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39度の熱を出したら腎炎だった

ちょうどクリスマスの頃に高熱を出しました。

はじめての39度超え

元々、平熱は高い方ではないので、37度超えただけで関節痛に悩まされる自分。高校の時にインフルエンザにかかった時もそこまで熱は上がらなかったし(しかし布団から起き上がることはできなかった)、ここまでの熱は初めてです。

身体を起こしてみるも頭がびっくりするくらい重い。
どうしようもないくらいにフラフラする。
身体中の節々が痛い。寒気がする。頭痛ガンガン。耳鳴りも止まらない。

病院へ行きたい、しかし。

この日は仕事のシフトが入っていましたが、とてもじゃないけど仕事ができる状態ではなく、その前に無事出勤することすらも危うかったので病欠しました。

とにかくこの熱を下げたい。

病院に行かなきゃ。

…でも、動けない。熱が高すぎて、動けない。

無理やりにでも病院に行かなければ多分ずっと家に居続けてしまいそうだったので、病院に予約の電話をしました。予約いっぱいでした。待ち時間が長くなっても構わないようでしたらどうぞお越しください、とのことだったので、予約は諦めて、病院へ向かうことにしました。ありがたいことに徒歩10分ほどのところに病院があるのですが、10分も歩ける自信はなかったので、フラフラする身体引きづりながら車運転していくことにしました。

一人暮らしの辛さって、病気の時でも自分でなんとかしなきゃいけないところですよね…運転超怖かった…でも車の免許持ってて良かった…

なんか検査ばっかされる

身体めちゃくちゃしんどかったので、早く処方箋もらって帰りたかったのですがこれがなかなか帰してもらえなかった。

インフルエンザの検査。陰性。
尿検査。採尿量少なくてきちんと検査できず。
その代わりといっちゃなんだけど血液検査。

なんかめっちゃ検査される。

尿検査の結果待ちの途中で体力が限界に達して待合室でぐったりしてたら、ナースさんがベッドをすすめてくれました。最終的に、お会計までベッドの上でやってくれました。めちゃくちゃありがたかったです。

腎盂腎炎の疑い

いろいろ検査された結果、「腎盂腎炎の疑いが強い」ということで先生からお話がありました。調べたらほぼ同時期に長渕剛も同じ病気にかかってました。笑うわ。

おしっこが出ない

先生にも薬局の人にも「お水たくさんとってくださいね」と言われたので2リットルのミネラルウォーターとスポーツドリンクを枕元に置いて、意識して水分を取るようにしました。毒素をだすために、しんどくても数時間に一度トイレに行くようにこちらも意識して行きました。しかし、おしっこがなかなかでない。出てもちょろちょろするくらいでした。イメージとしては、お酒大量に飲んだ時の排尿といいましょうか。

寝汗がすごい

抗生物質と解熱剤パワーなんですかね?
寝て起きたら汗がびっしょり。こんなに寝汗ってかけるんだ?というくらい、パンツもずぼんもびっしょりでした。

頭痛が痛い

熱が上がってからの数日間、夜中にめちゃくちゃな頭痛に悩まされました。
後頭部がドクドクいって、キーンとした耳鳴りがずっと続きました。時に吐き気も伴いました。30分ないし1時間ごとに目が覚め、長い夜を過ごしました。

少しずつ熱が下がってきた

発熱から3、4日後でしょうか。日中起き上がって座ってテレビを見ることさえ難しかったのが、起きていられるようになりました。起き上がれるって素晴らしいことなんだなあと思いました。

治るということって、こういうことなんだなぁ

起き上がれるようになってから、ご飯も少しずつ食べられるようになり、出が悪かった尿も平常時に近いものに変わってきました。

そんな時、このフレーズを思い出しました。

これは、漫画「ぼのぼの」で、イボを患った話のエピローグに使われていたフレーズです。あまりにも非日常すぎた腎炎の日々。普通にできていたことができなくなって、それからまたできるようになる。治るということは、こういうことなのかとしみじみ身に染みて思いました。
この年になって、幼稚園の時から読んでいた漫画のエピローグの意味がわかるようになるとは。ぼのぼのはいつだって大事なことを教えてくれます。

どうぞ皆さんもお身体大事にしてください。

久しぶりに始める創作活動費用に充てさせていただきたいと思います。