if…コロナがなかったら
昨年の今頃は、2020年がこんな年に変わってしまうなんて想像できていただろうか。
私はできなかった。
それでも、やりたいことはたくさんあった。
あれもしたい、これもしたい。
2020年は、私にとっても大きな変化の年になるんだろうな〜
不安もあったけど、楽しみしかなかった。
2020年
私は、この町を出るつもりだった。
この町を出るといっても、嫌いで出たいというわけではない。
ただ、車の運転ができなくなった今はこの町で生活をし仕事をしていくことに窮屈さを感じていた。車がなくても生活できる都市に行きたかった。
そのためには、転職は必須。昨年の11月頃から転職サイトを見たり、転職エージェントを利用したりしながら履歴書を書いたり、職務経歴書を作成してみたり自己分析をしたりした。
未経験の分野も考えたけど、やっぱり今の仕事を続けていきたいという想いもあり、転職先はドラッグストアがしっくりきた。
そして、大手2社の面接を受ける運びとなった。
面接は2月中旬と。この時点で、まだ1月中旬。時間は十分にあった。そして、2月頭に店舗見学に行きましょう!ということになった。
コロナ騒動が始まったのはそんな時だった。
まだ当初はインフルエンザが流行っていた時だったが、マスクは十分に店舗にあった。
私も、インフルが流行っているからマスクも買っておかなきゃなぁ。。という感覚でしかなかった。
それが、ある日突然!普通に出勤したら店頭からマスクが消えていた。
いったい何があったのか。全く理解できなかった。
全く望まない形で、マスクとのゴングが鳴らされてしまったのだった。
そんな中で、店舗見学に行ってみた。
何店舗か行ったけど、どこもマスクの問い合わせが半端なかった。
でも、まだ始まったばかり。
2週間くらいしたら、普通に戻るだろうという考えだったと思う。この時の私はそう思っていた。
だからこの時は、面接も受けるつもりでいた。
だが、マスクを取り巻く状況は好転の兆しが全くないまま、日にちだけが過ぎていった。
それでも、面接の結果、採用となり入社する頃には…という希望もあり面接を受けることにした
結論から言うと、2社とも断った。
理由は、
2社ともに今あるマスク騒動について思う事を伺ってみた。
残念なことに、どちらも他人事のような考えをされていた。
働くことになっても、正直、すぐに嫌気が差していただろう。
どちらも、翌日にお断りの連絡をさせてもらった。
当初は、この判断も早すぎたのでは?と思った。
それでも嫌な予感しかなかったし、他業種も念頭に出直そうと思った。
今でも、転職サイトに登録はしたままにしている。
だが、転職する予定はない。Iターンをする予定もない。
もしも、コロナがなかったら。。。
私は大阪とかで働いていたのかもしれない。
電車通勤していたかもしれない。
ロフトや紀伊國屋、タワレコに行ってたかもしれない。
たまに入船温泉に行ってたかもしれない。
SNSで知り合った人たちの集まりに顔を出していたかもしれない。
もし。。を言い出したらキリがないんだけど、やっぱり言いたくもなる。
このタイミングでコロナ。。
きっと、何か意味があるんだろう。
何かを考えなければいけないんだろう。
これから、どう働き、どう生きるか。
コロナに問われているのではないだろうか。
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