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それぞれの道

歯科衛生士になってかれこれ20年近く経ち、自分自身のこれからの進路もそうだが、まわりの考え方を聞く機会も増え、将来についてより考えるようになった。

ある時後輩が歯科衛生士とは別の道を検討していると話しており、現在は衛生士と掛け持ちで働いているのだそうだ。
その後輩は2年弱一緒に働いていたこともあり、勝手に彼女のことを案じ、ネガティブな反応をしてしまった。
衛生士としてまだ満足な働きもままならないのに、畑違いの仕事も行うのは許容量を超えてしまうとか、衛生士の業務を知った気になってはいけないし、もう少し勉強することも必要だとか。
でも言った後で我に返った。
それって私自身にも言える話だ。
というか私自身の話だ。

仕事柄色々な歯科関係者と働く機会があり、有難いことに歯科医院の裏側を見る機会や知る機会も多い。
そこで「知った気」になっていたのは私自身だった。
恐ろしく恥ずかしい。

今現在、企業と歯科医院の現場と掛け持ち、仕事をさせて頂いているが、もっと深くもっと勉強して知ることが必要なのは私自身なのに、人に説教たれるなんて烏滸がましい。

実際私はやりたいことが分かっているのに自分で出来ない言い訳をしながら後回しにしている。
誰に何と言われようとやればいいのに。
そんな自分が分かっているし、もどかしいから行動している後輩にネガティブな発言をして正当性を保とうとしている。

今起こすべき行動はそんなことじゃなくて、自分のやりたいことをかなえるための行動だ。
1つでも少しでも、先へ進むためにやるべきことをするんだ。

そのための行動としてNOTEを継続してみる。
私の気持ちや意見をまとめるために、自分のためにやってみる。

とても大切なことを気づかせてくれた後輩に心からありがとう。
頑張ってね、応援しているよ!

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