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デルロット、つらく汚い現実に嘆く。「アラレちゃん」のような世界だったらよかったのに。

Future is Persona, maybe. デルロットです。

サンタさん。

幼少期の現実、幼稚園のころの世界ってのは、やさしい大人たちが作ってくれたやさしくて、ウソの世界だったようだ。

サンタクロースの存在のような、やさしいウソ。

幼稚園時代のころ、アニメのアラレちゃんを見た。印象に残っているのが、則巻千兵衛(のりまき せんべえ)博士がみどりさんにプロポーズするところ。

博士が「みどりさん、結婚してくださ~い!」とプロポーズの練習。そのとき「は~い♪」とみどりさんの声。みどりさんはトイレに入っていてせんべえ博士の声が聞こえていた。そんな感じであっさり結婚。

5歳くらいの純粋な自分は、ああ、人生ってこんな感じで楽しい感じの世界なんだなあ、と「勘違い、錯覚」した。

5歳くらいならしょうがない、当たり前かもしれない。警察官は正義の味方で、僕たちを守ってくれる。あこがれた。今ではいつ難癖つけられるかと、怖れの対象だ。

小学生に入っていき、だんだん現実がそんなにきれいなものではないと気づかされていく。自分自身も。

悪意ってやつが世の中にはいっぱいあるとわかってくる。そして貧富の差や権力や暴力。それらを挙げていったらきりがない。

で、俺は統合失調症とかいうわけのわからない病気になり、アラレちゃんのような世界は存在しないとムリヤリ自覚させられる。

悪意に殺されそうになる。とくに障害者施設の善良なはずの人間に障害者が傷つけられたことは、俺の心の中に人間は信用できないと深く刻まれた。一生消えない傷と恨みになるだろう。

次に生まれる世界は、美しくやさしく楽しい世界でありますように。

って、遺書みたいにしめるなや!まだまだたぶん生きるんじゃ!




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