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LGBT検定®初級を受けてみた!すでに興味がある人にはちょっと物足りないけど、まとめ・復習としては◎

LGBTQ+への理解を深めるために、気になっていた検定を受けてみたのでメモがてら書き置いておきます!

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結論

・誰もが知っておくべき知識で、動画なので記事やテキストを読むより取り組みやすかった!

・内容に対して料金がちょっと高く感じた。簡潔だからこそ意外とあっさり終わるので、みんなにオススメするかといったら五分五分。個人で余裕があったら受けて置いて損はないかもといった感じ。

キッカケ

・以前から自分の性に疑問を持っており、自分への理解を深めたい思いがあり、たまに関連記事や本を読んでた。
・本業のデザインでも、人に伝達するための表現をする仕事なので、最低限の知識は身に着けて置きたい。

・一番のキッカケは、某企業のデザイナーがSOGIハラスメントを受けたニュースを読んで、じつはもっと身近なことなのかもしれないと思ったこと。
今後、自分が当事者と関わる機会があった時に安心できる存在でありたいと思った。Ally(アライ)という存在も知った。

そのとき書いてたnote:

→この流れで調べていたらこの検定があることを知った。

■ ちなみに、これまで読んだ本:

↑こっちは翻訳なのもあるのか、なかなか内容難しくて最後まで読み切れてません・・;

LGBT検定とは?

・正式名:LGBT基礎理解検定™ (LGBT検定®)
・2005年にLGBT(LGBTQ)の総合支援団体として日本で最初に創立した一般社団法人CialFrame(シャルフレーム)という団体が行っている。

・「LGBTについて誰もが持っておくべき基礎知識を要点をかいつまんで1時間半で学べる動画教材」だった。

・調べてはじめて知ったが、じつはこの検定がはじまった当初に検定料が高いとのことで炎上していたらしい。主催側としては「検定の料金が安すぎると価値が下がる」とのことだ。

(個人的に、初級は個人で受けるなら内容的にももう少し料金のハードル低くてもいい気がした。企業の研修としてやるにはいいなと感じたので、そちらが採用しやすい料金だといいな、と。)

受講の流れ

(1)専用フォームから申込み
(2)CialFrameから受講料振り込み案内のメールが届く
(3)受講料の振り込みが完了の連絡がくる
(4)フォームで指定した受講月の前月末までにアカウントとパスワードが届く
(5)受講期間開始日にメールでWEB講座アドレスが届くので、(4)のアカウントとパスワードを入力して受講する
(6)期間内なら何回でも動画をWEB講座の閲覧できる→最後にオンライン試験を受けて(これも何度も受けられる)修了
(7)受講期間が修了してから数週間後に修了証書が郵送されてくる

よかった点

「トランスジェンダーです」と相手からカミングアウトされたときに、どう対話して理解を深めるかのイメージが以前よりもついた。
トランスジェンダーでもそれぞれ違いがあるので、法律的性別/性自認/性的指向、周囲から認識される性別や期待される性表現など、ちゃんと対話をして確認したい。

懸念点

時代の流れによって用語も変化していくと思うので、今後この講座で学んだことが「もうその用語や捉え方は古いよ」ということもありそうに感じた。
一度受ければずっと持っておける資格だけど、10年後はもう使えなくなっていることもありえそう。

まとめ

LGBT検定の初級はアライ(理解者/支援者)になりたいからというより、誰もが最低限持っておくべき知識だなと思う内容だった。

すでに興味があって、記事など読んで調べている人には少し物足りない部分もあるかもだが、私は要点を整理できて良い復習にもなったので受けてよかったなと感じた。

初級は1時間半の受講で取得できるものなので、検定としての効力は正直個人的には微妙に感じるが、「自分は興味があり理解する勉強を始めている」というぐらいの意思表示にはなるかなと思った。


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