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#031:チームの定義

兵庫県神戸市を拠点に活動しております「まじわるデザイン」代表の戸田裕之です。
「ムダをなくしたいだけ」です。

今回は、チームの定義について、組織行動学の有名な教科書である「組織行動のマネジメント」をもとに整理をしてみました。

この本では、チームのことについて、「”チーム”を理解する」という1つの章をあてて詳しく記載しています。
チームを、「協調を通じてプラスの相乗効果をもたらすもの」と定義して、グループと比較して、どういうものかを整理しています。

グループとチーム

このように比較してみるとよいところばかりですが、チームは、作るのも、運営するのも資源が必要です。そもそもチームでやらなくてもよいようなことまでチーム作ってやろうというのはムダです。
個人でやること、グループを作ってやること、チームを作ってやることは、適切に使いわけましょう。

また、チームの効果を
1+1>2
という数式で表現することがあります。
ここは、私のオリジナルな考察ですが、実際は、チームでやっていくためには、メンバひとり一人に負荷がかかることになるので、
1.1+1.4>2.5
になって大変だけど本当にやりますか、という問いかけが必要です。
得たい成果が2で十分ならやめといた方が良いでしょうし、1.4の負荷に耐えられそうにないならやめといた方が良いです。

チームは多様性を前提とするので、人によって負荷(貢献度合い、成長度合いでもある)は変わってきます。1.1の人、1.4の人がいて良いのです。ただし、1.0より小さくなってしまうのは、その人にチームは悪影響を与えるということなので、許されません。

写真は、高知県の土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の「阪神タイガース応援列車」です。高知県安芸市(あきし)には、阪神タイガースのキャンプ等で使われる「安芸タイガース球場」があります。
野球は、チームでやるものの代表選手。
===誰一人取り残さない===


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