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【デスクツアー】ワンキャリアエンジニアの在宅環境を調査してみた

はじめに

はじめまして。ワンキャリアに22卒で新卒入社予定の中西です。
インターンという形でプロダクト開発や、このテックブログの運営などに取り組んでいます。
私は京都に住んでおり、インターン業務はフルリモートワークで行なっています。コロナの影響でリモートで働いている人も多いと思いますが、そうなってくると重要なのが在宅開発環境です。
いかに働きやすく、過ごしやすい環境を作るかは生産効率の観点でエンジニアに必要なスキルと言えるでしょう。

私のデスク周りは、27インチモニターとモニターアーム、Apple純正のキーボード・トラックパッドで構成されています。机はニトリのN-クリックボックスを二つ重ねて使っています。収納棚を8つ増やしながら机としても使え、二つ重ねていることで広々と使えるところが気に入っています。

当初は研究室での作業がメインになるため、家ではあまり作業しないだろうと思い、一つだけ買ったのですが、コロナで在宅が増えたことで机の幅が気になり二つ目を購入しました。作業スペースの広さは偉大です。

中西のデスク

とはいえ、ガジェットの類はあまり持っていません。

そこでふと、他のワンキャリアエンジニアはどのような在宅環境で仕事をしているのか気になりました。良いアイテムがあれば真似をしていきたいと思い聞き込みを行ったところ、参考になるものや驚くようなものがいくつも出てきたため、今回記事にすることにしました。

今回の記事では5人のワンキャリアエンジニアの在宅環境についてデスクツアーの形で紹介いたします。

在宅環境を公開

R&Dエンジニア Pさん

Pさんのデスク

Pさんの机はモニターの圧を感じますね。
普段どのように使っているのでしょうか、その辺りも踏まえて聞いてみたいと思います。

Q. デスク周りについて教えてください

基本的にはノートパソコン+ディスプレイ3枚の計4枚構成で作業しています。使い方としては、左と上の2枚はデスクトップ用で、主に処理の思い分析処理をこちらで行っています。そして、普段の作業はMacの画面と右のディスプレイを使っていますね。
キーボードとトラックパッドはappleの純正を使っています。


Q. こだわりポイント/おすすめポイントは?

ポータブルラップトップトラベルパワーアダプターですね。
iPad proを使って、メモをとりながら作業することも多いため、Type-CとUSBの両方とも充電可能な点が重宝しています。
少し前はオンラインミーティング時にAirPodsの充電が…ということもあったのですが、このアダプターで充電が完結するようになってからはそういうことも無くなりましたね。

ポータブルラップトップトラベルパワーアダプター


バックエンドエンジニア Lさん

Lさんのデスク

Lさんの机はとてもスタイリッシュですね。
マグカップもすごいおしゃれです。
Lさんはガジェット好きとのことなので、使っているものにもこだわりがありそうです。早速聞いてみましょう。

Q. デスク周りについて教えてください

モニターアームで吊るしたI-O DATAの27インチモニター+Mac画面の3枚で作業しています。基本、コードやドキュメントはモニターで書いています。また、Macの画面にはSlackとToDo管理のメモ帳を、iPadには時計かカレンダーを常に表示して作業していますね。

一方で紙に書いて考えたいときもあるため、メモ帳と筆箱も手が届く範囲に置いています。他はスピーカーがBoseのCompanion 2、キーボードがREALFORCEのテンキーレス、マウスがLogicoolのMX ERGOですね。

ガジェットが好きなので暇なときにAmazonで良いものがないか、よく探しています笑


Q. こだわりポイント/おすすめポイントは?

CalDigitのTS3 Plus Thunderbolt 3 ドックです。
このドッグだけで音声出力、映像出力等を全て管理できる点が気に入っています。私の場合、仕事用と個人用のPCをよく切り替えるため、毎回切り替えにすごく時間がかかっていましたが、このドックを買ってからはパソコンに繋いでいるコードだけ変更すれば良いので、非常に楽になりました。

私が使っているものは少し値段がはりますが、もう少し安いものもあるため、もし購入する際は色々みてみると良いかもしれません。

CalDigit TS3 Plus Thunderbolt 3 ドック


バックエンドエンジニア Gさん

Gさんのデスク

Gさんのデスクは本当に必要なものだけを置いている感じがしますね。
このようなsimpleで洗練されたデスクが個人的にはすごくいいなと感じています。

Q. デスク周りについて教えてください

Macと31.5インチ4Kモニターの2枚で作業しています。27インチに比べ、31.5インチモニターだと画面が広いため非常に見やすく気に入っています!
Macは左半分をカレンダー、右半分にSlackを常に表示しています。
メインモニターも2分割してコードのエディターと設計書をそれぞれ出していることが多いですかね。

画面分割はRectangleを利用しています。昔は自力で分割していたのですが、やっぱりめんどくさいので分割することが多い方はアプリを活用することをお勧めします。

後は使っている人も多いと思いますが、純正MacのキーボードとLogicoolのマウスを私は使っています。


Q. こだわりポイント/おすすめポイントは?

BenQのScreenBarですね。Youtubeで紹介されていたのを見て、気になって購入しました。明るさ調整が簡単にできますし、スペースを取らない点もありがたいです。

BenQ ScreenBar


また、机はIKEAのスタンディングデスクを使っているのですが、こちらもこだわりポイントかもしれません。ミーティングの司会を務める際や、食事後眠くなったタイミングに立ちながら業務をしています。
また、モニターが大きいため高さを低くできる点も良かったです。そのままの高さだと首が痛くなってしまって笑


バックエンドエンジニア Zさん

Zさんのデスク

これは、すごい…!
今までのメンバーの中でも飛び抜けてこだわりを感じます。
まるで、秘密基地みたいですね。

Q. デスク周りについて教えてください

ディスプレイ4枚+PC1枚の5枚体制で作業しています。
一番左はEIZO24インチモニターを縦置きしており、ここではSlackとタスク管理ツールを常に表示しています。

その横がLGの4Kモニター、ここはメインで作業する画面でブラウザやパワポ資料などを表示していることが多いです。また、オンライン会議の時はこの画面の右サイドにビデオ会議画面、左に議事録を表示して参加しています。

左から3番目がASUSの27インチモニターで、ここにはカレンダーを常に表示しています。自分以外の予定も把握しておきたいですし、カレンダーを常に表示しておくことで時間への意識が強くなるため、作業効率UPにつながっています。

そして1番右がI-O DATAのギガクリスタで、ここにはmailerを常に置いています。そして、メールがきたらすぐにチェックするようにしています。

他にも色々ありすぎて細かい説明は省略しますが、以下のものがあります。

  • キーボード × 4

  • トラックボール × 2

  • コンデンサマイク

  • Google Nesthub

  • Switchbot

  • Surface Go

  • ドクターエア

  • BenQのディスプレイライト × 2

  • ディスプレイ用ウェットティッシュ

  • エアダスター

  • 電子工作キット

  • フォームローラー

  • ラジコン

  • スノボー


Q. こだわりポイント/おすすめポイントは?

この空間にいればなんでも完結することですね。
仕事面はもちろんのこと、生活や趣味に至るまで手の届く範囲に必要なものが全て揃っている状態を目指しています。

なので、本当に秘密基地みたいってよく言われています。

後はとにかく時間あたりの生産効率をいかに上げるかを大切にしています。デスク周りの説明でも触れましたが基本的にメッセンジャー系統やカレンダーなどは常に表示し、すぐにチェックできるようにしています。そうなるとディスプレイ4-5枚はどうしても必要になります。個人的にはディスプレイが5枚ないと生産効率が落ちると感じています。

細かいTipsで言うと自分の見える範囲に時計を3つ置いています。ディスプレイが多いので目線が移動することが多いですが、どの角度を見ても時間がわかるようにすることで、時間の意識を常に持つようにしていますね。


インフラエンジニア Qさん

Qさんのデスク

左に見えるハンドルとペダルがすごく気になるのですが、一旦Qさんのお話を聞きましょう。

Q. デスク周りについて教えてください

モニターは24インチのものをアームマウントして使用しています。なぜ小さめのものを使用しているのかたまに聞かれるのですが、元々はゲーム用に買ったからです。FPSをする場合は24インチが最適解と言われており、これ以上大きくなると画面の端が視野の実用範囲から外れてしまうのです!

…すいません話が脱線しましたが、モニターはHDMI端子でMacとゲーミングPCそれぞれにつながっています。アームでモニターの移動も簡単なので仕事するときには右側で作業をし、ゲームをしたい時は左に移動して、1台で両方対応できる点が気に入っています。

キーボードやマウスはMacBook内蔵のものしか使わないようにしています。理由としては作業環境への依存をなくすためです。元々インフラエンジニアなので、障害発生に備えて外出する時もPCを持っていくのですが、めったに起きない障害のためだけに重量のある外付けキーボードやマウスも持ち歩くことは避けたいです。それに、万が一障害などで出先で作業が必要になったとき、普段使っているものと違う状態だと作業効率が落ちてしまいますからね。

後は、iPadやAmazon echoなども置いていますし、NAS(Network Attached Storage)を置いています。
(※NASとはネットワーク上の複数のパソコンで共有することができるLAN接続の外付けHDDのこと)
今だとオンラインストレージにデータは全部保存でもちろん問題ないのですが、私の思想として本当に残したいデータに関しては自分で持つと決めているため、永久保存版のデータはこちらに入れていますね。


Q. こだわりポイント/おすすめポイントは?
仕事関連からは外れてしまうのですが、写真左側に見えるハンドルコントローラーとペダル、シフター、サイドブレーキが他の人にはなさそうなこだわり?なのかもしれません。

元々ラリーという車の競技をしており、その練習用として買ったものになります。仕事の時は仕事に集中し、やるべきことが終わったらゲームにすぐに切り替えられる仕事と趣味が入り混じった机になっています。ちなみに、最近はあんまり使っていません(笑)

最近使っていておすすめのものも、仕事には関係なく恐縮なのですが、Razer Basilisk Ultimateというゲーミングマウスが個人的に気に入っています。今まで無線マウスは遅延があるのではと敬遠していたのですが、このマウスはほとんど遅延なく、さらに仕事でも使うデスクの上から配線を減らせるためオススメです。ゲームデスクと仕事デスクを共用している方はぜひ、検討してみてください。

終わりに

今回はワンキャリアエンジニアの在宅環境について紹介しました。

各メンバーにこだわりがあり、それに感化され私も引っ越しが終わったらモニターと昇降式のデスクを買おうと心に決めました。
実際にこちらの記事を事前に社内で共有したところ、その日にモニターを買い足した社員もいらっしゃいました。

当社エンジニアが在宅ワークで重宝しているものとTipsををまとめたものを下記に記します。

当社エンジニアが在宅ワークで重宝しているもの


Tips

  • 作業環境(ディスプレイ)は広めにとる

  • 紙とペン(iPadなども可)を置いておき、メモを取れるようにしておく

  • よくチェックするもの(メッセンジャー、カレンダー等)は常に表示して、確認できるようにしておく

  • どの角度を見ても時間がわかるように時計を置いておくことで、時間の意識を常に持つ


改めてになりますが、働きやすく、過ごしやすい環境を作ることは生産効率UPに繋がります。在宅だからこそのメリットを活かし、各々の最高の在宅環境を作り上げてください!

今回の記事が、皆さんの在宅環境向上のきっかけになっていれば幸いです。


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