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スズキのひとりごと

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パーソナル寄りな日々の思ったこと書いたのまとめ。デザインやメンタルヘルスのこと、ただの雑談など、ごちゃまぜです。
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#組織

デザイナーと女性(ジェンダー)と、セクハラと。

“ジェンダー観の違いは新聞か雑誌かネットかという媒体の問題よりも、誰が作っているのか、もっと言えば誰が意思決定しているのかが大きいと思います。” 上記の言葉は、前Business Insider Japan統括編集長/元AERA編集長のジャーナリスト 浜田敬子さんのインタビュー内容だ。私はいろんな意味で、この言葉を重く感じた。 ここ1年前ぐらいから私の中で、ジェンダー表現やLGBT+についてホットな話題になっている。 というのも、歌手の宇多田ヒカルさんがキッカケで「ノンバ

何でも屋デザイナーは、あなたの組織に本当に必要ですか?

何でも屋デザイナー = 万能なデザイナーという訳ではないのです。 長谷川恭久さんの記事「デザインをスケールしていくための役割分担」を読んでいて、デザイナーである私自身が「何でも屋状態」になってしまったことによる、個人的なデメリットや悩みがいろいろ思い浮かんできたので、書き出してみました。 何でも屋デザイナーの悩みと実体験 ▶ 自分でやりたくなる/やってしまう勝手がわかっているからこそ、つい「自分がやった方が早いな」「もっと効率よくできるのに」と思ってしまいます。思うだけ

相手の期待を裏切り、プロジェクトから外されて学んだこと

先日、私は初めてプロジェクトからはずされました。 単純に、コミュニケーション不足でした。 だからこそ、私にも非があり、今後同じことが起こらないように反省と学びをここに書き留めようと思います。 相手の期待値をコントロールする私は今回の出来事で、他人の期待の中で生きないように、「何が出来て、何が出来ないのか」をちゃんと相手に伝える大切さを学びました。 そうすることで、私も相手も互いに「裏切られた」と思うこともなかったでしょう。 また、逆の立場になったときも、期待通りに働い

組織としての価値観は大切なのか?「私」が「私たち」になるとき

そもそも「価値観」自体は、個人であれ複数であれ、何かを判断するときに必要なものになる。 例えば、夫婦で猫を飼うことになったとする。 ここでいろいろ夫婦で決めていくことがある。 ・ペットショップなのか?里親なのか? ・室内飼いなのか?放し飼いなのか? などなど。 さて、ここで価値観の共有をしていないとどうなるだろうか? もし夫が室内飼い派で、妻が放し飼い派だったら、喧嘩になるだろう。「お互い価値観が合わないね」となる。 もし事前に共有がなされた上で違いがあるとわかったら

組織の2つの流儀「バイモーダル」、そして「ガーディアン」という役割

前回は組織であるあるな二極化を「ビジョン・ミッション・バリュー」に当てはめて考えてみましたが、今回は「バイモーダル(2つの流儀)」という視点で組織の二極化を考えていきます。 前回の記事へ、興味深いコメントを頂きました。 (みなさんのご意見・感想とても勉強になります!ありがとうございます!) 「バイモーダル」と「ガーディアン」というワードが気になって、調べてまたひとりごとのように考えてみました。 * バイモーダル=2つの流儀検索すると「バイモーダルIT」というのが出てき

組織としての「価値観」をシェアすること

友人と出かけた際に、ひと休みのために入ったカフェでチームビルディングの話が白熱してだいぶ面白かったので、帰ってから改めて考えてみました。 組織の中での二極化 これ、あるあるなんだな…と思ったのが、組織である程度人数が増えた時に、仕事へのやる気の「ある人」と「ない人」で二極化が起きること。 ちょっと語弊が起きそうなので言い換えると、仕事へのやる気度が「高い人」と「低い人」。もっと言うと「上昇志向」派と「安定志向」派だ。 この双方は驚くほど、お互いに相容れない存在。歩み寄