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不良

中高生のとき多くの友達が
制服のスカート丈とか
靴の色とか髪型とか靴下とか
校則があるのに
なんでわざわざ先生に反抗するのか
わからなかった

決められたこと・言われたことをする方が
圧倒的に楽なのに…とずっと思ってた

だけど
こんな年になって
こんな時になって
少しだけわかるような気がした

私も中学の頃にもっと
窓ガラス割ってまわったりとか
してたら良かったな
今やったら器物損壊で捕まる

個性とか譲れないものとか自分の存在とか
批判されても否定されても
「今はこれがいいんだ!」と言える
そういう過程を踏んできたかった

あの時そこまで自分を優先できなかった
今もだけど
批判されたり否定されたら
衝突するのが面倒になって
言うこと聞いとけば
つまり自分を殺せば
面倒はなくなって
いつの間にか心も殺してた
それが褒められる場所だった

大人になったら
自分がいないというのは致命的だな

批判されたり否定されることの方が多い上に
褒められることは殆んどない
できて当たり前
批判され否定される度に
自分を殺してたら
どこに行っても生きられない

批判や否定も全て正しいとは限らない
間違ってるものもある

だからと言って
今更 衝突の仕方も分からない
自分を殺す練習しかして来なかったからだ

今とっても窓ガラスを割りたい気分
金属バットで思い切り パッリーンって

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