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北海道経巡り雑記 その24-夕張市

第27問 次の夕張市についての事柄のうち、誤っているものはどれか。
ア. ピークに11万人を超えていた人口は、令和5年11月現在では1万人を下回っている
イ. ダム湖であるシューパロ湖の湛水面積は国内で1位である
ウ. 現在(令和5年11月)の北海道知事である鈴木直道は夕張市の市長を2期務めた
エ. 夕張メロンドームでは夕張メロンの食べ放題がある


実は、その21の一泊二日の記事の前日は日帰りで観光していました。
夕張市に行ってきたのですが、その時の内容に加えて、夕張市のその他の紹介として過去に行った時ものと合わせて記事にしたいと思います。
夕張市は、十勝方面へ行く際に道東道や日勝峠を利用するときに通ったり、万字峠や国道452号(シューパロ湖~桂沢湖区間)をドライブするのが好きなので、個人的にはそこそこ行っています。

夕張石炭博物館
たぶん、現在の夕張で一番有名な観光地だと思います。先月初めて訪れましたが、廃墟感がすごい場所を抜けると駐車場です。
石炭産業最盛期の夕張の隆盛から、財政再建都市へと没落していく歴史が学べます。もちろん、石炭や石炭の採掘について機械を稼働させての説明も聞け知識が深まります。
坑道で火災が有った部分は見学できませんが、復旧工事中で令和6年4月の再開を目標にしているそうですが、少し遅れそうとのことでした。
記念品としていただいた博物館付近の現在と過去が裏表になっているカードには哀愁が漂っています。

自虐的な看板の先に駐車場があります(令和5年7月)
夕張石炭博物館(令和5年7月)
夕張石炭博物館 坑道の展示(令和5年7月)

幸福の黄色いハンカチ想い出ひろば
夕張が舞台になった映画といえば、「幸福の黄色いハンカチ」。
実は映画を見ていないので何も語れないのですが、夕張といえばという感じもします。
行った日は連休でもあり数組の来場者がいました。
軽食も取れるので、ちょっと休憩がてら昭和を感じに行くのもいいんではないでしょうか。

駐車場にある看板(令和5年7月)
ロケに使用されたファミリア(令和5年7月)
幸せの黄色いハンカチ(令和5年7月)

シューパロ湖
夕張シューパロダムのダム湖であるシューパロ湖。もともとあった大夕張ダムのすぐ下流に夕張シューパロダムが建設され、大夕張ダムは水没しました。ダム湖が拡大した結果、シューパロ湖の湛水面積は国内2位になりました。
ダム湖北部にかかる白銀橋からは、水位が低ければ湖底に沈んだ旧白銀橋や道路などを見ることができます。

白銀橋から見る旧白銀橋(令和3年8月)
水位が下がって見える湖岸は町並みの面影が(令和3年8月)
シューパロ湖西岸から白銀橋(左)と旧白銀橋(右)(令和3年8月)

滝の上公園
滝ノ上駅のそばにある滝の上公園。桜や紅葉で有名な公園です。千鳥ヶ滝や竜仙峡の風景も素晴らしく、国道274から石勝線を渡ってすぐなので、ドライブの休憩にどうぞ。

前日は雨だったので水が濁ってます。(令和4年8月)

ぱんぢゅう
市内の小倉屋で販売されている「ぱんぢゅう」。回転焼きとかそいういう感じの、餡が入った半球状の焼き菓子です。生地が厚く餡もしっかり入っているので、食べ応えもあります。
小樽の「ぱんじゅう」は餡の種類が豊富だったりして今風ですが、「ぱんぢゅう」は懐かしさを感じさせてくれます。

この他にも、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭やメロン熊、紅葉山の紅葉など見どころがたくさんありあます。道の駅「夕張メロード」やメロンドームなどもあるので、廃墟探訪ではなく生きてる夕張にも訪れてみてください。


第27問の答え「イ」
朱鞠内湖に次いで2位

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