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Selbstgespräch-2

長時間移動があるとアウトプットしたい欲が湧き上がる。
まとまった「ひとり時間」を無条件に与えられるからだろうか。

今回も例によって、広島出張の行き帰りの新幹線で頭に浮かんだことをポツポツ書き記しておくことにした。

2023→2024

2024年が始まって1ヶ月が経ち、書類に「2024年」と記入することに慣れてきた。
Facebookでは振り返ったが、2023年は本当に怒涛の1年間だった。
長らく闘病していた祖父とお別れをし、それに伴って気持ちが落ち込み、仕事もプライベートもなんだか雲行きが怪しかった年明け。
春先の辞令でデスクワークから修理サービスへ異動。
勉強のために色んなところへ連れて行ってもらい、途方もない将来に漠然と不安になりながらも、少しずつ成長を感じてはやる気を取り戻す日々。
体力勝負の仕事に変わり、「何をしたら自分の機嫌を取れるか」の質を重視するようになった。
身体のメンテナンス、ご飯、睡眠、アクティビティ、読書、推し活、会話、ネイル、メイク、洋服…。
その時の自分の最適なリフレッシュ方法を選択して、都度自分のご機嫌をとっていた。
そんなことを繰り返していたらネガティブだった思考もだんだんと上向きになり、社会情勢がひらけてきたのも相まって人との繋がりが色濃くなってきた。
やはり自分ひとりで何かを成し遂げることはできなくて、誰かしらに手を差し伸べてもらったり、会話の中からヒントやきっかけをもらったり、背中を押してもらったり、言葉をかけてもらったり…。
「誰かに何かをしてもらってやっと自分がここに立てているのだ。」と実感した1年だった。
助け合いなんて言えるほど、私は何もできていないし返せていないから、いつかどこかでお返ししたい。
形にこだわると一歩を踏み出すのに勇気が必要になるので、ちょっぴりでも返せていけたらいいな。
そんな1年にしたい。
ありがとう2023!そして宜しく2024!

アウトプット

自分の頭の中身をアウトプットするのは、SNSや友人との会話を通じて常日頃やっています。
というか、アウトプットしないと頭の中が整理されないので、「アウトプットさせている」が正しい表現なのかもしれません。
「いつも深いこと考えているし、しっかりしてるねー!」なんて友人は言ってくれるけど、その言葉を引き出してくれているのは紛れもなくあなたなんですよ。

久しぶりに記事を書く機会を作ってもらいました。
自分の何か書きたい欲をぶつけてみたら、快く受け入れてくださり、話がトントンと進んで行きました。
思い返してみたら他人のことをアウトプットするのは3年ぶりみたい。
前回の記事を読み返して、いい意味で「学生っぽさ」がありました。
じゃあ、今の自分は…?
「社会人っぽさ」出せそうですか?どうですか?
Wordで書き溜めたものを読むのと、HPやSNSなどの媒体に載せて完成されたものを読むのだと感覚がちがってくるからね。
そこの齟齬をなるべく小さくできたらいいなと思いながら書いています。
もうちょっとで出来上がりそうなのでもし楽しみにしてくれる人がいたら、ちょこっとお待ちください。
やっぱりインタビュー記事書くの楽しいーーー!

人間関係とか夢とか

高校生の頃、国語の先生に言われた言葉。
「将来っていうのは開けていくのではなくて狭まっていくのです。」

…ん?なに言ってるんだこの人。
当時はそれくらいの認識だった。

社会人3年目終盤、その言葉は半分納得できて、半分納得してない。
「コロナ渦で人間関係に篩がかかった気がする。」
これは頻繁に会う友達と話すと良く出るセリフ。
結局、「会いたい」とか「会おう」を実現できるのってそれぞれの熱量がマッチするか否かの問題な気がする。
本当に会いたかったら連絡を取ったり、直接会いに行ったり。
どうでもよかったら「今度会おうね~」の常套句。
学生の頃はいろんなことにどれだけの熱量を注げるかを考えていたけど
大人になると、自分が何にどれだけの熱量を「かけたいか」と量より質になってきた気がする。
ただ、人間関係は切っても切れないし、逆に言えば必要な時は近寄るしそうじゃない時は離れると思う。
ライフステージ、仕事、生活拠点、趣味何かしらがマッチしないと難しいかも。
一方で何かしらマッチしちゃえば会おうよ、いつにするって話が進むもんね。

逆に納得してない部分。
「外国語勉強して大学卒業して、まさかドライバー握って仕事してるとは思わなかった」
これは私の仕事の話になったらだいたい言ってるセリフ。
どっちもどっちだね。
広がってる気もするし、狭まってる気もするし。
「…ん?なに言ってるんだこの人。」と当時は思っていたけれど、10年経っても覚えてるってことは、なにかアンテナに触れたんだろうなと感じる。
国語の先生、私はまだ全部を理解できるほど大人じゃないみたいデス。。。

読書時間

電車とバスを使って1時間かけて通勤してたのがバカバカしくなり、ガソリンが上がっているのがわかりつつも楽をとって車通勤にした去年の夏。
朝と帰りのピークを避ければ40分かからないくらいで通勤できて、冷暖房も自分の好きに調整できてかなりストレスフリーになった。
電車通勤だとご褒美だとか何かしら理由をつけてコンビニやパン屋へ寄っていたが、駐車するのが面倒という理由で寄らなくなった。
おかげで小銭がお財布から出て行くことが減った。
デメリットとしては読書の時間がわかりやすく減った。
月2〜3冊程度読んでいた活字がいいとこ月1冊。
お出かけの行き帰りの電車や通院の待ち時間が主な読書時間。
毎日決まった時間に取れるわけではないのでだいぶ活字が遠のいた。

年明けから仕事の内容的に外出が増え、毎日のように電車に乗るようになった。
一度離れた活字だったが、条件が合えば簡単にその世界に引き戻される。
外出が続き、2月上旬時点で4冊読んだ。
手に取る本のページ数はまちまちだが、車通勤時に比べると圧倒的にのめり込んで本と触れ合えている。
満足感が高い。
私にとって読書は、日常生活では知り得ない言葉や情景に簡単に出会えるいい気分転換だ。
本を読む癖が一度つくとたった5分の待ち時間でも本を開きたくなる。
影響されやすくて全くだ。
しばらくは電車通勤が続くので継続するだろう。
今年はどんな本に出会えて、どんなふうに思考が変化して行くのかとっても楽しみだ。

終わりに

2024年2月の私はこんな感じ。
さあ今年はどんな風に気持ちが揺らいで、どんな決断をして進んでいくんだろうね。
もしかしたらどこかで転んでしまうかもしれないし、また気持ちが落ち込んじゃう時もあるかもしれないけど、きっとまた乗り越えられるはず。
年末が今から楽しみだ。

私は少しずつでも大人になれているのかなあ。
良い歳の重ね方をしたいなぁと思う今日この頃です。

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