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クリスマスと絵本

私はボランティアで子どもの通う幼稚園で絵本の読み聞かせをしています。
子どもたち反応が可愛すぎるので至福の時間となっています♪

昨日は月に1度の読み聞かせ会の日。

12月は「みんな大好きクリスマス!」ということで、クリスマスに関する絵本『ふゆのよるのおくりもの』を読みました。
この絵本は私にとって思い出の本でもあるので、本日はクリスマスと絵本にまつわるお話をしたいと思います。


『ふゆのよるのおくりもの』

作・絵:芭蕉みどり
出版社:ポプラ社

まずは読み聞かせ会で読んだこの絵本から。
この絵本は私が小学生のころ、母に書店で「クリスマスだから好きな絵本を買ってあげるから選んでおいで~」と言われて買ってもらい、今も手元にある大切な1冊です。

きょう、ティモシーとサラはもみの木をかって帰りました。きれいに飾りつけをして、クッキーを焼いて、さあ、これからおでかけです。

ポプラ社 『ふゆのよるのおくりもの』紹介ページより引用

ふたごの野ねずみのティモシーとサラの何気ない日常を細やかに描いており、とくにこの著者さんの絵がとっても素敵で、ねずみたちのふわふわの毛の感じとかお家のインテリアとかつい見入ってしまいます。
また、お話の中でクリスマスツリーを買ったら大きすぎて車からはみ出ていて持ち帰るシーンでの『くるまに しっぽが はえたみたい』と例えるところやイルミネーションの街並みを『まるで ほしの くにへ いく みちを はしっているみたい。』と表現しているところなど、やさしい言葉が要所要所に散りばめられているところも好きなところでもあります。

子どものころはティモシーとサラの目線で楽しんでいましたが、今はすっかりティモシーとサラの"親"の目線で読んでいます。

そうそう!
何年か前の話にはなりますが、我が子たちがこの絵本のティモシーとサラを真似て、ミルクならぬココアと手作りクッキーを準備してサンタさんに食べて帰ったもらいました。今年もやってみようかな?


もう1冊、子どものころに買ってもらった思い出の絵本を紹介します。

『ゆかいなゆうびんやさんのクリスマス』

作:ジャネット・アルバーグ アラン・アルバーグ
訳:佐野 洋子
出版社:文化出版局

ジグソーパズル、すごろく、のぞき絵手紙などが本に入っています。1992年度ケイト・グリーナウェイ賞受賞。

文化出版局 『ゆかいなゆうびんやさんのクリスマス』紹介ページより引用

ゆうびんやさんがクリスマスのお手紙をいろいろなキャラクターのもとに配っていくストーリーで、なんと封筒型のページにはちゃんと1つ1つお手紙が入っているというしかけ絵本です。
封筒からお手紙を出すワクワク感がたまりません!

私の持っている絵本は上記紹介文にある"ジグソーパズル"が1ピース迷子になってしまってるのが残念な状態なのですが、大切に我が子に読み継いでます。


私が子どもプレゼントしたクリスマス絵本

こういった思い出もあるので上の子が赤ちゃんだった頃に大好きなくまくまくんシリーズの『くまくまくんとサンタさん』を贈りました。

くまくまくんシリーズは厚みがしっかりあるしかけ絵本だからベビー時代のおでかけのおともに大活躍しました。

思い返してみると"クリスマスだから"という理由でプレゼントしたTHE・クリスマス絵本はこれだけかもしれません。

うちの子どもたちは現在、9歳と6歳。本選びも自分でするお年頃。
「クリスマスに本を」と言うと我が子たちが選んでくる本は雑誌やコミック、ノベライズ系 ――ある意味成長を感じます(笑)

絵本はもちろん、本全般、よく言われるように"心の栄養"になる思っています。
私自身、この記事を書いていて、子どものころに読んだ本は思い出とともにどこか自分の根っこになっているのだなという発見がありました。
親のエゴかもしれませんが、自身の経験からも、自分の子どもたちにはこれからの時代を生き抜くためにもたくさんの本に出会ってほしいです。
もちろん子どもがこれがいい!と選んだなら雑誌やコミック、ノベライズでもOK!
でもたまには絵本や児童書もいいよ~(笑)

とくに「クリスマス」は特別な日がテーマだから色濃く記憶に残っているもの。
しかも上の2冊は20年以上現役だから相当長持ち!名作は色褪せません。

クリスマスプレゼントに本はいかがでしょうか?
オススメしておきます!

よいクリスマスを☆彡


最後まで読んでくださり、ありがとうございます! これからも読んでよかったと思える記事が書けるようさらに精進してまいります!