見出し画像

〇十万返ってくる?!歯科医療従事者向け!オーストラリアのタックスリターンの賢い申請法2023年版

こんにちは、オーストラリアの歯科医院に勤めているアキホです^^
本日はステップを簡潔に!
わかりやすいオーストラリアの確定申告の方法をお伝えいたします。


オーストラリアでは7月1日から翌年6月30日までに得た収入に対し
タックスリターン、すなわち年末調整を行います。

申請期間は7月1日から10月31日までとなっています。


そしてもちろん私たちのようなワーホリやパンデミックビザ保持者にも適用されます。(2023年11月現在)


タックスリターンですので皆さんが前年いくら収入を得たのかにより
もちろんもらえる額は変わってきます。

なのでこちらはあくまで例になりますが、
私たち歯科医療従事者であれば必然とかかってくるようなお金や感染から身を守るためのユニフォーム、皆さんが患者さんや未来の歯科の為に時間やお金を削って学んできたこと、丸々経費にできちゃったとしたら、、?!
魅力的ではないでしょうか?^^



ですので本日のテーマを
歯科医療従事者向け!オーストラリアでのタックスリターンの賢い申請法!と題しまして、お話を進めさせていただきます。




オーストラリアのタックスリターン申請期間とは


先ほど前述致しました通り例えば今回のタックスリターンであれば
前年の2022年7月1日から2023年6月30日までに得た収入の所得税から算出されます。
その申請は2023年の7月1日から2023年の10月31日までとなっています。

不安な方は業者さんに頼む方法もあるようなのですが、お金のことなので出来るだけお金をかけたくない、、と思ったのと
自分で申請できるなんていいチャンス!何を申請できるのか知りたい!と思ったので私は自分で行いました。

パソコンとスマホ、個人情報を証明できる資料があれば自宅から簡単に行えます^^
ですが簡単とはいっても電話が全然繋がらなかったり、初めての申請に戸惑ったりすることもあったので半日は時間を見ていただきたいなと思います。


さらに税務省へ電話もかけなければならなかったので
土日だと税務省もしまってしまっています。

出来るだけ平日の早い時間に時間をとって行うようにしましょう^^

私は丸一日予定を空けて挑みました。


必要な書類

1. パスポートナンバー
2. タックスナンバー(TFN)
3. 口座番号(BSB / Account number)
4. 電話番号
5. その年の収入があった期間の家の住所
6. 給与明細
7. Superannuationについて

まずはこちらを準備していてください。
番号を控えておくだけで大丈夫です。
この先の税務省への電話で本人確認のため聞かれる情報です。


My Govのアカウントを作成する

まずはMy Govというアカウントの作成からしていきます。

こちらのリンクから作成していきます。


まずCreate accountをクリックし


Emailでのアカウント作成を選択します(左画面)


ご自身のメールアドレスを入力していただき




そちらに送られてくるコードを入力してアカウントを作成してください。



My Govへログインする


作成が完了しましたらログインをし、Linked Serviceをクリック!
(私のアカウントはリンク済みなのでAustralian Taxation Officeと表示されていますがこの欄にあるはずです)

Linked Servicesをクリックしたら



Australian Taxtion OfficeのLinkをクリックします。
(私の画面はリンク済みなのでUnlinkと表示されています。)


Link to ATOというページから情報を入力していく

ここでは名前や住所、生年月日、TFNなどご自身の個人情報を入力していきます。

スーパーアニュエーションや銀行口座の情報を入力します。


ここでATOとのリンクが完了すれば良いのですが
大体の方がスーパー、銀行口座等をATOに申請できていないことが多く
政府と銀行会社が認知できないような状態になっていることが多いようです。
私も同じくリンクできませんでした。


そういった場合、税務省へ電話をかけて紐付けしてもらう必要があります。



ATOへ電話する


まず最初にお伝えした
"必要な書類"の欄をご覧になっていただき資料を手元に準備してください。

ATOの電話番号は13 28 61から電話をかけることができます。(市外局番は必要ありません)
窓口は平日の8:00-18:00なので基本土日にお仕事が休みだという方はお気をつけください。

電話、かなり待ちます。
私も45分ほど電話を待たされました^^;

私のスマホは月額$25のVodafoneのかけ放題プランなので基本料金に含まれていますが、電話料金がかかってしまう方はこちらの見直しも必要そうです。


最初は自動音声が流れますので案内に従ってTFNのナンバーを入力し、その他質問に番号でアンサーしていきます。

その後担当者に変わることになるので40分ほど待ちましょう。


担当者にリンクコードを取得してもらう


担当者に変わると本日何を求めているのか聞かれるので
I would like to make a linked code.

と伝えましょう。


これで担当の方が必要な個人情報(パスポートナンバーや銀行の口座等)
を聞いてきますのでスムーズに答えられるように番号を手元に準備していてください。


電話番号を聞かれますので伝えるとそこに24時間有効のパスコードが送られてきます。

感謝をして電話を切ったらそちらを使ってATOとMy Govをリンクしていきます。



パスコードを使ってリンクしていく


ではまたMy Govのリグイン画面へ移ります。


次こそこちらのAustralian Taxation Officeが表示されるかと思いますので
ここのFor actionからManage Tax Returnを選択します。


申請期間になると表示が変わることもあるかもしれません。


Lodgment(申立)から収入のあった期間を確認してPreperをクリックします。


その後個人情報の入力が続きます。
名前、住所、銀行口座の入力です。


税務上オーストラリアの居住者とは?


中盤にこんな質問がやってきます。

Were you an Australian resident for tax purpose from 1st July to 30 June? 
あなたは7月1日から今年の6月30日にかけて税務上オーストラリアの居住者でしたか?
こちら不安な方はその分の上に書いてある
Visit residency status for tax purposesから調べることができます。


私も気になり調べましたが
私は税務上オーストラリアの居住者でした!!


Residentと書かれると少々ドキっとしますよね。
私は永住者じゃないしVISAもとっても不安定なものを所有しているので。
(パンデミックビザを今持っています)


こういった居住者しか使えない特権を聞かれると毎回緊張します。
ですが晴れて私は税務上では居住者として認められたため
税金がオーストラリア人と同じ金利になりました( T_T)\(^-^ )❤️



そうなのです。
ワーホリさんや私のような短期で働きにきている外国人にかかる所得税はなんと
$45,000以下で15%、、、!
さらに所得が増えると地獄なの?ってくらいのカイジ税率がかけられます笑
(いや笑えませんよね、、、)


ですが税務上居住者に認定されれば$45,000までにかかる税率は0%
地下労働のペリカ収入から解放されるのです!

これは大きくないですか?!15%が0%ですよ?!
これ全部返ってきますからね!
タックスリターンは正直めんどくさいですけど1日の労働で数十万円なんて
普通の会社員には無理です。
でもそれ、リターンできちゃうなら誰だってやるべきです。
やらない理由が見つからない、、!



(余談)カイジ金利を避ける為にはどのくらいオーストラリアで働くべき?


ここで税務上の居住者に該当しない人として半年未満のオーストラリア滞在の方は非常に勿体無い!

もし少しでもタックスを多く返上してもらいたいのであれば7ヶ月以上は滞在、勤務すべきだと言えます。
※情報は日々変化します。気になる方はこちらをご覧ください。


歯科医療従事者向け!タックスリターンであれもこれも経費にしちゃおう!(合法です)


さて。みなさん大変お疲れ様でした。
ここで大体の申請は完了になります。


この後からは歯科医療従事者向け(おそらくその他医療従事者の方も参考になるかと思います)
経費の落とし方を紹介していきます!

オーストラリアでたくさん勉強し、たくさんおしゃれしてもらいたいので
賢く物を購入し、賢く経費としてさらに自己投資へと繋げていただければなと思います^^♡


ここまで無料でお付き合いくださった方、ありがとうございました。

有料記事をご購入される方はよろしくお願いたします♡


記事の最後にサポートするという欄がございますのでもし無料版でもお役に立てていたら投げ銭のほど、よろしくお願いいたします♡
100円から可能です。


こちらの記事も前回と同じく初回限定で980円(今日から1週間限定)で販売させていただきます^^
それ以降は値上がりいたしますのでご了承ください。


では!

ここから先は

2,536字 / 3画像

¥ 3,000

この記事が参加している募集

お金について考える

記事が面白いなと思ったらサポートをお願いいたします♡ いただいたサポートでお仕事を頑張る一息に使わせていただきます☕️♡