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北海道旅日記⑧~早朝の函館山

函館山に登ろうと、電車の中で調べていたら、なんとケーブルカーが一年に一回ある、点検のための運転休止期間だったのです。

 「何でや、この行楽シーズンに」と思いました。バスもあまりなく地図を広げてひとり作戦会議。函館山は諦めて、ま、近場に行こうと思って寝ました。

  
 朝起きたら5時過ぎ。まだ外は暗い。街がキラキラしています。今なら夜景の雰囲気が味わえるかも。急いで用意をして、タクシー乗り場に行きます。お金がかかるけど、たぶん函館にもう来ることない。往復をお願いしました。


 気さくな運転手さんで、函館山は昔は軍の要塞で、一般市民は登れなかったという話をしてくれました。山肌にいくつもトンネルのような壕がありました。

 登るうちに明るくなってきて、街のあかりは少し残るくらいになっていました。でも展望台からは、朝雲の隙間から、ぼんやりと赤く、朝日が見えました。函館の街は朝もやがかかり、幻想的でした。夜景でなくても、こういった雰囲気の景色を見ることができて、思い切って来て良かったなと思いました。

朝早くはほとんど人がおらず
函館湾に波がヒタヒタと穏やかに打ち寄せていました


 ホテルには戻らず、朝市見学です。水槽に入ったカニ、カニ、カニ。海鮮丼を食べさせる食堂もたくさんありました。(結構高い)

 ここは観光客相手ですね。テレビで放送されたというお店の海鮮丼にそそられたけど、ホテルに朝食をつけていたので、そこは我慢。ホテルの朝食には、刺身もお寿司もありました。

  ホテルの窓から。右の船が摩周丸(青函連絡船記念館)正面が函館山。



ああ、最終日はまだ続きます!

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