかなっ』てなるくらい毎日、自分の中で不安と期待が交じり合っている状況でした。どこかで見たのですが、起業家の49%が鬱病らしいので、当時はそれに近いようなものはあったのかなと思います。おそらくその人たちが抱えている不安と比較すると自分はひよっこみたいなもんですけどね笑

とにかく不安と対峙した時ほど、行動でしか解決できないと理解していたので、この時はとにかく人に会いまくってました。同じように理想と戦う人は全て同じ感情を経験したことあるだろうなと思い勉強も兼ねて会ってました。理想を突き詰める人の葛藤に触れることで同志というか『仲間もいるんだなー』と実感できると感じてたので、不安な自分を救ってくれました。

1.聞くことから始めた。他人の経験>自分の頭

とにかくせっかちなのに保守的な、意味のわからない性格なので、石橋を叩きながらも早歩きで安定させたいという変な欲望から行き着いたのが、インタビューでした。笑

そもそも自分の頭で考えて動くよりも、他者の経験を拾い集めて先に地雷を回避できた方が早いし、確度高いなと思ってました。

自分の場合は、まずはキャッシュを作るところから始めたいという考えから、営業代行、事業企画、採用この辺りが役に立てるのではないかと思い、自分と同じような経歴でそのドメインで独立している人を選定しインタビューしました。

インタビューアポの獲得は、紹介が4割、XやLinkedInが6割でした。
本当に今の時代、誰でも会おうと思えば会えると実感できたいい経験でした

インタビューのヒアリングの項目としてはシンプルで以下3つです。

【インタビュー項目】
1.業界の構造(プレイヤーやPMなどの階層、代行会社の仕組み)
2.案件獲得方法とリレーションの形成方法
3.独立までの事務手続き


各3項目に30個ほど枝分かれさせた質問項目を作成しインタビューしました。何を解決するためにインタビューするのかが明確でないと、いただいた時間を無駄にするので、目的は明確に設定しておきましょう!

合計46名にインタビューし、それぞれ自分の中でのモヤモヤは全てここで解消しました。ご協力してくださった経営者様、フリーランスの方々ありがとうございました。

2.仕事を呼び込む座組みを作るべし。

案件獲得方法のインタビューの中で多かったのが、意外にもインバウンドでの流入でした。『ノウハウ発信して相談に乗ってたのが案件になったんですよね〜』などの声が非常に多く、今まで投資と健康をテーマにアウトプットしてた内容をさらに営業に特化させXを発信するようになりました。

特に自分の顧客になりそうな企業群から、ダイレクトで関係者をターゲティングし日次で20名をフォローし続けて、同時にノウハウを目に触れさせて、
この人面白いかもって思わせられたらと思って動いていました。

【結果】
・案件の依頼(4件)
・採用の依頼(5件)

自分への興味喚起やこいつ面白そうだなって感覚を持ってもらえるかが初期の仕事を取ってくる段階においてはすごい重要だと実感しました。

3.案件獲得<独立と移住は混ぜるな危険?>

自分は、妻と子供のこともあり仕事に没頭できる環境が東京では無かったので、今回京都へ帰って仕事をしてますが、もし理由が無ければ、間違いなく首都圏で仕事した方が良いです。そもそも市場のサイズが違うことや案件の豊富さを踏まえると間違いなく東京がおすすめです。また、自分のような動き方については外注文化が根付いているかは非常に重要なので特に東京が有利です。

よく移住と独立をセットにされる方が多いですが、フェーズがあると思っています。まずは実績がつくまでは、腰を据えてやった方が絶対に成果でるなと思ってます。

いきなり移住は中々の根性だなと思います。笑(※商材による)

自分の場合は、リファラル経由ということもあり運が良かったですが、やはりお客様と直接会いたい局面がある際には、足を運んで会いに行きますし、出張も多いのが事実です。

お客様がうまくいくなら海外でもどこでも行く予定です笑

実際に立ち上がりの際は、1件だけですが京都が理由でお断りがありました。
クッッソおおおおおおお切り替えて頑張るぜいいいい笑ってなりましたが
内心はめっちゃ悔しかったですね。実力あればこんな風にはならないので。

4.案件獲得<多分経路ならリファラルが良い>


結論、リファラルが最も単価が高く内容もよかったです。
また、自分の尊敬する先輩から常に『優秀な人の褌を借りてみな』とアドバイスをいただいた通り、取れる仕事のジョブサイズもリファラルの方が大きかったので、まずは知人と一緒に仕事をすることをお勧めします。

あ、一緒に起業するとかはおすすめはしません。
過去に失敗してます。笑
あくまでイーブンな立場でやることをおすすめします。

リファラルの獲得については、再現性はないです!すいません笑

『辞める前の信頼残高とか発注者作っておけよーっ』てのを敬愛する先輩から言われてたのですがここでめちゃくちゃ痛感しました。

次におすすめなのが、営業代行会社です。
代行会社は自分の稼働分粗利が入ってくるビジネスモデルなので、初期案件獲得が難しい実績が無いうちは絶対に使った方がいいと思います。

実際に契約が安定したり代打の案件があることで保険になりますし、
代行会社側からしても稼働し続けてもらえるとメリットしかないのでお互いwinwinだと思ってます。

その案件開拓の手数料として、粗利をお渡しするのであれば
フリーランスとしても割に合っていると個人的には思ってます。

【獲得経路】
1.リファラル
2.営業代行会社
3.アウトバウンド(DM)or インバウンド

5.稼働開始<複数案件?1つへフルコミすべき?>

僕、個人としては、プレイヤーのうちは
絶対160h投資した方がいいって思っています。

つまり1案件へ160h、1日8h、20営業日は最低でもフルコミットするべきです。(※案件内容による)

当たり前ですけど80hと160hの要員を比較すると数倍もPDCAの量が違うのでフルコミット一択ですね。

6.最後に

色々語りましたが、これからフリーランスを検討されている方や独立を検討されている方、起業しようとしている方のお力になれればと思ってます。

自分も子供が産まれたことや色々な背景で、働き方を変えないといけない局面に直面した際に、独立を諦めないといけないのかなと感じた瞬間もあったのですが、やり方はいくらでもあるなと今なら言えます。

大前提、妻の多大なる協力がないと絶対に無理ですが・・・
妻には本当に感謝してます。何も言わず応援してくれているのでここから倍返しで恩を返していきたいと強く思ってます。

今後はまずは自分の目標である、関わる人の選択肢を最大化するをテーマに、フリーランスの方々へ向けたサービスなどを運営していければと思います。

XなどSNSでは常に独立や企業に向けた相談を受けたいので
DMもらえたら嬉しいです。

▪️https://twitter.com/koba_taku_sales




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?