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DERTA JAM with BEECL vol.12 イベントレポート

「広義のデザイン」をテーマにした勉強会&交流会イベント「DERTA JAM with BEECL」。2023年5月27日の開催で第12回をむかえました。その当日の様子を皆さんにお伝えします!

イベント概要・スケジュールは下記を参照ください。



当日の様子

今回の参加者は25名。そのうち社会人20名、学生は5名。デザイナー、エンジニア、PM・ディレクター、広報、ライター・編集者など、属性としてもさまざまでした。また、リピーターの方々が多めの構成ではありましたがお久しぶりの方も多く、皆さん初めて会う方々との会話を楽しんでいるように感じました。

場所はMOYORe:カフェスペース。開放的な雰囲気でおしゃれな会場と、SeaPoint YORIMICHIさんにご用意いただいた素敵なお食事により、皆さんの会話もはずみます。

今回のファシリテーターはオハナさんとあやさん。この2人より、イベントの概要やルール説明が行われます。あやさんは今回が初ファシリとのことで、イベント前は「緊張する〜」とのことでしたが、素晴らしい仕切りっぷりでした🙌

イベント説明があったあとは、恒例のアイスブレイクタイム。アイスブレイクの担当はうららちゃんです!今回は「積み木式自己紹介」を行いました。

この自己紹介のルールは、まさに「積み木」のように、自分より前の順番の人の自己紹介を言ってから、自分の自己紹介を言うこと。(「〇〇が好きなAです。」→「〇〇が好きなAさんの隣にいる、△△が好きなBです。」→「〇〇が好きなA・・・」というように)

1番目の人は楽ちんだけど、4.5番目あたりは厳しくなってくる😆w 少しゲーム性もあり、他の参加者の方々のお名前も覚えられると、好評のアイスブレイクです!今回も大変盛り上がりました。


LTスピーカー、LT内容紹介

アイスブレイクが終わったら、イベントの1番のお楽しみ、LTの時間です!
※LT:ライトニングトークの略。短いプレゼンのこと。

DERTA JAMは、「スピーカーによるLT(10分)→参加者同士でLTについての意見交換・スピーカーへのQ&A(10分)→交流会(20分)」を3セット繰り返します。
なぜこのようなイベント設計にしているかというと、DERTA JAMの主役は参加者だから。「参加者同士が主体的にデザインについて語れる場」にしたいと思っているので、スピーカーの話は10分と短めに設定し、交流会の時間を大切にしています。

「スピーカーの方の話をもっと話を聞きたい!」という方、ご安心を!交流会にて、スピーカーの方と直接お話をすることもできますよ◎

さて、運営メンバーのなかはなちゃんが書いてくれたグラレコとともに、当日のLTについて紹介していきます。今回は、教育・地域・コミュニティなどの文脈において、新潟の現場でデザインを実践されている下記3名の方々をお招きしました。

LT①:NIIGATA マイプロジェクト☆LABO 実行委員長 宮崎 芳史さん

2019年のグッドデザイン賞を受賞した、離島の生徒と地域を繋ぐ課外教育プログラム「佐渡を豊かにするPROJECT」 。「佐渡には何もないんです」と語っていた佐渡中等教育学校の生徒たちが、島の課題を解決する未来ビジョンを考え、自分たちの力でゼロから企画を実現させました。宮崎さんはそのプロデューサー、ディレクター、デザイナーとして、中等生が企画を実現するまでの伴走支援を行われました。現在実行委員長として活動されている「NIIGATA マイプロジェクト」の元となったこの事例をもとに、場のデザイン・学びのデザイン・キャリアデザインを内包するコミュニティデザインについてお話しいただきました。

■グッドデザイン賞 受賞詳細
https://www.g-mark.org/gallery/winners/9e1ed166-803d-11ed-af7e-0242ac130002

LT②:株式会社MGNET ディレクター 箱田果秀さん


現在株式会社MGNETのブランディング担当として、ディレクターを務める箱田さん。LTでは、箱田さん自身がサービスデザインを知り、「広義のデザイン」を意識するようになったきっかけから、株式会社MGNETに入社した理由までをお話しいただきました。また、普段のお仕事の中で、箱田さんが「広義のデザイン」のアプローチをする際に行っていること、意識していることもご紹介いただきました。

LT後は、参加者同士でも、「自分自身が広義のデザインに興味を持ったきっかけ」について意見を交換。自らのデザインのルーツを振り返ることができました。

LT③:BEECL所長 / BEECL株式会社MGNET代表取締役 武田修美さん

今回のテーマはMGNETの真価・存在意義である「ソーシャルデザイン」について。現在取り組み中である、とあるプロジェクトを例に、社会のデザインへの挑戦した事例ついてお話しいただきました。LTの導入では、最近話題のプロフィールページ作成サービス:bento.me で自己紹介。スライドにQRコードだけを載せた自己紹介が印象的でした。(皆さんもよろしければ読み取ってみてください🙌)

参加者の声

ここからは、イベント後に行ったアンケートに寄せられたご感想等をご紹介します!

  • 参加理由

    • 社外での出来事を知りたいから

    • 新しいインプットや繋がりを作りたかったため

    • 自分の将来のことを考えて、学んでサービスデザインを学んでおきたいと思ったから

    • オドロキ、発見を求めて

  • 感想

    • ここまでいろいろな人と繋がれると思っていませんでした!

    • 色んな人とお話できてよかったです!

    • スタッフの人が親切に会を回してくださって参加しやすいです。

    • ものすごく緊張しますが、同じことを大事にしたい人と一緒にお話できるのはとてもいい時間です。

イベント後もおしゃべりが止まらない様子の参加者の皆さん。どの方も笑顔で帰ってくださることが嬉しかったです😊

次回イベント開催予定

次回イベントは7/8(土)15:00-18:00(受付開始14:30)。場所はMOYORe:ホールです。
ご興味をお持ちの方は下記フォームからお申し込みください。

運営メンバー一同お待ちしております🌟

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DERTA JAM with BEECLとは?
👉DERTA JAMの概要や開催目的、今後の展望などについて書いています。

DERTA JAM with BEECL運営チームメンバー紹介
👉DERTA JAMは現在、もともと参加者だったメンバーとともにイベントの運営を行っています。メンバーたちは普段は違う会社や学校に所属していますが、それぞれの専門性を生かし、運営チームとしての活動を楽しんでいます。そんなみんなをご紹介します!


スポンサー募集

DERTA JAM with BEECLでは、「新潟に広義のデザインの考え方を浸透させ、デザイン人口の増加、より優秀なデザイン人材の育成、新規ビジネスを生み出すための新たな環境創出を目指す」という目的にご賛同いただける法人・個人スポンサーを募集いたします。

スポンサー枠としてご参加いただければ、最後の告知コーナーにて営利目的や求人目的の内容をお話しいただくことが可能です。(ただし、スポンサー枠でご参加いただいた方でも、告知コーナー外でのリクルート活動はお控えください。)
詳細はスポンサー募集要項をご参照ください。


レポート執筆担当:

オハナ / @hana_withup
新潟県立大学を卒業後、地元印刷会社に3年間勤務。2022年5月に株式会社DERTAに入社。現在は同社運営の新潟ゆかりのクリエイターコミュニティ「cos DERTA(コサインデルタ)」のコミュニティマネージャーとして、コミュニティ設計・メンバーとの交流やイベント企画・運営に携わっている。また、コミュニティマネージャ業務と並行して、サービスデザインを軸としたプロジェクトマネジメント業務も行う。DERTA JAMでは、イベント運営の統括を行う。

うらら / @kuarrri
福島県喜多方市出身。新潟大学法学部法学科4年生。2023年3月、株式会社DERTAにインターン生としてジョイン。DERTA JAMではイベント運営メンバーとして、プログラム改良や当日のファシリテーションなどを担当。地元喜多方市でも、地域イベントの企画や運営を行っている。

グラレコ担当:

なかはな
DERTA JAM運営チームグラレコ担当。NPO法人みらいずworks所属。大学3年時よりみらいずworksインターンとして従事し、2023年4月より新卒で入社。「総合的な学習の時間」授業運営や対話をベースとしたワークショップ・オンラインイベント運営に携わる。
また、講演や会議を文字とイラストを用いて記録する「グラレコ(グラフィック・レコーディング)」を行う。