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上司とどう付き合う? 4月23日 The Crucial Promotions 最も重要な昇進

今日のテキストは、『創造する経営者』1964年版 第3部 成果達成計画>第14章 成果達成中心を企業内に浸透させる>Ⅲ 従業員、その職務と精神 328〜330ページより


#ドラッカー #365の金言  から今日もやっていきましょう。

本日 #4月23日 火曜日のテーマ:
 #The_Crucial_Promotions
#最も重要な昇進

人事とくに昇進の人事が、組織が信じているもの、望んでいるもの、大事にしているものを明らかにする。言葉よりも雄弁に語り、数字よりも明確に真意を明らかにする。

 例えば、ある会社は理念中心で経営している、と社長が語って強調していても、成果で営業マンの成績を計って昇進人事が行われていれば、それは成果主義だろう、と。

組織人としては、組織のロジック=何をしたら認められ、昇給昇進するか、に最適化せざるを得ません。たとえ社会的には批判されようとも、それをしなくては組織内で認められない、昇給昇進しないと明らかならば、そうせざるを得ない。それが、ダイハツ、ビッグモーター、損保ジャパンなどで起こった不祥事の大元だろう。

プロチームでも、監督が変わると、新監督の方針に沿った選手は起用され、合わない選手は放出される、と言うことが起こる。これは、GMや監督の世界観とかチームの理想像によって、チームが変わることを意味する。選手側も実力があってもGMのチーム構想と合わなければ、合うチームへ移籍し、移籍先で活躍するケースも多々あります。

起用されない、とくすぶっていた職員も、新しい上司の世界観と合うと水を得たように活躍しだす、という事例も少なくありません。

あなた自身の世界観と所属する組織や上司の世界観とがマッチしていることが望ましいわけですが、部下は上司を選べません。部下としては「上司をやり過ごす」という戦略よりも、「上司を出世させるために己のエゴを捨てる」という戦略の方が昇給昇進の道が広がるわけですから、そちらの道を選ぶことになると思います。処世術を生かしつつ、今日もお元気で!


今日の金言:
#最も重要な昇進とはトップマネジメントが選ばれる母集団への昇進である

ACTION POINT :
#重要な昇進については組織の価値観を重視するようあなたの影響力を行使してください

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