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『ワインの保存方法について』& オススメのセラー紹介


こんにちは!
ドゥジェーム店長の内田です!


先日の記事でご紹介させていただいた新人のハマダさん。

元々、飲食店やバーで働いた経験はあるものの、まだまだ勉強中。

通勤時のバスでは勉強をしながら来ているそう🚌

そして、来年にはソムリエ試験を受けたいと、、!

意欲的で素晴らしいです😭


そんな彼女を応援するべく、ワインのことを話しながらゆるーく着実に知識を付けていけるよう、こういった機会を設けてみました。


そんな最初のトークテーマがこちら


テーマ『ワインの保存方法』

当店の倉庫内

ハマダさんがお客様に聞かれた質問から第一回のテーマが決まりました。

会話内容がこちら↓



ハマダ「先日、お客さんにワインはどうやって保管すればいいのかという質問に対して、『冷蔵庫に入れれば大丈夫』とお答えしました。どのようにお伝えするのが正解だったのでしょうか?」

店長「理想的なのは適度な湿度がありながら、温度が10〜18℃になること。」

ハマダ「え、、家で実現するのって難しくないですか??セラーなんて家にないし…」

店長「…とこれはあくまでも長期熟成を考えた場合の話。どういう目的でワイン保管するかどうかによっても変わってくるよ。

ちなみにそのお客様はどういうシチュエーションで飲むワインを買われたか覚えてる?」

ハマダ
「お客様はパーティ用に数日後に飲むワインを買いに来てくださいました。」

店長
「それなら冷蔵庫の野菜室の保存で十分だよ。
野菜室の方が温度帯が高めで、ワインを飲む温度や保管温度に適しているんだ。」

ハマダ「ではお伝えしたことは間違ってなかったってことですね!」

店長「そういうことになるね。シチュエーションによっても伝える内容が変わってくるよ。

何十年も寝かせるワインだったらさっきの条件を守った方がベターなのは確か。

セラーのことについて聞かれたら、この対談の後にセラーの選び方について書いておくから読んでみてね」

ハマダ「ありがとうございます!みておきます!」



と、会話はここで終了。


まとめると、ワイン夏場の30度を超える室温だったり、直射日光を当たってしまうと劣化をしてしまうので、一時的な保管だと冷蔵庫の野菜室がおすすめ。


ですが、

  • 野菜室がパンパンで入らない。

  • 冷蔵庫に入れてたら邪魔になる

  • 冷蔵庫の振動による影響が長期保存には向かない


なんてケースや懸念点があるので、迷ったらいさぎよく家庭用セラーを買いましょう。笑

お手頃なのだと1万円以内でも買えちゃいます!


セラー紹介

コンパクト、かつ安く済ませたいという方はこちらがおすすめ
安心の国産でアイリスオーヤマさんの8本収納可能なコンパクトワインセラー

アイリスオーヤマさんの企業努力によってセラーではあり得ない安さです。。


でも意外とセラーってすぐ埋まってしまうもの。

想定している本数の倍のサイズは買った方がいいっていうのが通説。

安心感のある定番メーカー「フォレスター」はやっぱりオススメです。プロも御用達です。


もちろん、しっかり値段はします。

ですが、寝かせるワインは長年一緒に飲み頃までワクワクしながら熟成・成長を楽しむもの。

万が一セラーが壊れてしまった場合、ワインが劣化し、今までの時間やワインが全て台無しに。。

実体験として譲り受けた海外製の安いワインセラーを使っていたことがあるのですが、冷却機能が壊れ27度までセラー温度が上がっていたことがありました…

幸い当時は高級ワインを寝かせていたわけではなかったので良かったですが、セラーを新調するときはケチらないと心に誓いました。笑

どこのメーカーだったかは伏せさせていただきますが、安物買いの銭失いにならないようにお気をつけて…



それでも10万越えは流石に高い!という方にはサクラ製作所さんのセラーがオススメです。
こちらも日本のメーカーで、コスパがいい感じです。


フォルスターに比べると流石に高級感はフォルスターに軍配が上がりますが、機能面に関しては問題なく評価も高いです。


何よりもこのシリーズのセラーは0℃まで冷やすことができるのが特徴です!
通常セラーは8℃〜設定できることが多いのですが、0℃から設定できることにより、

  • ビールや日本酒も冷やしたい方

  • 夏場はキンキンに冷えた白ワインやスパークリングが飲みたい方

という方にはおすすめの仕様となっています。

個人的にはミュスカデやドイツリースリングをキンキンに冷やして飲みたいです。

なんなら今すぐにでも笑 (投稿時が真夏)

キンキンに冷やして飲みたくなるもの その① アウガレヴァーダ アルバリーニョ

透き通るようなキレのある酸に加え、じわりと感じる余韻がたまりません。


キンキンに冷やして飲みたくなるもの その② フロリバンダ(シードル)

エチケットも可愛い、🇮🇹イタリア産のリンゴから作るお酒"シードル"🍎
アルコール度数が6%と低めで、余韻がドライで食事にも合わせやすいんです!
BBQやビーチにピッタリ🏖

スタンダードなものから、副材料でミントやカリン、唐辛子やお花を入れた変わり種まで!?

セラーがまだ無いよ!って方はとりあえず普通の冷蔵庫にぶち込んでください笑



話はまたセラーに戻りまして、、

これは余談ですが、この仕事をしていると色んなセラーあるあるを聞くんですよね笑


セラーを複数台買って使い分けるという猛者もいます。笑
もちろん温度帯が分かれているモデルもありますが、開けるたびに長期保管用のワインまで温度が上がってしまうのは考えもの。


長期熟成用と家飲み用とセラーを分けておけば、家族に間違って飲まれる心配もありません!笑

仕事が終わって帰ってきたら年代物のワインを家族が開けてて枕を濡らした、なんて話も…

ワインセラーで熟成させているワインを眺めながらデイリーワインを飲むなんていう方も。笑



最後にひとつ、個人的に思うワインセラーのメリットは、

ワインを飲みたい時に家にない!なんてことがなく、ストックワインがいくつか用意できるところ。

だと思います。

思いがけず夕食が洋食になった時など、ワインがなくてヤキモキしたことがどれだけあったか…笑



外食や旅行に思うように行けない分、家電や家具など家庭環境を整える方が増えている昨今。

ぜひこの機会にセラー導入をご検討してみては?!

それでは今回はこの辺で!

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