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EXITりんたろー。さんへのラブ・レター

昨日、AbemaTVの『AbemaPrime』という番組内の企画として、兼近さんに代わり、りんたろー。さんへのラブレターを代筆させていただきました。テレビではちょくちょく拝見しているものの、お二人の出会いや、関係性、今日までの歩みについてはほぼ知識が皆無であったため、ネットや雑誌を読み漁り、お二人について徹底調査。

結果、ラブレターを書く上で意識したことは大きく2つ。1つは、兼近さんの2面性を表現すること。天真爛漫なようでいて、誠実。陽気かと思えば、時にシリアス。陰と陽。柔と剛。その2面性が兼近さんの魅力だと思ったので、そこを手紙でもちゃんと表現をしようと思った。

もう1つは、これは想像の域を出ないけれど、兼近さんは欲がないというか、今のポジションや生活にあまり執着がないように感じられた。それは言い換えると、りんたろー。さんの立場からしたら、「ずっと2人でやっていけるのかな?」と心配に思っているのではないかと考えた。だから、文面の中に、「これからも2人で」という言葉を入れることで、りんたろー。さんを安堵させたいと思った。

事実、兼近さんは欲はないかもしれないが、りんたろー。さんへの想いは確か。「これからも2人で」という言葉に嘘はないと思う。

代筆屋として大事なことは、文面は僕が考えるものの、想いは依頼者のものを忠実に投影しなくてはならないということ。つまり、今回のお手紙は、兼近さんの想いを、僕がわかりやすく書いただけのこと。

そんなことを踏まえて、代筆したお手紙が以下です。


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りんたろー。さん。手紙なんて、彼女にも、親にも、誰にも書いたことがないから、作法とか形式とか、そういうのはよくわからないけど、とにかく思ったままを、あるがままに書きます。

正直に言うと、りんたろー。さんは俺にとって、ワンナイトラブ、一夜だけの相手のつもりだった。M-1に出たくて、それまで面識のなかったりんたろー。さんに声をかけた。結果は3回戦敗退。はい、さようなら。そうなるはずだった。

でも、りんたろー。さんは、一夜ではなく、一生の相手として俺を見てくれていて、それはもう長い長い、短編小説どころか、長編小説のようなLINEで俺を引きとめてくれたね。

2017年12月22日。りんたろー。さんは、Twitterでこうつぶやいた。

この長いトンネルの、「出口」にできるようバチバチかましてくんでしくよろです。

りんたろー。さんのこのツイート以降、たしかに、俺たちはバチバチかまして、トンネルの出口を抜けたかもしれない。でも、出口は入口にもなるわけで、抜けたと思ったらまた次のトンネルが出てきて、結局、トンネルを抜けることはできないのかな、と最近思い始めてもいる。

でも、不思議と怖くはない。俺の右側にはいつもりんたろー。さんがいて、どれだけ道が暗かろうと、右腕から伝わってくる体温に俺はほっとする。そして、右耳から聴こえてくる「Here we go!」の声で、俺は迷うことなく一歩を踏み出せる。

りんたろー。さん。いつも隣にいてくれてありがとう。これからも2人でいることで、笑いと喜びは2倍に。そして、悲しみは半分に分け合おう。


最後に。俺を引きとめた時、「俺がお前を日本のスターにさせるから。1回だまされたと思ってついてきてくれ」。りんたろー。さん、そう言ったよね。

約束してほしい。スターにはなれなくてもいいんだ。でも、1回と言わず、ずっとこのまま俺をだまし続けてほしい。トンネルの先に光はあるんだ、と。EXITはあるんだ、と。ね?約束だよ。

お後が、Here we go.
                             兼近より

                              

ラブレター代筆屋。告白、プロポーズ、復縁、感謝、計100通以上のラブレターを代筆。「アウト×デラックス」「ABChanZoo」「おはよう日本」等出演。HP→http://dsworks.jp Twitter→@DenshinWorks