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こま武蔵台を対象とした演習の取り組み ~2021年度第4回こま武蔵台・まちづくり勉強会で演習成果を発表

 東京大学工学部都市工学科都市計画コース4年生の演習課題「地区の計画とデザイン」では、こま武蔵台が対象地の一つとなっています。2021年度も昨年度に引き続き「WithCOVID-19/PostCOVID-19のまちづくり」を基本テーマとして、学生は演習に取り組みました。
 昨年度は全てオンラインで現地調査をすることは叶いませんでしたが、今年度は現地調査を実施することができました。NPO法人げんきネット武蔵台の皆さんの協力のもと、学生と地域のみなさんで小グループをつくり、悉皆的に空き家調査を行いました。これを通じて空き家の実態のみならず、地域のさまざまな実情を知ることができ、貴重な機会になりました。

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    (写真 学生と地域の方と協働して実施した空き家調査の様子) 


 演習としては、こうした調査や各種データによる地区分析を行い、それを踏まえて、まちづくりの提言を検討しました。提言は、3つのテーマ(余剰校舎活用、地域プロモーション、モビリティ)から構成され、演習期間は短かったですがそれぞれ密度の濃い内容になっています。第4回こま武蔵台・まちづくり勉強会(2021.7.18)のなかでも発表させていただき、住民の方と活発に意見交換させていただくこともできました。演習に協力してくださった皆さま、ありがとうございました!

※演習の課題書・成果物は、東京大学都市工学科HPに掲載されています。ぜひご覧ください。

                          (文責:後藤智香子)