Lomography SLIDE/X-PRO200
ロモグラフィーのクロスプロセス向けフィルムですが、クロスプロセス向けということで、クロスプロセスをしない場合の本来の現像はポジ現像です。
ちなみに4年ほど前にクロスプロセスで使用すると、緑が強く強調されたネガが出来上がりました。
2度と手に入らないと思っていましたが、3本セットが798円で売られているのを発見し、しかも何とタイミング良く70%オフセール中。3本セットが240円で手に入りました。期限は2016年10月です。
期限切れから6年ということで、PENTAX SPにつめてISO125相当で撮影しました。褪色気味は否定できませんが、モニター越しでない実物はもう少し綺麗です。
保存環境不明の6年半期限切れのリバーサルでこれだけ写っていれば良いでしょう。
撮影場所は広島県福西市の自動車時計博物館と姫路のセントラルパークです。セントラルパークのシートの頭にある2カットは夜の倉敷です。
ここ、日本に現存するボンネットバス4台のうち2台を所有し、計器類などの使用可能な部分はオリジナルのまま使用しています。
このバス、乗れるんです。しかも展示してある状態で乗るのではなく、このバスで周囲を20分くらい掛けて案内してくれます。大人も子供も楽しめます。
車内はこんな感じです。
動かしてくれるのはバスだけですが、展示車両にも座ることはできるので、是非。他の博物館では座れなかったり、触ることも出来なかったりするので、これは貴重な体験でした。
夜の倉敷はシャッターを数秒開けたと思います。
家族を撮りつつ、映写したら喜ぶかもと思い動物も数カット撮りました。
Hamaのフィルムカッターを手に入れたので、スライド用に綺麗に切れそうです。
映写機手持ちで撮ったので、斜めですが、スライド投影。これこそリバーサルの楽しみだと思います。セットする方を間違えて左右反転してますけどね。
スライド投影時は上下も上側を下向きにセットしないと上下も反転します。
ちなみに私が持っているのは、
アサヒペンタックスのスライド501と
ミノルタミニ35IIです。こちらは下の部分のブロワーが別売りでした。
スライド映写機は高温になるので、ランプ点灯中に下からブロワーで風を送り熱を逃す仕組みです。
アサヒペンタックススライド501の方は元々ブロワーが付いていました。
どちらも2カットずつでスライドを入れ替えなければならないのが欠点ですが、小さく持ち運びが容易で、見た目も良く気に入っています。
あと1本残っているので、どこで使おうか思案中です。
皆様からのサポートはありがたくフィルムや暗室関連の費用、又はフィルムの存続に寄与すると思われることに、使わせて頂きます。