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隠せなくなった時代の生き方。 12月21日 The Whistle-Blower 内部告発の二面性


#12月21日 おはようございます。
今日は弘法大師空海、お大師さまの年納めの日。

と言いつつも、そんなに信心深いわけではありませんが、縁日っていうのも、人生タイミングですから、使いようだと思ってます。いいなと思ったら、取り入れ、あかんわ、と思ったら、止めればいいのですから。

とはいえ、お大師様は商売上手で学ぶ点が多くあります。四国88ヶ所巡りなんて、「リアルすごろく」だし、最後は高野山がゴール。施しも受けますが、色々と支出も多いわけで、もし、四国88ヶ所巡りがなかったら、四国は今よりもっと早く過疎化が進み、文字通り死の国々になっていたかもしれません(それでも、日本全国人口減少で過疎化は深刻です)。

さて、今日の #ドラッカー365の金言 は、
#The Whistle_Blower (笛吹男)
#内部告発の二面性

今日のテキストは、『すでに起こった未来』7章 企業倫理とは何か 156〜157ページ 1994年版 より。本文はこちらで紹介しています↓


つい先日も、エネオス社長の事実上の解任が起こりました。また、今年はビッグモーターの不祥事や自民党の政治資金不記載など上司や組織の不正や法律に反している場合の内部告発?が発生しています。

不都合なことは隠せ、黙ってろ、という時代は終わりました。

  • NHK党の立花氏がNHKの不正を暴露し、国民からの信任を得て、国政政党へと成長させたように、

  • 去年のガーシー暴露騒動に芸能人や事務所がひれ伏し、国民が喝采しました。

  • また、暇空茜氏がNPOの公金不正受給と東京都の公金不正贈与疑惑を暴き、報道されてもいないのに、SNSで支援の寄付金が1億円以上も集まり、支援しているように、

  • LGBT法案の不条理さに怒った作家の百田氏とジャーナリストの有本氏が10月に立ち上げたばかりの政党「日本保守党」が2ヶ月で6万人近い党員を集め、名古屋・秋葉原・新橋・大阪で行われた街頭演説会に数千もの人たちが集まるほど支援しているように、

こうした事例からわかることは、組織が個人を守らないのなら、個人も組織に易々諾々と従うことなく、義があるのなら、黙っているわけにはいかないと告発する時代になっている、ということです。

組織の論理に従わなければ、お前のようなちっぽけな存在を裏切り者として社会から抹殺してやる、といった脅しも、SNSの1ポストの前には無力です。

女性町議の発言を是とし、感情で、草津市長を批難・糾弾していた人たちが、裁判で真実が明らかになった途端、「被害者仕草」で「自分は悪くない。だけど訴えないで。元々彼女は怪しいと思っていた」などと180度態度を変える浅ましい姿を見るにつけ、戦前、国民を煽り倒した大学やメディアがGHQの進駐時にどう振る舞ったかを思い起こさせます。

己の行動と「社会の「義」」がどこにあるのか、そんな余計なことを計算して振る舞う浅ましさ。

それまでの「是」が「非」に変わり、知らないところから批判を受ける。
そういうのって確かに「生きづらい」よな。

「場の空気」を読むことが天才的な世渡り上手な人でないと、生きづらいのかしら?面倒な時代ですが、調整しつつ、それぞれの場所で、今日もやっていきましょう!いい1日となりますように。

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#内部告発には二面性がある
#現実の問題として内部告発の奨励は上司と部下の絆にどのような影響を与えるでしょうか


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