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セラミックvs銀歯

よく比較される
歯科治療のセラミック銀歯

歯科の修復材料には
他にもジルコニア、ゴールド(金合金)などによる
歯科修復もありますが、、、、

今回はセラミックと銀歯を
比較していきたいと思います🤔

今回は
①見た目
②強度
③費用
④歯を削る量
⑤汚れの着きやすさ
⑥アレルギー

僕が大切だと思う以上6つの項目にわけて
それぞれの項目で比較をして話します❗️
ご自身が今まさに悩んでいる!という方も
これから何かあった時のために!という方も
ぜひ最後まで読んでもらえると嬉しいです😊

①見た目

セラミックの見た目は天然の歯に近く
ツルッとした透明感があり
修復した部分がわかりにくいです。

一方で銀歯は金属の色が目立つため
口を開けた時に修復した部分がわかりやすいです。

また銀歯の場合、歯肉(歯ぐき)が金属によって
変色してしまう場合もあります。
メタルタトゥーと言います。

見た目はセラミックの方が良いでしょう✨

②強度

セラミックは金属と比較すると
割れやすいです。
セラミックは陶器のお茶碗のイメージで
硬いのですが強い衝撃で
割れたり欠けたりしてしまう事もあります。
噛み合わせの調整、歯ぎしり食いしばりへの対策など
きっちりと管理する事で
セラミックを長く持たせる事は十分可能です😊

純粋に比較すると
強度は銀歯の方が強いです🛡

③費用

装着にかかる費用は
セラミック
詰め物→40000円〜70000円ぐらい
被せ物→100000円〜180000円ぐらい
大阪の色々な医院の価格をざっと調べました🤤
(医院や地域によって差がありますし、セラミックにも種類があります。参考程度に)

保険の銀歯(3割負担)
詰め物→1500〜3330円ぐらい
被せ物→4200〜5300円ぐらい
(R4年7月現在)

※詰め物や被せ物を入れる前には
歯ぐきのお掃除などが必要な場合もあるので
かかる費用はあくまで目安です⚠️

費用では銀歯が安いので良い、、、、

というのはちょっと待った‼️‼️

銀歯は後で出てきますがやり直しのリスクが
セラミックより高いため
セラミックより早くに
やり直しが必要になる事が多いです💦

かかる費用は
短期で見ると銀歯優勢
ですが長期で見るとセラミックの方が優位と考えます。

もちろん
どちらの材料を選んでも
その後の掃除、検診やケアで長持ちさせる事が
大切です!

④歯を削る量

選択する材料によって
歯を削らないといけない量が変わります。
金属は②で説明した通り強度が強いため
薄くても割れたり、欠けたりしにくいです。
削る量が少なくても良いのです。

一方セラミックが薄いと割れるリスクが上がるため
銀歯よりも削る量はやや多くなる傾向があります。

削る量が少なくても良いのは銀歯です😮‍💨

⑤汚れの着きやすさ

セラミックと銀歯を比較すると
汚れが付着しやすいのは
銀歯です😢
そのため二次的なむし歯が生じたり
被せ物などでは歯肉炎が生じたり
リスクが高くなってしまいます。

汚れが付着しにくいセラミックが良いですね⭐️

⑥アレルギー

これは皆さんもご存知だと思いますが
銀歯は金属アレルギーの原因になる事もあるので

セラミックが有利です🎵

以上僕が大切だと思う6項目で
セラミックと銀歯についてお話ししました。

Instagramでも歯の事を発信をしています。

アカウント名はツムグデンタルです。

noteでは文章でしっかり解説をしています。
Instagramではイラスト中心に
わかりやすくシンプルな投稿をしています。

「執筆、監修者」
歯科医師:平岩瑛郁
出身大学:大阪歯科大学

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