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はじめて買ったCD─U2・FreetWoodMac(その2)

さて、お題企画の、初めて買ったCDになります。

洋楽ポピュラーのU2とFreetWoodMacというバンドのCDの2枚を買いました。
80年代のはなしです。
1987年……昭和62年ですよ、昭和ですよ。
余談ですが、ちょうどこの年、レコード店に置いてあるアナログレコードとCDの比率が逆転し、アナログ専門みたいな店を除けば、レコード店の売り場にはCDのほうが多く置かれるようになったターニングポイントでした。
それはさておき
前回の記事はU2でしたが、今回はFreetWoodMacのほうになります。
(前回の記事はこちら)
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2枚目 Tango In The Night/FreetWoodMac

今日取り上げるフリートウッドマックは1977年に『噂』というアルバムが、アメリカのBillBoardというヒットチャートで計31週間1位を記録するモンスターバンドでありました。
31週ですよ。1年の半分以上チャートの1位を独占です。
77年といえば、イギリスではパンクロックが盛り上がっており、Fマックのような地味なAORと解釈する人がいてもおかしくない人がいるくらい上品な(?)ロックが大受してたアメリカ市場は、イギリスと比べて、どんだけ保守的だったんだってはなしになりますが
87年のこのアルバムが出るころには解散説も流れておりまして
事実、ボーカルとソングライティングを担当してるひとりリンジーバッキンガムは、「このアルバムで最後だ」というニュアンスの発言をしていました。
実際、リンジーはこのアルバムのあと、97年に再合流するまでバンドを抜けてしまいます
「最後」のつもりでつくったからか、このアルバムはマックの中でも、個人的に、1曲目から12曲目まで、流麗というか端正にまとめられている、非常に優れたアルバムといまでも思っています。
こういった流麗なロックはJ-POPの御仁にはちょっとつくれねぇだろうということで(洋楽の連中にもJ-POPみたいのはつくれないでしょうけど)
洋・邦聴ける日本はいいですね、なんて……

2000年代の中ごろ、フライデーというレストランがはやって(いまでもあるのかな?)
すごくアメリカンテイストのお店だったんですけど
店内に、70年代のローリングストーンズと、このFマックの全米ツアーのポスターが貼ってありまして
このバンドの巨大さを感じました。
77年と80年には武道館公演も実現しており
リンジーとスティヴィーニックスとクリスティンの3人がならぶステージは、生で見てみたかったですけど、2022年にクリスティンの訃報が伝えられ、リンジーも抜けてしまい、残りのスティーヴィたちが今日でも頑張ってるようです
77年って、日本だと、あのサザンがデビューした年ですよ。
そんなころにアメリカで31週アルバムがチャート1位を記録したバンドが、今日現役でまだやってるんですから
アラフィフでもうくたびれた自分もすごく励まされます


では、このアルバムからのヒットシングル
「BIG LOVE」のクリップを最後に貼ります。

このバンド、音楽も端正ですが、3人の別々のヴォーカル兼ソングライター(男1人・女2人)を擁してまして、3人とも端正なルックスで絵になります
普通、3人もリードヴォーカルとソングライターがいれば、エゴのぶつかりあいで大変ですけど
このバンドは、プロデュースもやってるリンジーが3人(3様の)の個性を、すごくうまくブレンドしてます
そのあたりは、ぜひアルバムで聞いてほしいですね

このアルバムの曲ではないんですが、それ以前のヒット曲のクリップも、お時間があれば 


(あとがき)

お題企画に、初めて買ったCDとあったので、いつかは書かなきゃとは思ってましたが、今回ようやっと腰があがりました。
Amazonのアソシエイトになって商品リンクを貼り
YouTubeのクリップもつけてみました。
文字を書くだけでなく、いろいろやってみようと思っています
クリップの2曲目のDreamsという曲がアメリカで1位を記録したのは77年で、日本のあのサザンがデビューした年ですからキャリアは長く、いいバンドだと思うので、お時間があれば聞いてみてくださいね

ここまでおつきあい下さりありがとうございました。

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