つれづれなるまゝに、日ぐらし硯に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き付くれば、あやしうこそ物狂ほしけれ。

【能動的三分間】と題して様々なコンテンツを紹介するnoteの投稿を始めました。これは本、映像、音楽等あらゆるコンテンツの「肝」を端的に記述する、という試みであり、意図としては、書評のような「批判」ではなく「要約」に近いです。そのため、現在は本を中心に取り上げていますが、意図的に引用を多く用いています。何ページにも渡って記述されている文章の中から、私の琴線に触れた文、考え方、作者の中心的な主張であると考えられる文章を中心に引用しています。

私自身の備忘録的に始めたというのが大きいのですが、読んでいただいた方には少しでも楽しんでいただけていると幸いです。

【能動的三分間】は非常に内容の濃いコンテンツをぎゅっと凝縮しているので、私の中では中身のある文章です。書くのに意外に体力がいります。

冒頭の一文は皆さんご存知徒然草の序文ですが、私ももう少し書くこと自体を楽しみたいと思います。【能動的三分間】の合間を縫って吉田兼好のように、つれづれなるままに心にうつりゆくよしなしごともそこはかとなく書き付くりたいと思います。