郊外未来デザインラボ

郊外未来デザインラボは、郊外住宅地を維持・再生するための方法を探る研究プロジェクトです…

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郊外未来デザインラボは、郊外住宅地を維持・再生するための方法を探る研究プロジェクトです。大学と開発事業者が中心となり、行政や地域住民、地元企業などと連携しながら研究活動を行っています。 https://futuredesignsuburb.org/

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最近の記事

郊外住宅地再生フォーラム2022を開催します!

2022年8月1日に郊外住宅地再生再生フォーラム2022を開催します。是非参加下さい! 郊外住宅地再生フォーラム2022 - 暮らしを豊かにするプロジェクトデザインとマネジメント - 日時:2022年8月1日(月) 17:00-19:30 方法:Zoomウェビナー方式で開催(URLは参加申込者に通知) 申込:以下のURLから申込み下さい。 https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/webinar/register/WN_1bP7EwRDQECIOST

    • 郊外未来デザインラボメンバーの研究成果が、都市計画報告集にて公表されました

      ■題目・著者・リンク(以下のURLからPDFがご覧いただけます) 東京都市圏郊外ニュータウンの人口趨勢と用途地域及び開発形態の関係の分析 (著者:藤垣 洋平、矢吹 剣一、後藤 智香子、小泉 秀樹) 『都市計画報告集』2022 年 21 巻 1 号 p. 75-79 ■研究の背景と概要 日本の郊外住宅地では、高齢化や人口減少などに伴い生じる課題に対応するために、様々な施策が検討・実施されていますが、日本の都市計画制度における重要な要素である「用途地域」についても、その指定

      • 「地域住宅団地再生事業」に関する勉強会を開催しました!

         郊外未来デザインラボでは、郊外住宅団地の再生を実践的に考える取組みを行っています。今回は、国土交通省住宅局住宅生産課 佐藤氏、国土交通省住宅局市街地建築課市街地住宅整備室 石橋氏、内閣府地方創生推進事務局 野田氏の3名をゲスト講師としてお迎えし、制度的サポートを具体的にどのようにすれば活用できるのかについて考える勉強会を開催しました(2022.3.24開催)。  今回取り上げたのは、「地域住宅団地再生事業」です。当制度は令和元年度の地域再生法改正で新しく創設されたものです

        • 大学院演習「こま武蔵台・広場改修プロジェクト」始動!

          東京大学大学院都市工学専攻の演習の一環として「こま武蔵台・広場改修プロジェクト」が始まりました。 この演習は、住宅地全体の今後の維持再生に向けたコミュニティの拠点形成に向け、住⺠組織によるまちづくりの活動や周辺店舗との連携等を考慮しつつこま武蔵台ショッピングセンター(SC)の広場空間の改修提案を行うものです(※)。 12月19日(日)は学生と教員、地元の住民団体のメンバーで現地調査を実施しました。現地調査では計画対象地であるこま武蔵台SC広場に加え、周辺住宅地や公園を歩きま

        郊外住宅地再生フォーラム2022を開催します!

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        • 上郷ネオポリス
          0本
        • こま武蔵台
          14本
        • 新百合ヶ丘
          1本

        記事

          こま武蔵台でグリーンスローモビリティ実証実験が開催されました!

          2021年12月9日(火)〜2022年1月9日(日)までグリーンスローモビリティの実証実験が開催されました(1/1〜1/3は除く)。 こま武蔵台でのグリスロ実証実験は今回が2回目となり、冬季における利用者数(需要)や運行環境の確認など、2021年春に開催された第1回の実証実験とは異なる条件・確認項目が設けられました。 今後も郊外住宅地における新たな交通手段として導入可能性について検討を進めていきます。 ↓運行の様子は以下でもご覧いただけます! こま武蔵台グリーンスローモ

          こま武蔵台でグリーンスローモビリティ実証実験が開催されました!

          2021年度第8回こま武蔵台・まちづくり勉強会を開催しました!

          11月21日、第8回こま武蔵台・まちづくり勉強会をオンラインzoomにて開催しました。 今回は、国土技術政策総合研究所・新階寛恭 氏をお招きし、「グリーンスローモビリティの本格運行事例等の紹介」をテーマにお話頂きました。 レクチャーでは、さまざまな地域旅客運送サービスの特徴をふまえた上でのグリーンスローモビリティ(電動低速モビリティ)の位置付けや、全国のグリスロの運行事例をご紹介頂きました。 意見交換では、各事例における利用目的(買い物・病院など)や運営方法(オンデマンド

          2021年度第8回こま武蔵台・まちづくり勉強会を開催しました!

          2021年度第7回こま武蔵台・まちづくり勉強会を開催しました!

           10月17日、第7回こま武蔵台・まちづくり勉強会をオンラインzoomにて開催しました。今回は、千葉大学の秋田典子先生をお招きし、「コミュニティガーデンってなんだろう?」と題して、話題提供いただきました。  レクチャーでは、コミュニティガーデンの基本的な考え方に加え、秋田先生が関わっていらっしゃる宮城県石巻市雄勝町や大学近く(千葉県松戸市)のコミュニティガーデンの取り組み、全国の先駆的な事例などについてご紹介いただきました。そして、事例を通じて、コミュニティガーデンの楽しさ

          2021年度第7回こま武蔵台・まちづくり勉強会を開催しました!

          2021年度第6回こま武蔵台・まちづくり勉強会を開催しました!

           9月19日、第6回こま武蔵台・まちづくり勉強会をオンラインzoomにて開催しました。今回は、NPO法人まちと学校のみらい 代表理事/国立大学法人東京学芸大学理事の竹原和泉先生をお招きし、「コミュニティスクールの可能性」と題して、話題提供いただきました。竹原先生は、神奈川県初のコミュニティスクールの立ち上げに関わるとともに、中学校内に併設されたコミュニティハウスの館長を長年務めてこられました。  レクチャーでは、なぜ学校と地域が連携するのか?どのような仕組みで連携するのか?と

          2021年度第6回こま武蔵台・まちづくり勉強会を開催しました!

          2021年度第5回こま武蔵台まちづくり勉強会を開催しました!

           8月22日、2021年度第5回こま武蔵台まちづくり勉強会を開催しました。今回は「廃校(廃校舎)利用」をテーマに、ゲストに坂井市観光交流課の谷根康弘課長、タンタブル一級建築士事務所の丹治健太さん、加賀谷建築設計の加賀谷哲朗さんの3名をお迎えし、廃校を利用した地域活性化の事例である坂井市竹田地区の「坂井市竹田農山村交流センター ちくちくぼんぼん」についてレクチャーをして頂きました。  坂井市・谷根課長からは竹田地区のまちづくりの全体像と廃校利用に至った経緯についてレクチャーを

          2021年度第5回こま武蔵台まちづくり勉強会を開催しました!

          こま武蔵台を対象とした演習の取り組み ~2021年度第4回こま武蔵台・まちづくり勉強会で演習成果を発表

           東京大学工学部都市工学科都市計画コース4年生の演習課題「地区の計画とデザイン」では、こま武蔵台が対象地の一つとなっています。2021年度も昨年度に引き続き「WithCOVID-19/PostCOVID-19のまちづくり」を基本テーマとして、学生は演習に取り組みました。  昨年度は全てオンラインで現地調査をすることは叶いませんでしたが、今年度は現地調査を実施することができました。NPO法人げんきネット武蔵台の皆さんの協力のもと、学生と地域のみなさんで小グループをつくり、悉皆的

          こま武蔵台を対象とした演習の取り組み ~2021年度第4回こま武蔵台・まちづくり勉強会で演習成果を発表

          2021年度第3回こま武蔵台まちづくり勉強会を開催しました!

          今年度第3回目のこま武蔵台まちづくり勉強会(6月20日)は、大分大学准教授の柴田建先生をお招きし、「日の里ニュータウン ベッドタウンからクリエイティブネイバーフッドへ」と題したレクチャーを開催しました。 レクチャーでは、柴田先生自身が関わられている福岡県宗像市日の里ニュータウンにおける活性化やリブランディングの取り組みについてご説明頂きました。 (図 柴田先生による話題提供の様子)

 話題提供後の意見交換では、団地再生における賃料設定などの具体的な事業内容や既存の自治

          2021年度第3回こま武蔵台まちづくり勉強会を開催しました!

          「郊外住宅地再生フォーラム2021」を開催します!

          郊外住宅地再生フォーラム2021 郊外住宅地の未来像 ー新たな生活を創造するプランニングとデザインー  日本の郊外住宅地では、ストックの老朽化や管理不全、住み手の高齢化やコミュニティの希薄化などさまざまな問題が指摘されています。 そうした課題に対応するための現場での実践や協働はどうあるべきでしょうか。  人口減少・少子高齢化といった社会条件下で郊外住宅地を再生していくためには、主体間連携による資源のシェアや投資の効率化など、従来よりも柔軟な取り組みが求められています。  今

          「郊外住宅地再生フォーラム2021」を開催します!

          オンラインシンポジウム「郊外住宅地再生フォーラム2020」開催記録6 〜こま武蔵台・研究

          2020年6月6日、郊外未来デザインラボでは「郊外住宅地再生フォーラム2020」を開催しました。ここでは、その報告として、フォーラム前半の事例報告の内容を紹介します。後半のディスカッションについては、2021年7月に発行予定のプロジェクトレポートに掲載しています。全体概要についての記事はコチラ。 事例報告③新百合ヶ丘 <研究(東京大学 准教授 樋野公宏)> 遠郊外のまちづくり 私からも引き続きこま武蔵台の話をさせていただきます。まず東京圏の都心通勤圏の図をみていただきた

          オンラインシンポジウム「郊外住宅地再生フォーラム2020」開催記録6 〜こま武蔵台・研究

          オンラインシンポジウム「郊外住宅地再生フォーラム2020」開催記録5 〜こま武蔵台・実践

          2020年6月6日、郊外未来デザインラボでは「郊外住宅地再生フォーラム2020」を開催しました。ここでは、その報告として、フォーラム前半の事例報告の内容を紹介します。後半のディスカッションについては、2021年7月に発行予定のプロジェクトレポートに掲載しています。全体概要についての記事はコチラ。 事例報告③こま武蔵台 <実践(株式会社東急不動産R&Dセンター 内田宏)> 取り組みのスタート こま武蔵台の活性化の取り組みについては、2015年9月にこの社会連携研究部門の参

          オンラインシンポジウム「郊外住宅地再生フォーラム2020」開催記録5 〜こま武蔵台・実践

          オンラインシンポジウム「郊外住宅地再生フォーラム2020」開催記録4 〜新百合ヶ丘・研究

          2020年6月6日、郊外未来デザインラボでは「郊外住宅地再生フォーラム2020」を開催しました。ここでは、その報告として、フォーラム前半の事例報告の内容を紹介します。後半のディスカッションについては、2021年7月に発行予定のプロジェクトレポートに掲載しています。全体概要についての記事はコチラ。 事例報告②新百合ヶ丘 <研究(東京大学 特任助教 藤垣洋平)>  私からは、新百合ヶ丘におけるミサワホームと東京大学の共同研究成果のご紹介としまして、「郊外住宅地へのMaaS導

          オンラインシンポジウム「郊外住宅地再生フォーラム2020」開催記録4 〜新百合ヶ丘・研究

          オンラインシンポジウム「郊外住宅地再生フォーラム2020」開催記録3 〜新百合ヶ丘・実践

          2020年6月6日、郊外未来デザインラボでは「郊外住宅地再生フォーラム2020」を開催しました。ここでは、その報告として、フォーラム前半の事例報告の内容を紹介します。後半のディスカッションについては、2021年7月に発行予定のプロジェクトレポートに掲載しています。全体概要についての記事はコチラ。 事例報告②新百合ヶ丘 <実践(株式会社ミサワホーム 石塚禎幸)> 持続型住宅地のあり方をモデル化  ミサワホームでも今まで多くの分譲地を作ってまいりましたが、分譲地としてはあま

          オンラインシンポジウム「郊外住宅地再生フォーラム2020」開催記録3 〜新百合ヶ丘・実践