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モロッコ旅行記

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2019年に行った14日間のモロッコ一人旅の記録。
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【モロッコ旅行記】0日目*旅ルートと持ち物編

2019年4月に行った2週間のモロッコ旅行記を気まぐれ不定期でお届け! モロッコ旅のルートモロッコの旅を計画するときにまず決めるのは時計回りで巡るのか半時計回りで巡るのかではないでしょうか。多分。そして私は時計回りに決めた。 空港があるカサブランカから鉄道で首都のラバトに向かい、そこから青の町シャウエン、迷宮都市フェス、サハラ砂漠の街メルズーガ(実際にはハシラビートに滞在した)、ワルザザード、マラケシュ、港町のエッサウィラ、そしてカサブランカに戻ってくるルートだ。 最低限こ

【モロッコ旅行記】1日目 Pt.1*空港編〜ドバイの空港で新元号を知るの巻〜

モロッコへは関空発エミレーツ航空のドバイ経由で。 3月31日の23:45発のフライトだ。 0日目の3月31日は部屋の掃除をしてシャワーを浴びて、パッキングの最終チェックをして関空へと向かった。 ちなみに私はスーツケースよりもバックパック派、そして荷物は少ない派なので2週間の旅も35Lのバックパック1個と持ち歩き用のバッグのみで十分である。滞在中も洗濯するし、服や下着はもう着ないものを持って行ってほとんど捨てて帰るから、お土産を入れる余裕だってできる。 旅でテンションが上がる

【モロッコ旅行記】1日目 Pt.2*ラバト編~初のアフリカ大陸は思ったよりも都会だったの巻~

無事にカサブランカ行きの飛行機に乗って、いざモロッコへ。 私にとっては初のアフリカ大陸! 飛行機を降りてからの私は、速い。驚くほどスタスタ歩く。 わくわくの感情がどんどん大きくなる。早く外に出たい気持ちでひたすら足を前に出す。 入国審査も無事終わって、私は預け入れ荷物がないのでバゲージ・クレームは素通りで到着ゲートを抜ける。 ついにアフリカ大陸に上陸! 空港から首都のラバトまでは鉄道を使って移動するので鉄道乗り場へ。 軽く乗り鉄なので、鉄道で移動できるところはなるべく

【モロッコ旅行記】2日目*ラバト編〜世界遺産の都をお散歩の巻〜

ラバトは1泊だけの滞在だったのでホテルをチェックアウトして街ブラへ。 ホテルはクレジットカード使えるだろうと思っていたけど使えなかった。 最低限の現金しか両替してなかったので焦る。ここから先のホテル全部現金払いだったらマズいなぁなんて思いつつ、まぁ、ATMで現金下ろせばいいんやけどね。けどいつ現金が必要になるか分からんから計画的に使わねば。 ラバトは街自体が「近代の首都と歴史都市の側面を併せ持つ都市」という名称で世界遺産に登録されている。 新市街はヨーロッパっぽい雰囲気、

【モロッコ旅行記】3日目*シャウエン編〜青の街で韓国青年に出会ったの巻〜

朝食はリアドの屋上で。朝晩は冷えるのでダウンが必要だ。ここでウルトラライトダウンが役に立つ。 屋上に小屋のような建物が建っており、その中がキッチンのようだった。 キッチンには数人のマダムがいて朝食を用意してくれていた。 メニューはモロッコのパン、ジャム、バター、リコッタチーズのようなもの、フルーツ、コーヒー、生搾りオレンジジュース。 生搾りオレンジジュースが美味しい!オレンジそのもの。 さてこの日は青の街シャウエンをぶらぶら散策。 リアドから一歩外に出るとそこは青の世界!

【モロッコ旅行記】4日目*フェス編〜多分夜ご飯をぼったくられた気がするの巻〜

シャウエン10:45発のバスでフェスへ行くのでバスターミナルまで移動。 バスはCTMを利用。 青の街ともお別れ。 宿泊していたリアドから旧市街の出口まで10分ほど歩く。 旧市街の道は入り組んでいて迷いそうになるが、出口まで行くコツがある。 旧市街の道は確かに複雑だが、1本メインとなる道があってその道から枝分かれするように小道が接続している。(葉脈みたいなイメージ。主脈がメインの道で、側脈が小道) そのメインとなる道は旧市街の出入り口につながっているので、メインの道を道なり

【モロッコ旅行記】5日目*フェス編〜旅の師匠に出会ったの巻〜

4日目の夜から不安になっていることがあった。 5日目の夜、つまりこの日、夜行バスに乗って次の滞在先であるハシラビートに行く予定だったが、バスのチケットを買っていなかったのだ。 モロッコの主な長距離バス会社は2つあって、1つはこの旅行記で既に登場したCTM、もう1つはSupratourである。 フェスからメルズーガやその隣町のハシラビートへはCTMは走っておらず、Supratourを利用することになる。CTMはネットで事前予約ができるが、Supratourはネット予約ができ

【モロッコ旅行記】6日目 Pt.1*夜行バス編〜トラブル続きの夜行バス、果たしてサハラ砂漠へ辿り着けるのか?の巻〜

長い夜が始まる。 いや、夜どころではなく朝も昼もまたいでしまうことになる。 夜行バスは定刻通り20:30フェスのバス乗り場を出発した。 夜行バスなんて久々やな〜、高校の卒業旅行でディズニーに行った時以来やな〜、疲れるか心配やけど意外といけるかもな〜なんてことを思っていると出発から20〜30分経って、なぜかフェスのバス乗り場に戻ってきた。 乗客のみんなも「?」状態で、バスが止まるとスタッフの人が乗り込んできて事情を説明してくれた。 雨の影響で道が通れない・・・ おいおい

【モロッコ旅行記】6日目 Pt.2*サハラ砂漠編〜シラフだけど歌って踊るの巻〜

長い長いバス移動を終えて、砂漠ツアーでお世話になる「ホテル・リアドマムーシュ」へ。オーナーさんにはバスが遅れることを伝えていたので、到着の時間に合わせて迎えの車が来ていた。リアドマムーシュのオーナーさんが日本語を話せるとのことで、リアドマムーシュ発の砂漠ツアーは日本人には人気があるようだ。私と師匠以外にも日本人の母娘さんも一緒だった。 4人とも長旅で疲れているがもう既に夕方なので急いで準備をして砂漠ツアーに行かなければならない。 シャワーを浴びて日焼け止めを塗って、化粧はも

【モロッコ旅行記】7日目*サハラ砂漠編〜ひょんなことからノリコさんに会ったの巻〜

朝、サンライズを見に行くためにスタッフのベルベル人に起こされる。私は大阪から来たので、OSAKA!Wake up!と言って起こされた。ちなみに師匠と母娘さんは関東から来ていたのでTOKYOと呼ばれていた。 ラクダに乗ってサンライズを見に移動。 ホテルに戻って朝食をいただく。母娘さんはもう帰国されるとのことなのでタクシーでカサブランカまで行くと言っていた。無事に到着することを願って母娘さんとはここでお別れ!アクティブですてきな母娘さんでした。 私と師匠はここで1泊する予定

【モロッコ旅行記】8日目*ワルザザード編〜師匠と別れて弾丸ワルザザードの巻〜

師匠と一緒に8:00ハシラビート発のSupratoursに乗って私はワルザザードへ。約7時間半の移動だ。このルートはずっと平坦な道で心地よい。途中ドライブインみたいなところで休憩があった。今日はほとんど移動で体を動かしていないのでご飯は食べずアイスだけ食べた。全世界共通して美味しい食べ物の一つはアイスだと思っている。あとはポテチ。食が合わなくてもアイスとポテチがあればどうにかなる。栄養バランス最悪だけど。 15時ワルザザードに到着。師匠はマラケシュまで行くとのことなので私だ

【モロッコ旅行記】9日目*マラケシュ編〜SATC2のロケ地でお洒落リアドに宿泊の巻〜

10:30発マラケシュ行きのバスに乗るためにバスターミナルへ。 その途中で昨日の夜話しかけられたスペイン人スタントマンに再び会った。 また会うなんて狭い街だ。息子のアダム君も一緒だった。可愛い😍 マラケシュまでは約4時間半の移動。 途中に山道があるのだが、この道は地元の人もゲ●ロードと呼んでいるほどくねくねの山道で、その名の通りバスのあらゆるところからthrow upしている音が聞こえた。私は事前にこの道のことは知っていたので、酔い止め薬を服用し、さらに目をバッキバキにして

【モロッコ旅行記】10日目*マラケシュ編〜値引き交渉をマスターするの巻〜

Riad BOUSSAの朝食は屋上で。 この日はお買い物DAY in マラケシュ。その前に昨日Brigitteが教えてくれたコースをお散歩。 地図に色々メモをしてくれた。Brigitteおすすめのお店や、買い物するならココという場所、スイーツが美味しいカフェなどがこの1枚に。 リアドを出て、フナ広場に行くまでにある大きい道に曲がってひたすら南下してぐるっと回って北に進んでフナ広場へ戻るルート。 ここからしばらくは、ただの散歩の風景。 さて、今日のお目当てはバブーシュ。

【モロッコ旅行記】11日目*エッサウィラ編〜ここで沈没したかったの巻〜

今までのモロッコ旅行記はこちら。 マラケシュからエッサウィラまでは10:45発のSupratoursで。 バス乗り場はマラケシュの新市街にあるので、いつものごとく旧市街から徒歩で向かいます。モロッコの街は基本的に新市街と旧市街に分かれているんやけど、旧市街から出ると新しい街並みに急に変わっていて、それがとても面白い。大阪市内に住んでいるとなかなか味わえない感覚やなぁと思う。実家の滋賀から急に梅田に来た感じ。 いや、大阪にも古き良き街並みはあるか。商店街とか?大阪に7年くらい