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なつやすみは自由

6月に入って、だんだんと暑くなってきて、私の目に映るもの、聞こえる音、感じることには夏の気配が入り込んできました。
すいかを食べたりとか、浜辺にヨガをしに行ったりとか、蚊取り線香の匂いを嗅いだりとか。
そんな一つ一つを経ていって、だんだんと本格的な夏の到来です。

色々夏だなぁと思うことを感じていて、書いていて、気付いたのが「夏休み」という言葉から漂う素敵な感じ。
大人になって現在会社にお勤めしている私には夏休みは無いのですが、でもでも、「夏休み」という言葉には自由という魔法がかけられているような、そんな印象があります。
なんでかな。
「夏休み」という言葉を聞くと、とにかく抜けるような青い空、雲ひとつ無くて、この上はどこから宇宙とつながっているのかしら?と思うような。
空気という見えないものだけれど、なぜか青く、目に捉えることが出来る不思議。
そんな空を思い浮かべるがゆえの"自由"を感じているのかもしれません。

夏休みって言葉だけでなんでも出来る気がするなぁ。
学校に通っていた頃はそんなこと一ミリも考えなかったけれど、あの1ヶ月なり2ヶ月の間は、たくさんの自由と可能性とわくわくに満ちていたのだなぁ。

何回かの夏休みを経て、人は大人になっていきますが、どれだけあの自由を自分に取り込んで大きくなるかって、なんだかすごくその人らしさみたいなものにつながるような気がしてきた。
そんな気がするのも、夏休みの魔法なのでしょうか。

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