真昼の木漏れ日
8月に入り、北九州も再び暑さが戻ってきた。朝から青空が広がり入道雲が湧き上がる。午前中は森の木陰に入ると幾分まだ涼し気だ。木漏れ日がゆらゆらと揺れて踊る。
太陽光の熱は直接大気を温めることはないそうだ。気温が上がるのは太陽光が地面や海の水温が温め、それが周囲の大気温度を上げるため。森の中は樹が生い茂っているので地面に太陽光が当たらず気温が上がりにくい。
この森は北九州市立美術館に隣接する「美術の森」。森と言っても上り下りが激しい山道のような地形なので、訪れる人はほとんどいない。
管理もほとんどなく、手つかずの自然が自由奔放溢れている。
野鳥のさえずり、蝉の声、木漏れ日。自然のアートが暑さをいっとき忘れさせてくれる。
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