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消そうとしては拾い

何度も「あれは間違いだった」
と投げ捨てようとしても、
完全に捨てることが出来ずに拾ってしまう。

それはとっても大切な出来事
だったからなんだろうなって
今ならそう思えるんだ。

目の前に居ると、素直になれずに
寂しさから怒っているような態度を
とってしまう。

きみと離れると落ち着いて居られるのに
目の前にいると「自分の見たくない所」を
鏡に写して見ているような気がしてくる…。

「他人は自分を写す鏡」

というけども、まるで本当に
鏡に写る自分の特に見たくない、
目を背けたい場所を強調して見せられる
人が居るんだろうなって思う。

しかも、自分で選んだ道だから避けられない。

さらに、いつも顔を合わすから逃げられない。

だから、向き合うんだ。

自分の本音や本当の人生を歩き出すために
本気で生きるために、

そこから逃げないために、

ボクはきみを選んだんだね。


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