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日本人プレーヤーのプレー中の脳内とトッププレーヤーのプレー中の脳内には決定的な違いがあった -サッカーを理解した後のプレー選択のプロセス-

Hola Chavales!!!!

昨日の記事では、

中盤(8番)でプレーする選手が理解すべき【9個のスペース】と【60個のプレーの選択肢】とは何かというハナシをしました。


これは昔の記事で話したことですが、

僕がスペイン3部リーグに所属するチームに帯同してた時のこと。

ラ・リーガでプレーしてた選手だったり、

チャンピオンズリーグに出たことのある選手だったり、

フランスからモナコでエンバペとプレーしてた選手がいたんです。


あくまでも僕はそのレベルまででしかプレーヤーとしては知りませんが、

少なくても僕がその時に感じたのは【考えてプレーする】という余裕はないということ。

要するにピッチに立った瞬間に【考えてる時間】は存在しないんです。

僕は肌でそのレベルを感じたわけではありませんが、ラ・リーガなんて場所に行ったらもっと時間なんてないと思います。


で、ピッチ上で考えられないからこそ【ピッチ外でサッカーを学ぶ時間・考える時間】を作る必要があります。

ここで言うピッチ外というのは試合に対してのトレーニング時間も含めて。


そう思った時に、

ピッチ上で考える時間がないからこそ、

ピッチ外で考えておく必要があるのに、

今ピッチ外にいる自分が何を考えればいいのかを知らないという時点で終わりです。


なので今サポートしてる選手たちに伝えるのは、

仕組みを暗記すること】・【プレーの選択肢を暗記して無意識に選択できること】です。


昔、NHKのミラクルボディという番組でシャビとイニエルタの脳を調べる特集があったんです。


【日本人プレーヤー】

シャビの脳内を解析する時に全く同じものを日本人プレーヤーにも行なったところ、

日本人プレーヤーの脳内は実際のプレー中に【前頭前野】が活発に動いてるそうです。

でね、前頭前野って日頃から物事を考えたり・意思決定したりする際に使われるんです。

つまり考えてプレーするために必要な場所です。

【シャビ】

一方でシャビの脳内は実際のプレー中にどこが使われてるのかというと【大脳基底核】です。

大脳基底核とは、人間が繰り返し学んだ大事な経験をファイルとして蓄積してある場所らしいです。

要するに、過去に経験したパターンを将棋の棋譜のように膨大に蓄積されている。

どうやって機能しているのかというと、

【脳】は今までの経験の中から目の前の状況にもっともふさわしい対応を選び出す。

いわゆる「直観」といわれる状態のことらしいです。


あくまでも一つの参考資料ではありますが、

サッカーを理解した結果、このような働きが結果的に生まれてるようになれば良いなと思ってます。


個人分析も、スペインサッカー研究所でも。


変わるなら今です。

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経歴:【アナリスト(分析官)】

2019/20:ラージョ・バジェカーノU-16
2020/21:ラージョ・バジェカーノU-17(ユース3部:優勝)
2021/22:ラージョ・アルコベンダスU-19(ユース2部:昇格)
2022/23:ラージョ・アルコベンダスU-19(ユース1部所属)


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