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2020東京オリンピックの開会式を見ていて感じたこと

 天皇陛下とバッハ会長が並んでいることや、首相や都知事が陛下が話している最中に遅れて立ったことなど、非常に日本人として複雑な気持ちで見ていました。

 自信のなさとIOCへの忖度なのか、「多様性と調和」にこだわりすぎて日本らしさをアピールするせっかくの機会を活かしきれていないように感じました。ゲーム音楽を使ったりとユニークで面白い取り組みも数多くありましたが、個人的には、随所でもっとシンプルに和の文化を出してほしかったです。色々な制約もあると思いますが、特にボランティアの衣装は着物や浴衣などに、花火は日本らしい打ち上げ花火をやってほしかったです。

 その点、海外の幾つかの民族衣装そのままで出てくる国の精神を見習うべきだと思いました。また、幾つかの国は衣装に富士山や桜のモチーフを使っていて、日本とのコラボレーションを楽しんでいたのには嬉しさと共に驚かされました。開催に至り様々なご苦労があったとは思いますが、責任者やプロデューサーには、もっと自国に誇りを持って自信を持って取り組んでもらいたいです。

 個々のコンテンツ的な評価を全て書き切ることには、モチベーションがあがらないので、割愛させていただきます。しかし、最も僕に影響を与えたのは、途中の映像で出てきた方(名前がわからない)が話していた内容でした。3つを無くす活動が世界を救うといった内容と記憶しています。

1・脱炭素
2・富の集中をなくす(貧困をなくす)
3・失業を無くす

3に関して、「人々の起業家精神を呼び起こす」ことが失業をなくすと説いていました。このことが僕にとっては最も衝撃でした。なぜなら、自分がやっている活動につながると感じたからです。恥ずかしながら、「人々の起業家精神を呼び起こす」ことが「失業を無くす」ことに繋がる社会貢献性を秘めていることに今まで気がつきませんでした。

 まさかオリンピックの開会式で、このような気づきを得るとは思ってもいませんでした。改めて自分の活動意義を振り返りたいと考えるほどのインパクトでした。賛否両論ありますが、開会式を見て本当に良かったです。折角なのでオリンピックを楽しみ、日本と全ての選手の活躍を応援してみようと思います。

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